PayPal社、GMO-PGとの提携により2万店に向けてSaaS提供可能に
2009年12月28日
GMOペイメントゲートウェイ株式会社
GMOインターネットグループで非対面クレジットカード等の決済事業を展開するGMOペイメントゲートウェイ株式会社(東証一部:証券コード3769 本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:相浦 一成 以下、GMO-PG)は、本日12月28日、GMO-PGのSaaS型「PGマルチペイメントサービス」において新たな決済手段として「PayPal(ペイパル)決済サービス」を提供開始いたします。
世界的に広く普及したオンライン決済システムであるPayPalをGMO-PGにて提供することで、事業者は高い安全性のもとでPayPalを利用することができ、またPayPal社はGMO-PGの提供する決済サービスの約2万加盟店にPayPalの一斉提供が可能となります。
背景と概要
PayPalとは、登録アカウント数2億以上、アクティブユーザー数7,800万を有するオンライン決済システムのグローバルリーダーです。現在24通貨に対応し、日本を含む約190の国と地域で利用されており、PayPalの2008年の総取扱高は600億ドル(約6兆円)と世界のEC市場の約9%(※)を占めております。
PayPalを利用することで、事業者は商品やサービスを国境を越えて販売することができるほか、少額課金にも容易に対応することができます。また購入者は世界中のショッピングサイトでの買い物が、メールアドレスの提示のみでクレジットカード情報を提示することなく行うことができます。
このたびGMO-PGは、クレジットカードをはじめコンビニ収納・電子マネー・Pay-easyといった様々な決済手段を一括して提供する「PGマルチペイメントサービス」において、新たな決済手段として「PayPal決済サービス」の提供を開始いたします。
「PGマルチペイメントサービス」は決済フレームワークをベースとしたSaaS型サービスで、EC事業者は必要な決済手段を選択していつでも導入・追加でき、一つのWeb画面で全決済を処理・管理できるので、「PayPal 決済サービス」も国内の決済手段と同様に簡単に導入、運用することができます。
一方PayPal社においては、GMO-PGが日本での決済処理事業者となることで、GMO-PGの持つ2万店以上の加盟店に対してPayPalを一斉訴求することが可能となります。
GMO-PGでは、「アリペイ国際決済サービス」に続くグローバルアライアンスの第二弾として、「PayPal決済サービス」を展開してまいります。
想定される主な事業者
- 少額課金が必要なサービス・コンテンツ・ソーシャルアプリケーションの提供事業者
- 海外需要の大きいアニメやゲーム関連等のデジタルコンテンツの販売事業者
- 海外販売比率の高い各種物販事業者
PayPal決済サービスのメリット
- 少額課金が簡単に実現
- 全世界のユーザー2億人以上に対して、24の現地通貨にて販売が可能、売上促進効果が見込まれる
(※) PayPal社「Q3 2009 FAST FACTS」
GMO-PGの「決済プラットフォーム」について
GMO-PGが展開している「決済プラットフォーム」とは、GMO-PGの決済サービスを共通基盤として、GMO-PGの加盟店と決済サービス事業者の双方に提供する価値を高めていく構想です。GMO-PGの加盟店は「決済プラットフォーム」に対応する決済手段やサービスを自由に選択して導入・追加することができ、決済サービス事業者はGMO-PGと提携し、「決済プラットフォーム」にシステム対応するだけで、それを利用するGMO-PGの加盟店に向けて一斉に決済サービスを提供することができます。
「決済プラットフォーム」はクレジットカード決済を中心に「PGマルチペイメントサービス」の各決済手段、及び「アリペイ国際決済サービス」などにも対応しており、今回の「PayPal決済サービス」の対応も含め、今後も時代のニーズに合わせて新たな決済サービスを追加してまいります。
PayPalについて URL:http://www.paypal.jp
米国カリフォルニア州サンノゼに本社を置く、eBay グループのオンライン決済事業会社。海外本社はシンガポールのPayPal Pte. Ltd.。詳細はwww.paypal.comをご覧ください。
消費者への注意:PayPalのストアドバリュー設備の保有者であるPayPal Pte. Ltd.は、シンガポール通貨金融庁(Monetary Authority of Singapore)の承認を必要としません。
ご利用の際には、契約条件をよくご確認ください。
GMO ペイメントゲートウェイ株式会社 URL:http://www.gmo-pg.com/
GMO-PG は、インターネットショップなどの非対面販売型の事業者、CATV やNHK など月額料金課金型の事業者、並びに日本年金機構(旧 社会保険庁)や東京都など公的機関等に、クレジットカードをはじめとする決済処理サービスを提供しております。消費者と事業者にとって安全性が高く便利な 決済を実現し、日本の決済プロセスのインフラになることを目指しております。決済業界のリーディングカンパニーとして、イノベーションをリードし、EC 化率向上に貢献いたします。
報道関係お問合せ先
GMOペイメントゲートウェイ株式会社 経営企画室
- TEL
-
03-3464-0182
- FAX
-
03-3464-2477
- ir@gmo-pg.com
GMOインターネット株式会社 グループ広報部
- TEL
-
03-5456-2695
- FAX
-
03-3780-2611
- pr@gmo.jp
GMOペイメントゲートウェイ 会社概要
所在地 | 東京都渋谷区道玄坂1丁目14番地6号 渋谷ヒューマックスビル |
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代表取締役社長 | 相浦 一成 |
事業内容 | クレジットカード等の決済処理サービス及び付帯するサービス |
資本金 | 6億5,581万円 |
会社名 |
GMOペイメントゲートウェイ株式会社 |
GMOインターネット株式会社 会社概要
所在地 | 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー |
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代表取締役会長兼社長 | 熊谷 正寿 |
事業内容 |
WEBインフラ・EC事業 インターネットメディア事業 |
資本金 |
12億7,683万円 |
会社名 | GMOインターネット株式会社 (東証一部 証券コード: 9449) http://www.gmo.jp/ |
以上