【入門編】GoogleAnalytics活用術
-アクセス解析の重要性&基本設定総チェック-

~セミナーレポート~

セミナー概要

テーマ

東京 集客支援セミナー
【入門編】GoogleAnalytics活用術
-アクセス解析の重要性&基本設定総チェック-

開催日時

2015年1月22日(木)13:30~15:15

会場

GMOペイメントゲートウェイ 東京本社 大会議室

講師

GMOペイメントゲートウェイ株式会社
集客支援部 WEBアナリスト
菅原 悠

会場の様子

GMOペイメントゲートウェイ主催の集客支援セミナーの中でも、一番の人気を誇るGoogleAnalytics。今回も、応募開始直後より申込ラッシュが始まり、翌日夕刻までに予定開催人数の3倍を集め、異例の早さで満員締切となった。

【前半】GoogleAnalyticsによるアクセス解析の重要性とKPI設計について

会場の様子

前半は、(1)アクセス解析の重要性、(2)GoogleAnalytics管理画面基本構造、(3)KPI設計とGoogleAnalyticsで見るべき指標、の三部構成。


(1)アクセス解析の重要性

アクセス解析が重要なのは、サイトの強み・弱みを発見して、改善施策を実行・継続するためである。

しかしながら現状は、「とりあえず」「とにかく」「おそらく」といった勘だよりの危険なマーケティングに陥りがちなクライアントが非常に多く、さらに、GoogleAnalyticsを「見てるだけ」で施策を何も行わない例も。

アクセス解析を導入するなら、分析~仮説~施策~アクションという、「PDCAサイクル」を回し、持続させることが非常に重要である。


(2)GoogleAnalytics管理画面基本構造

まず、GoogleAnalyticsアカウント構造の理解から。
アカウント>プロパティ>ビューの三層構造。
レポートは、縦軸:ディメンション、横軸:指標の二軸表形式からなる。
セッション、PV等、各基本指標について、また利用頻度の高い4つのレポートについても解説。

サイトを成長させるためなら、ディメンション、指標を全て扱おうとする必要はなく、見るべき指標を選定する必要がある。
その見るべき指標こそがKPI「重要業績評価指標」である。


(3)KPI設計とGoogleAnalyticsで見るべき指標

サイトの最終的な目標がKGI。KGI達成のために必要不可欠なものがKPI。
KPIの数値が向上すれば、おのずとKGIが向上するという相関関係にある。

KPIを設計するためには、現状実績の把握、実績に基づく仮説立てが必須で、仮説を基にしてKPIを定義・可視化していくとよい。

以上のように、前半部分では、これからGoogleAnalyticsを運用していく方を対象に、心構えに重心を置いた内容で解説させていただいた。

【後半】GoogleAnalyticsで成果を可視化するために押さえたい基本設定総チェック!

後半は、(1)3つの必須オプション設定、(2)7つの重要オプション設定の二部構成。
前半よりも実践的な内容で、全部で10項目にわたる推奨設定を、難易度を交えながら順番にご紹介。


(1)3つの必須オプション設定

正確な詳細実績の把握、ひいてはKPI定義に必須な設定のため、必ず設定を行うことが望ましい。

具体的な設定内容は、目標設定とカスタムレポート、URLのパラメータ設定、eコマース設定について。


(2)7つの重要オプション設定

得られるデータは非常に有益なものの、設定はサイトの目的に沿って行うことが大事で、7つの設定からサイトの目的に合致するものだけ選ぶとよい。

内容は、目標到達プロセス、サイト内検索キーワード取得、年齢・性別などのユーザー属性取得など。比較的簡易ながら、GoogleAnalyticsの特性をふんだんに活用できるとあって、熱心にメモを取る参加者の姿が多く見られた。

【総括】セミナーを通して

会場の様子

毎回、大盛況のGoogleAnalyticsセミナーだが、回を追うごとに熱気が増していくのを感じている。
GoogleAnalyticsの普及とともに、アクセス解析が身近になってきてはいるものの、分析からアクションに至るまで、PDCAサイクルを確立できている加盟店様はまだまだ少数派。
今後も、より実践的な内容で、参加者の皆様の成果に直結するセミナーを行っていきたい。

今回ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。
私ども集客支援部では、加盟店の皆様を対象に、GoogleAnalyticsのアクセス解析によるサイト改善のコンサルティングサービスをご提供いたしております。

ご興味をお持ちの方は、下記までお問い合わせ下さいませ。