2013年12月3日
報道関係各位
GMOペイメントゲートウェイ株式会社
GMO VenturePartners 株式会社
株式会社クレディセゾン
GMOインターネットグループで非対面クレジットカード等の決済事業を展開するGMOペイメントゲートウェイ株式会社(東証一部:証券コード 3769 本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:相浦 一成 以下、GMO-PG)とベンチャー投資・インキュベーション事業を行うGMO VenturePartners 株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:熊谷 正寿 以下、GMO-VP)が共同で設立した、東南アジアの決済関連事業者を投資対象とする日本初となる(*1)決済特化型Global Payment Fund投資事業組合(以下、当ファンド)へ、株式会社クレディセゾン(東証一部:証券コード 8253 本社:東京都豊島区、代表取締役社長:林野 宏 以下、クレディセゾン)が参加をいたしました。なお、クレディセゾン等による参加により、当ファンド総額は15億円となりました。
また、当ファンドは2013年12月3日付けで、投資案件第1号として、東南アジア初となる「複数キャリア対応のダイレクトキャリア課金決済サービス」提供会社であるCoda Payments PTE. LTD.(本社:シンガポール、CEO:Neil Davidson 以下、Coda Payments)に対し、総額US$2,300,000のSeries Aファイナンスのリードインベスター(*2)としてUS$1,000,000の出資を行いました。今回の資金調達によりCoda Paymentsは、インドネシア周辺諸国への展開・大手キャリアとの提携加速・加盟店の更なる獲得などを予定しております。
【背景と概要】
今後10年でもっとも成長が期待される東南アジアでは、スマートフォンの普及やインターネットユーザーの増加により、EC市場は現在約1兆円(*3)になると見込まれるなど急速に拡大しております。またEC市場の拡大にともない、有望な決済ベンチャーが生まれ、ベンチャーキャピタル(以下、VC)・大手事業会社等からの投資が相次いでおります。当ファンドでは、こうした東南アジアの今後の発展を踏まえて、決済事業者への投資を本格化していくとともに、GMO-PGがシンガポールやインドネシア、タイ、香港、台湾など、東南アジアや東アジアの国・地域を中心にサービスを展開している海外決済サービス「GMO-PG Global Payment」と密接に連携しながら投資先ネットワークを形成し、事業機会の創出を促進し、今後は1年間の期間限定で、幅広く決済関連事業者に参加を呼びかけ、30億円規模のファンドを目指してまいります。
一方、クレディセゾンは、本格的な海外事業に向けて、成長著しい東南アジア圏内で急速に整備が進んでいる決済分野を足掛かりとして、現地ネットワークの拡充を図り、将来的には日本国内で培ったノウハウを活かしたカードビジネスをはじめ個品割賦やローンビジネスなどリテールファイナンス事業を展開してまいりたいと考えております。
GMO-PG・GMO-VPと、今回当ファンドへ参加したクレディセゾンの3社は、当ファンドを通じて決済関連ビジネスやノウハウを東南アジアへ展開し、事業連携を強化してまいります。また、GMOインターネットグループとクレディセゾンは、国内でのインターネット関連サービスや決済関連サービス事業でも連携してまいります。
なお、GMO-PGでは今回の投資を機に、Coda Paymentsの東南アジア初の「複数キャリア対応のダイレクトキャリア課金決済サービス」との提携を通じ、海外決済サービス「GMO-PG Global Payment」において東南アジア地域のキャリア決済サービスを提供してまいります。
- (*1) 当社調べ。
- (*2) Series Aファイナンスとは、スタートアップ企業に対する投資であり、VCが優先株で出資する最初の本格的な資金調達を指す。リードインベスターとは、その資金調達を主導するベンチャーキャピタルのこと。
- (*3) eMarketer, Barclays Capital, Quoraより当社算定。(シンガポール、インドネシア、タイ、マレーシア、ベトナム、フィリピンBtoC EC市場規模)
■Coda Payments PTE. LTD.への出資に至った経緯
Coda Payments PTE. LTD.は、東南アジア初となる「複数キャリア対応のダイレクトキャリア課金決済」(SMSシステムを使わない新しいキャリア決済)により、マイクロペイメントサービスをインドネシアをはじめとした東南アジア地域で実現いたします。クレジットカードを介さず、かつ小額での決済ができるため、まずは人口2億5千万人のインドネシアにおいて、多くのユーザーを獲得することが期待されます。同地域のキャリアとの関係性や交渉力において、同社は競争優位性が高いと評価し、出資に至りました。
【GMOペイメントゲートウェイ株式会社について】
GMOペイメントゲートウェイは、ネットショップやSNS・スマートフォン上で展開するコンテンツなどの非対面販売型の事業者、NHKなど月額料金課金型の事業者、並びに日本年金機構や東京都等の公的機関など4万店舗以上(GMOペイメントゲートウェイグループ2013年9月現在)の加盟店に、クレジットカードをはじめとする決済処理サービスを提供しております。消費者と事業者にとって安全性が高く便利な決済を実現し、日本の決済プロセスのインフラになることを目指しております。決済業界のリーディングカンパニーとしてイノベーションを牽引し、日本のEC化率の向上に貢献いたします。また海外市場においては、各国の決済事業者と連携し、海外決済サービス「GMO-PG Global Payment」を拡大してまいります。
【GMO VenturePartners 株式会社について】
GMO VenturePartnersは、GMOインターネットグループ各社の総力を結集しネット分野に特化した優良案件の発掘・創出と投資後の収益直結型の支援を特徴とするVCです。現時点で投資先5社がIPOを達成、主力ファンドにおいては、既にファンド元本以上の投資リターンを実現しております。過去には、中国本土のセキュリティ分野でシェア1位を誇るQihoo 360 Technology Co,Ltd.へ投資、IPOを実現しており、海外においても実績を上げております。
【株式会社クレディセゾンについて】
1982年よりクレジットカードの発行を開始し、以降約30年間にわたり、サービス先端企業として、常に徹底した顧客志向を貫きながら、カード業界の常識にとらわれないイノベーティブな発想で新たな商品・サービスを生み出し、業界において独自のポジションを確立いたしました。グループで約3,500万人のカード会員を有する日本最大規模のクレジットカード会社であり、同社のネット事業は、オンラインショッピングモール「永久不滅.com(ドットコム)」を軸に、ネット会員数950万会員を有しております。現在は、「マルチプルな収益源を持つノンバンク」を目指し、クレジットビジネスに加え、リース・レンタル、信用保証、フラット35などのファイナンスビジネスや、最も高い成長が見込めるネットビジネス、そして経済発展の著しいアジアマーケットにおけるリテールファイナンスビジネスにも積極的に取り組んでおります。
関連URL
- Global Payment Fund 投資事業組合
- URL : http://gmo-vp.com/gpf
- GMO-PG コーポレートサイト
- URL : http://corp.gmo-pg.com/
- GMO-PG サービスサイト
- URL : http://www.gmo-pg.com/
- GMO-VP サイト
- URL : http://www.gmo-vp.com
- クレディセゾン コーポレートサイト
- URL : http://www.saisoncard.co.jp/
報道関係お問い合わせ先
GMOペイメントゲートウェイ株式会社 企業価値創造戦略 統括本部 IR・広報グループ
- TEL
-
03-3464-0182
- FAX
-
03-3464-2387
- ir@gmo-pg.com
GMO VenturePartners 株式会社
- TEL
-
03-5458-8663
- FAX
-
03-3780-2611
- info@gmo-vp.com
GMOインターネット株式会社 グループ広報・IR部 細田・石井
- TEL
-
03-5456-2695
- FAX
-
03-3780-2611
- pr@gmo.jp
株式会社クレディセゾン 広報室 村越・多田
- TEL
-
03-3982-0700
- FAX
-
03-5391-4392
【GMOペイメントゲートウェイ株式会社】(URL:http://corp.gmo-pg.com/)
会社名 |
GMOペイメントゲートウェイ株式会社(東証第一部 証券コード : 3769) |
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所在地 | 東京都渋谷区道玄坂1丁目14番6号 渋谷ヒューマックスビル |
代表者 | 代表取締役社長 相浦 一成 |
事業内容 | ■クレジットカード等の決済処理サービス及び付帯するサービス |
【GMO VenturePartners 株式会社】(URL:http://www.gmo-vp.com)
会社名 |
GMO VenturePartners 株式会社 |
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所在地 | 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー |
代表者 | 代表取締役 熊谷 正寿, Founding Partner 村松 竜 |
事業内容 | ■国内外の上場、未上場の IT 系ベンチャー企業への投資、事業拡大支援、企業価値向上支援事業 等 ■ファンド運用 (以下、運用中のファンド) GMO VenturePartners 投資事業有限責任組合 ブログビジネスファンド投資事業有限責任組合 Social Ad & Commerce Technology Fund 投資事業組合 GMO VenturePartners 3 投資事業有限責任組合 総額約30億円 ■主な投資先実績 Qihoo 360 Technology Co,Ltd.(NYSE)、ネクスト(東証一部)、 フルスピード(東証マザーズ)、ベクトル(東証マザーズ)、 アクセルマーク(東証マザーズ)、GMOクリック証券、Sansan、ウェブリオ、Kauli、VASILY、ユーザベース、ロックオン、アラタナ、ランサーズ、Kaizen、Coda Payments 等約40社 |
【GMOインターネット株式会社】(URL:http://www.gmo.jp/)
会社名 | GMOインターネット株式会社(東証第一部 証券コード : 9449) |
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所在地 | 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー |
代表者 | 代表取締役会長兼社長・グループ代表 熊谷 正寿 |
事業内容 |
■WEBインフラ・EC事業 |
【株式会社クレディセゾン】(URL:http://www.saisoncard.co.jp/)
会社名 | 株式会社クレディセゾン(東証第一部 証券コード:8253) |
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所在地 | 東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60 |
代表者 | 代表取締役社長 林野 宏 |
事業内容 |
■クレジットサービス事業、リース事業及びファイナンス事業等 |