~セミナーレポート~
【大阪開催】Yahoo! JAPAN担当者登壇!最新トレンドをお届け!トリプルメディア活用によるサイト集客力アップセミナー
2017年2月9日(木)14:30-17:00
大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪タワーB23F
自社サイトの売上や集客にお悩みの方を対象に、「トリプルメディア」の活用方法について最先端の情報をお届けした。
第一部「ペイドメディア」では、コンテンツマーケティングの最新事例について解説。
第二部「オウンドメディア」では、Google Analyticsを活用した自社メディアの改善方法についてご紹介。
第三部「アーンドメディア」では、SNSのより効果的な活用方法を、自身の運用経験を踏まえてご説明した。
第一部では、「広告」を使用した集客について、コンテンツマーケティングの有効性と押さえるべきポイントをご解説いただいた。
導入部では、近年のWeb広告市場とユーザー行動の変化をご紹介。
メディアや情報量が急増している現代において、ユーザーが情報を受け流す(スルーする)比率が高くなってきており、「求めている情報とのギャップ」に最も大きな不満を抱えている現状に触れた。
続いて、そのような状況で効果を発揮しているコンテンツマーケティングのポイントや具体的手法をお伝えした。要点をまとめると、以下の通りである。
ご来場者のうち、既にコンテンツマーケティングを始めている方もいらっしゃったが、どの参加者にも共通して、
「コンテンツ作りに注力して、活用ができていない」
「もしお金と労力をかけて作ったとしても、果たして人が集まるのだろうか」
といった活用へのお悩み・不安をお持ちの方が多いように見受けられた。
それに対し、最後にYahooコンテンツディスカバリー(Yahooニュースなどの記事末尾に表示されるリコメンド広告)を使用した集客事例をご紹介。
キャッチ・サムネイル等のクリエイティブや導線を工夫すること、コンテンツマーケティングに適した媒体を使用する等のポイントを押さえることで、流入元に占める割合が42.8%、集客単価がYahoo!ディスプレイネットワークに比べて1/3に抑えられるなど、コンテンツマーケティング活用の威力を再認識し、第一部の締めくくりとなった。
第二部では、
・どのようにオウンドメディアを運用していけばいいかわからない
・Google Analyticsをどのように活用すればいいかわからない
といった方を対象に、Google Analyticsを活用した自社サイトの改善手法を、実践レベルでご説明。
「KPIの設定⇒正確な計測環境の整備⇒レポーティング⇒分析⇒改善施策」という運用の流れに沿って進行した。
前半では、オウンドメディアの役割や、それに沿ったKPI(ゴール)設定のポイントをお伝え。
特にKPIについては、設定されないまま施策を打ってしまうと、後で結果の良し悪しや要因が判断できず、次への改善に繋がらないため、力のこもった説明となった。
KPI設定のポイントとしては、一足飛びに売上を目標とするのではなく、資料ダウンロードや問合せ獲得など、売上に直結する指標(マイクロコンバージョン)に分解して設定することをお奨めした。
続いて、KPIや分析環境の設定方法を、Google Analyticsの画面を用いて解説。
実際に活用が進まない企業には、正しく初期設定が済んでいないために正確な数値が取れない状態のまま止まっているケースも多い。
ポイントを絞ってのご紹介だったが、熱心にメモを取られている参加者が多く見られた。
また、EC-Growth-Lab(弊社の自社サイト)の事例を交えて、Google Analytics上での分析方法についてもご説明し、「どこから来たユーザーが、どの記事を見て、どれくらいコンバージョンしたのか?」という流れに沿って、実践的にお伝えした。
その中でGoogle Analyticsの応用機能にも触れ、目標設定を活用したコンテンツの分析手法、散布図を利用した可視化テクニックなど、すぐに使える手法を紹介して第二部を締めくくった。
前半は、最新SNS動向と各メディアの特徴について。
国内SNS利用者や月間アクティブユーザーが右肩上がりで推移していることに触れつつ、Facebook/ Twitter/ LINE/ Instagramといった主要なSNSを取り上げ、各媒体の特徴や使い分け方を解説。
また、SNS活用に限らずだが、最初に利用する目的を明確に定めたうえで、その目的や対象にフィットした媒体を選択することが重要であることをお伝えした。
また、自社SNSを運用する際にありがちな問題として、「一人の担当者に業務が集中」「発信タイミングがまちまち」といった例をご紹介。
役割が一人に集中して、質の高い発信が続かない事例も多い。工数と担当者を管理しながら、企業としてSNSを育てる体制構築が重要である。
発信タイミングについても、「毎日AM9:00」など曜日・時間帯・頻度を予め決めておき、効率的にユーザーへの摺込みを行うことをお奨めした。
後半の内容は、すぐに使えるSNSの実践的な活用法。
弊社のクライアント様(中古アパレルブランド)の事例を用い、店舗スタッフによる投稿やO2Oの成功事例をご紹介。
また、長く運営した際に直面するのが、ユーザーの「飽き」である。マンネリを解消する方法として、クーポン配信や投票などSNS固有の無料機能の活用をご紹介し、締めくくりとさせていただいた。
セミナー終了後は多数の質問が寄せられた。
ご多用の中、セミナーにご参加頂きました各社様、誠にありがとうございました。
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