• PGセミナー

<セミナーレポート> 越境ECセミナー~越境ECの手軽な始め方~

越境ECセミナー~越境ECの手軽な始め方~

~セミナーレポート~

セミナー概要

テーマ

越境ECセミナー~越境ECの手軽な始め方~

開催日

2016年11月24日(木)

会場

GMOペイメントゲートウェイ株式会社 東京・渋谷本社
(東京都渋谷区道玄坂1-14-6 ヒューマックス渋谷ビル 7F)

講師

  • 【第一部】 GMOペイメントゲートウェイ イノベーションパートナーズ本部 第2営業統括部 第1営業部 近西 潤哉
  • 【第二部】 ジェイグラブ株式会社 代表取締役/中小機構越境ECコンサルタント 山田 彰彦 様
  • 【第三部】 GMOペイメントゲートウェイ 企業価値創造戦略本部 グローバルビジネス統括部 早川 伸夫
  • 【第四部】 GMOペイメントゲートウェイ 企業価値創造戦略本部 集客支援部 菊池 真也

概要

越境ECに興味はあるものの、対応方法が分からない、海外ユーザー対応ができない、輸出方法が分からないなどの課題をお持ちであるため、越境ECをはじめることができないEC事業者様向けに、当社パートナー様が提供するサービスを利用し、越境ECを始めていただけるような案内をいたしました。

【第一部】購入代行サービスの活用について

セミナー会場の様子1

第一部では、当社イノベーションパートナーズ本部第2営業統括部第1営業部の近西潤哉より越境ECを手軽に始めたいEC事業者向けに株式会社FROM JAPANが提供する「バナーを貼って海外販売」(通称、バナ貼る)について、ご説明させていただきました。同サービスは海外からのアクセスに対してのみ、バナーを出現させ、代理購入を依頼できるサービスで、すでに10年以上の実績があるFROM JAPAN社の優位性についてご説明するとともに、購入依頼者から手数料を頂き、購入の代行を受託するビジネスモデルのためEC事業者様においてはお客様対応が不要なこと、不正注文等による未回収リスクが無いこと、そしてサービス利用にかかる手数料が無料(カード決済等にかかる手数料は通常通り負担となります)であるなど、メリットおよび顧客属性などが取得できないデメリットについて説明いたしました。

【第二部】eBay出品代行サービスの活用について

セミナー会場の様子2

第二部の前半はジェイグラブ株式会社代表取締役/中小機構越境ECコンサルタントの山田 彰彦様より、越境EC市場の魅力と運営コストについてご説明をいただきました。
後半では越境ECの取扱高が30%以上のプラットフォームであるebayの出品代行サービスについて、ご説明をいただきました。eBayを利用するメリットとして、既に10兆円の取扱高があり1.6億人の購入者がいることから広告費が不要なこと、購入者のメールアドレス等を自社サイトに引き継ぐことが可能であることなどのメリットと新規出品の制約などのデメリットについてご説明をいただきました。また、本サービスについては、新規顧客の獲得に利用されるケースなどが多いこと、トップレーティッドセラーであるジェイグラブ様が販売主体として販売されることによる出品数無制限や検索上位表示などの優位点もご説明いただきました。

【第三部】台湾EC事情について

【第三部】台湾EC事情について

第三部では、当社企業価値創造戦略本部 グローバル・ビジネス統括部 早川 伸夫よりマクロ・ミクロの視点から定量・定性データをもとにした台湾のEC市場の魅力やコンビニ決済の重要性、およびSNSを活用したプロモーションについて説明いたしました。

台湾のEC市場規模をマクロ観点の定量データから見ると、中国を除く東・東南アジア圏ではダントツであり、更に今後も継続して高い成長率が期待できる市場です。その背景には、高いインターネット普及率、クレジットカード保有率、銀行口座保有率といった要素に加え、消費者保護のための返品保証制度など、消費者が安心してEC購入できる基盤が整っている点が挙げられます。

東南アジアEC B2C市場規模

また東南アジア各国のEC市場は若年層・高収入層が中心に構成されているのに対し、台湾では、特定年齢・年収層に偏りがなく、非常に幅広い層がECを利用している点も特長として挙げられます。

こうしたEC市場の基盤を背景に成長を続ける台湾ですが、近年の大きな流れとして、"モール"から"独自ドメイン"の出店へとシフトしてきています。まさにこれは10年前の日本と同じ流れであり、その変化のスピードは当時の日本を上回る勢いとなっています。

EC市場の特徴 台湾EC出展形態

広告やフルフィルメントなど、進出支援側の日系企業の進出も続いているため、台湾は日本と同じようにビジネスをできる環境が整ってきています。早い企業は数年前から中国、台湾に向けた越境ECをスタートし、さらに台湾へ直近では現地進出して成功するケースも複数出始めています。

弊社もパートナー企業の紹介も含め、全力でご支援させて頂きますので、"越境"の次の現実的な選択肢として、現地進出をご検討の際にはぜひ一度お声がけ下さい。

【第四部】集客支援メニューについて

【第四部】集客支援メニューについて

第四部では、当社企業価値創造戦略本部 集客支援部 菊池 真也より越境ECを行うために必要となる集客方法について、成功事例を交えた効果的な運用方法のポイントについて説明いたしました。

【ご参加のお客様の声を一部ご紹介いたします】

「越境ECについて、知らないことばかりだったが、興味を持つことができた」
「越境ECの集客支援メニューに興味があります」

あいにくの天候の中ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。