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株式会社メルカリが、ForterのAI判定プラットフォームを本格導入
~クレジットカードの不正決済対策として、「セキュリティの担保」と「真正な顧客に対するスムーズな決済体験の提供」を両立~

2026年10月15日

報道関係各位

Forter
GMOペイメントゲートウェイ株式会社

次世代コマースのためのAI判定プラットフォームを提供するForter(フォーター、本社:米国ニューヨーク州)と、GMOインターネットグループのGMOペイメントゲートウェイ株式会社(代表取締役社長:相浦 一成 以下、GMO-PG)は、日本最大のフリマアプリ「メルカリ」を運営する株式会社メルカリ(本社:東京都港区、代表執行役 CEO:山田 進太郎、以下、メルカリ)が、クレジットカードの不正決済対策としてForterのAI判定プラットフォームを本格導入したことを発表します。
ForterとGMO-PGは、メルカリと3社で初期段階から共同で検証を進めた結果、この度ForterのAI判定ソリューションの導入に至りました。なお、GMO-PGのオンライン総合決済サービス「PGマルチペイメントサービス」においては、Forterの不正判定機能を標準実装したAPI(Application Programming Interface)を提供しております。

株式会社メルカリが、ForterのAI判定プラットフォームを本格導入

【導入の背景】

メルカリではこれまで、お客さまの安心・安全な利用環境の構築のために、さまざまな不正対策を実施してきており、クレジットカードの不正決済対策にも取り組んでいます。これまでは、自社ルールに基づき、認証が必要と判断した取引への3Dセキュア(※1)の適用、確認が必要と判断した取引への目視での確認により不正対策を行ってきました。
一方で、不正手口の巧妙化が進む中で、3Dセキュアのフリクション(※2)による決済体験の毀損、チャージバック(※3)や不正対策の人的コストの増加といった課題を抱えており、「セキュリティの担保」と「真正な顧客に対するスムーズな決済体験の提供」を両立させるため、新たな不正決済対策ソリューションの選定が進められました。

  • (※1)クレジットカードのオンライン決済において、カード会員本人であることを確認する本人認証の仕組み。カード会社が保有する情報に基づき、追加の認証を求める場合があります。
  • (※2)決済の手続き上、利用者に生じる手間や中断のこと。認証画面への遷移やパスワードの入力などが該当します。
  • (※3)クレジットカードの不正利用などにより、カード会員がその決済に同意していないと申し出た場合に、カード会社が当該取引の売上を取り消し、加盟店が代金を負担する仕組み。

【Forterの選定と先行検証の結果】

本格導入に先立ち実施された先行検証では以下の3つの領域において、Forterはいずれもメルカリが設定した評価基準を上回る結果を示しています。

① 3Dセキュアの利用率を低減し、クレジットカードGMV(※4)が向上

Forterは取引の要求時に「OK(承認)/NG(拒否)/3Dセキュア(推奨)」の3つの選択肢で判定を返します。三択であれば、加盟店(※5)はリスクの低い取引には3Dセキュアを適用せず、判断が必要な取引に絞って推奨できます。EMV 3-Dセキュアの導入義務化(※6)への対応も、同じ仕組みの中で自動化されます。
先行検証では、不正リスクを拡大させずに、3Dセキュアの利用率が低下し、クレジットカードGMVが向上しました。

② チャージバック金額を約10分の1に

Forterはグローバルのアイデンティティ・ネットワーク(※7)を有しています。約6,000のデータ属性をリアルタイムに分析し、取引ごとに信頼性を判定します。不正手口は国境を問わず進化します。そのためメルカリは、自社データのみに依存しないグローバル規模のデータ基盤を、選定にあたって重視しました。
元々業界水準を下回るチャージバック発生率でしたが、先行検証ではそこからさらに改善。チャージバック金額を従来システム比で約10分の1の水準に抑えました。拒否と判定した取引についても、真正な取引を誤って阻害する事象は見られませんでした。

③ 目視での確認とルールメンテナンスのコストを削減

Forter側でAIモデルの更新と、グローバルで発生する新たな不正手口への対応をリアルタイムに実施します。そのため加盟店側でのルールメンテナンスは不要です。目視での確認も自動化され、メルカリは不正決済対策における属人的な業務負荷を解消しました。

  • (※4)支払い方法がクレジットカードの売上。
  • (※5)クレジットカードによる決済を受け付ける事業者。本件ではメルカリを指します。
  • (※6)経済産業省の指針等に基づき、クレジットカードの不正利用対策としてEC加盟店に求められている、EMV 3-Dセキュア(3Dセキュアの最新規格)の導入対応。
  • (※7)複数の事業者における取引の履歴を横断的に蓄積し、購入者の同一性や信頼性を判定するために用いるデータ基盤。

【GMO-PGの統合APIを通じた導入】

本導入では、GMO-PGが「PGマルチペイメントサービス」上に構築したForter統合インターフェイスを活用しています。Forterの不正判定リクエスト、判定結果に基づく3Dセキュアの適用、決済処理までの一連のフローがGMO-PGのAPIに集約されているため、メルカリは既存の決済連携の延長でForterを導入できました。Forterとの個別のAPI接続開発やインフラ構築が不要となり、開発工数の軽減と、検証開始から本番稼働までの期間短縮につながっています。

【各社コメント】

■株式会社メルカリ 執行役員 VP of Customer Service / Trust and Safety Marketplace 田中 啓介さま

メルカリでは、誰もが安心・安全に取引を行える利用環境の整備と、決済時の摩擦を極限までなくした滑らかな顧客体験(UX)の両立を最優先事項として掲げています。これまでは巧妙化する不正者に対し、自社不正検知ルールや3Dセキュアのリスクベース判定等で対抗してきましたが、真正なお客さまの『カゴ落ち』が発生し、ジレンマを抱えていました。GMO-PG様およびForter様との強力なパートナーシップのもとで実施した先行検証では、チャージバックを約10分の1に削減しつつ、決済成功率の改善によりクレジットカードGMVを向上させるという成果を達成できました。自社不正検知ルールのチューニングや目検作業からも完全に解放され、今後のスケーラブルな事業展開への確固たる決済インフラが構築できたと確信しています。

■Forter 日本担当カントリーマネージャー 野田 陽介さま

日本のECを代表するメルカリ様に、セキュリティおよび決済の顧客体験向上を担うパートナーとしてForterを採用いただいたことを大変嬉しく思います。今回の先行検証で示された成果は、弊社が保有する世界20億人のユーザーネットワークによるリアルタイム判定が『不正をシャットアウトする』のみならず、『摩擦を取り除き、GMV・売上向上を高める』ものであることを如実に示しています。今後もメルカリ様と不正利用者の「徹底的な排除」と決済時の「コア体験(Core CX)強化」をサポートしてまいります。

■GMOペイメントゲートウェイ株式会社 執行役員 谷中 亮

当社は、メルカリ様に対し、決済インフラを提供するPSP(Payment Service Provider/決済サービスプロバイダー)として、またForter様のパートナーとして、本プロジェクトを初期段階から共同で推進してまいりました。決済セキュリティの強化と購入者にとってスムーズな決済体験の両立は、多くのeコマース事業者様が抱える課題です。今回のプロジェクトでは、Forterのリアルタイム判定と、当社の決済システムを組み合わせることで、チャージバックの大幅削減とGMVの向上を同時に実現できました。今後も両社とのアライアンスを通じて、メルカリ様の事業成長を支援するとともに、日本のeコマース市場における安心・安全な決済環境の発展に貢献してまいります。

【メルカリについて】

株式会社メルカリは、「あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる」をミッションに、日本とUSでフリマアプリ「メルカリ」を展開し、越境事業を通じたグローバル展開を推進しています。テクノロジーの力で世界中の個人と個人をつなぎ、誰もが簡単にモノの売り買いを楽しめることで、資源が循環する豊かな社会、個人がやりたいことを実現できる社会を目指します。さらに、メルペイの金融事業、メルコインの暗号資産関連事業、鹿島アントラーズを通じたスポーツ事業をはじめ、グループとして新たな価値創造に取り組んでいます。

【Forterについて】

Forterは、コマースにおけるあらゆる重要な局面で、最適なAI判定を提供します。グローバルのアイデンティティ・ネットワークに基づく自社AIが、新規登録から決済、返品に至るまで即座に信頼性を判定。優良な顧客に常に最適な体験を届けます。ZOZO、えきねっと、ASICS、BEAMSをはじめとする100万近くの事業者が、良質な顧客のロイヤルティを高めるためにForterを導入しています。大切な顧客にはストレスのない体験を、ビジネスには確実な収益をもたらします。
本件に関するお問い合わせ:https://www.forter.com/ja/request-demo/
Forterのウェブサイト:https://www.forter.com/ja/
Forterのニュースルーム:https://www.forter.com/ja/newsroom/
Forterのブログ:https://www.forter.com/ja/blog/

【GMOペイメントゲートウェイ株式会社について】

オンライン化・キャッシュレス化・DXなどを支援する決済を起点としたサービスを提供するPSP(Payment Service Provider/決済サービスプロバイダー)です。年間決済処理金額は23兆円を超えており、オンライン総合決済サービスはEC事業者やNHK・国税庁等の公的機関など15万店舗以上の加盟店に導入されています。
決済業界のリーディングカンパニーとして、オンライン総合決済サービス、対面領域での決済サービス、後払い・BNPL(Buy Now Pay Later)、金融機関・事業会社へのBaaS支援、海外の先端FinTech企業への戦略的投融資、AI活用を前提とした次世代決済プラットフォームの構築など、決済・金融技術で社会イノベーションを牽引し、持続可能な社会の実現と社会の進歩発展に貢献してまいります。(2026年6月末時点、連結数値)

【GMO Payment Gateway, Inc.】

GMO Payment Gateway, Inc. is a leading PSP (Payment Service Provider) that provides payment-centered services supporting customers' online migration, cashless transformation, and digital transformation (DX).Annual transaction value exceeds 23 trillion yen and our online comprehensive payment services have been adopted by over 150,000 merchants such as EC operators and public institutions of NHK and National Tax Agency, etc.
As the leading company in the payment industry, we contribute to the advancement and realization of a sustainable society by driving social innovations using payment and financial technology through our services, such as online comprehensive payment service, payment services in the offline market, Buy Now Pay Later (BNPL), BaaS Support services to financial institutions and enterprises and strategic investment and lending to overseas leading-edge FinTech companies, and the development of next-generation payment platforms built with AI integration in mind. (As of end-June 2026, consolidated figures)

【報道関係お問い合わせ先】
GMOペイメントゲートウェイ株式会社
企業価値創造戦略統括本部 広報部
TEL
03-3464-0182
お問い合わせ
https://contact.gmo-pg.com/m?f=767
GMOインターネットグループ株式会社
グループ広報部PRチーム 新野
TEL
03-5456-2695
お問い合わせ
https://group.gmo/contact/press-inquiries/
【「PGマルチペイメントサービス」に関するお問い合わせ先】
GMOペイメントゲートウェイ株式会社
イノベーション・パートナーズ本部
TEL
03-3464-2323
お問い合わせ
https://contact.gmo-pg.com/m?f=790

【Forter】(URL: https://www.forter.com/ja/ )

会社名 Forter, Inc.
所在地 575 5th Ave, New York, US
代表者 Michael Reitblat
事業内容 ■デジタルコマースのためのトラストプラットフォーム提供

【GMOペイメントゲートウェイ株式会社】(URL: https://www.gmo-pg.com/ )

会社名 GMOペイメントゲートウェイ株式会社(東証プライム市場 証券コード:3769)
所在地 東京都渋谷区道玄坂1丁目2番3号 渋谷フクラス
代表者 代表取締役社長 相浦 一成
事業内容 ■総合的な決済関連サービス及び金融関連サービス
資本金 133億23百万円

【GMOインターネットグループ株式会社】(URL: https://group.gmo/ )

会社名 GMOインターネットグループ株式会社(東証プライム市場 証券コード:9449)
所在地 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者 代表取締役グループ代表 熊谷 正寿
事業内容 持株会社(グループ経営機能)

■グループの事業内容
インターネットインフラ事業
インターネットセキュリティ事業
インターネット広告・メディア事業
インターネット金融事業
暗号資産事業
資本金 50億円

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