CtoCウェブサービス「TRIP」にカード決済を導入 | 成功事例

株式会社TRIP 様

GMO-PGだから導入できたクレジットカード決済。
決済画面デザインのフルカスタマイズから無料のテスト環境など至れり尽くせりでした。

地域の観光商品、体験を売買できるCtoCウェブサービス「TRIP」では、決済ソリューションにGMOペイメントゲートウェイ(以下、GMO-PG)の総合決済サービス「PGマルチペイメントサービス」を採用。 なぜGMO-PGが選ばれたのか、GMO-PGだから実現できたこととは。導入経緯や決め手について、株式会社TRIP様にお話を伺いました。

情報発信の敷居をグッと下げるプラットフォームでありたい

  • 情報発信の敷居をグッと下げるプラットフォームでありたい
  • GMO-PG「TRIP」の具体的なサービス説明を交えながら、弊社をお選びいただいた決め手についてもお伺いしていきたいと思います。サービス立ち上げの動機とは、どういうものだったのでしょうか。

    TRIP代表取締役社長 吉原氏(以下、吉原氏)もともと僕や会社スタッフはアクティビティが好きで、僕自身、長野県出身で実家がアウトドアスクールをやっているんです。ラフティングとかスキーとか。

    ところが、そういった体験型商品はなかなか世の中に出ないというか、流通させづらいという状況があります。例えば2~3人しか受け入れられない、しかも土日しかやっていない、というような観光プランとなると、そういう体験型商品を提供する側としては、どうやって流通に乗せたらいいいかさえわからない。

    じゃあHPを作ったところでHPに人は来るのか・・・、という新たな悩みも出てくるとは思うのですが、これはお客さんを集めるのとはまた別の問題じゃないですか。

    GMO-PGHPは更新を最低限に絞ったとしても、維持・管理が大変ですよね。

    吉原氏しかもそこにお金もかかるという。敷居が高いんです。例えば物販だったら大手のモールだとか、既存サービスもたくさんあります。

    ただ観光も含めた体験型商品を売る方法はEC界隈を見渡してもパッと見、存在しなかった。あまり知られていない観光地をどう知ってもらうか。それには地元の事業者様がもっと気軽に手軽に情報発信できて、それをキャッチできるような仕組みである必要がある。しかもただ作るだけではなくて売る側にとってハードルの低いプラットフォームでありたい。

    そうして生まれたのが「TRIP」だったんです。

カード決済がCtoCマーケットの誕生で変わったこと

吉原氏これまでカード会社のレギュレーション上、なかなか審査が通りにくかったと思われるこうしたCtoCサービスが最近になって通るようになったのは、とてもいいタイミングでリリースできたなぁと感じています。業界的にはどういう変化があったのでしょうか。

GMO-PG決済代行会社としてカード会社様の審査はもちろん絶対なのですが、いままではNGだった商材・サービスについても市場全体の成長性や将来性をカード会社様と共同でリサーチしていく中で、審査が下りるようになったケースはあります。

弊社の場合、CtoCビジネスに特化したチームが社内に存在しており、体制が完備されていることが特長です。このチームを中心に新しいビジネスモデルに合った審査基準のあり方を検討、提言していく。そういう取り組みを行っています。

CtoC市場に対する社会全体からの認知度や市場拡大に対する経済面、文化面での期待の高まり、注目されるサービスや事業者の登場という外部環境としての追い風もあり、無事カード決済を導入いただけたことにホッとしています。

決済導入はスピード感とレスポンスの早さがカギ

GMO-PGカード会社様への説明、交渉を通して審査許可までの道筋をつけるという決済代行会社というポジションならではの、一定の役割は果たせたのではないかと思っておりますが、率直なところ、弊社の対応はいかがでしたか。

TRIP 内藤氏とにかく対応が本当に早くて助かりました。担当の営業の方は、わざわざ出張先からも電話をくれましたし。(笑)

サイトの開発も日々並行して行っている中で、レスポンスが遅いとそれだけでプロジェクトが止まってしまったりします。そこが早くて本当に助かります。まずは我々としても無事にリリースできてよかったという感想に尽きますね。日程もほぼスケジュール通りに進めることができました。

決済画面の高いカスタマイズ性に驚きました

GMO-PG開発のお話が出てきましたので、組み込みなどシステム面におけるGMO-PG決済「PGマルチペイメントサービス」のよかった点についてもお聞かせいただけますでしょうか。

TRIP 村岡氏決済画面のリンクフォームがほぼ丸々デザインのフルカスタマイズが可能で、別サイトに遷移した印象をユーザーに一切与えることなく実装できたのはとてもよかったです。エンジニア経験の中でもあまり遭遇したことのないシステム仕様で驚きました。これはすごいと。決済画面で急にデザインが変わると、違和感も相まって離脱する人は多いと思っています。

あと組み込みに関してはリンクタイプを使ったのですが、ライブラリ、ソースコードがとても整理されていて、開発速度のスピードが大きく上がりました。テスト環境もあって至れり尽くせり。サクサク組めましたね。

「TRIPっていいよ」と言ってもらいたいですね

GMO-PGありがとうございます。差し支えのない範囲で、今後の展望についてお聞かせいただけますでしょうか。

TRIP 吉原氏既にLIG(※株式会社TRIP様の親会社)を知っているような人には、サービスリリース時に取り上げていただいたニュースメディアを目にして「使ってみようかな」と思っていただける機会があります。 今後はそうではない人、全国の事業者様に対しても枠を広げてリーチして、認知を広げていきたいですね。

具体的な戦略は2つあります。

1つはメディア上でどんどんPR戦略を行って、いわゆるITリテラシーの高めな若い世代の事業者様に広めて実際に使っていってもらうということ。 その上でTRIPを使ってビジネスを成功させていってもらうことで「TRIPっていいよ」と口コミで他の事業者様に紹介してもらえるような、そういうサービスを目指しています。

もう一つは業務提携している観光コンサル会社(株式会社観光販売システムズ様)と一緒に、自治体様にTRIPに参加していただき、そこから各地域の事業者様にも参加していただけるような流れを作っていきたいです。

より信頼される決済インフラを目指して

GMO-PGもっと先の未来、例えば5年後ですとか2020年の東京オリンピック開催の頃はどのような姿をイメージされていますでしょうか。

TRIP 吉原氏その頃は多言語対応を考えています。日本人が日本国内を旅行という形態だけでなく、外国人が日本の各地を旅行するような、それを目指したいですね。

理想としては、ある体験型商品、観光型商品を売りたいと思っている日本の事業者様が、出品時にボタン一つを押すだけで英語、中国語、韓国語に一発翻訳・出品されるような、そういうサービスになっていたらなぁと思います。海外の事業者さんに使っていただくことも将来的には想定しています。

そうやって事業者様もユーザーも集まるサービスに育てていくことを目指していきたいですね。

GMO-PG楽しみですね。弊社としても「TRIP」を支えるインフラとして、安定稼動、セキュリティ強化をはじめとし、今後も全力でサポートさせていただきます。本日はありがとうございました。

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