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Release of embedded payment readers for vending machines自動販売機向けの組込型決済端末を提供開始
~国内初、飲料自動販売機で「Visa payWave(ビザペイウェーブ)」の非接触型決済に対応~

2017年12月21日

報道関係各位

GMOフィナンシャルゲート株式会社

GMOインターネットグループのGMOペイメントゲートウェイ株式会社の連結会社で、対面クレジットカードなどの決済事業を展開するGMOフィナンシャルゲート株式会社(代表取締役社長:杉山 憲太郎 以下、GMO-FG)は、今後のキャッシュレス化の進展を見据え、自動販売機及び自動サービス機(飲料自販機、券売機、コインランドリー、コーヒーマシン等)向けの組込型決済端末をシリーズで展開してまいります。

このシリーズ第1弾として、NAYAX株式会社(代表取締役:松本 博司 以下、NAYAX)と共同で、組込型マルチ決済端末を開発し、2018年1月より提供開始いたします。これは、世界55カ国で展開しているNAYAXのキャッシュレス決済端末「VPOS Touch」を国内向けに仕様変更し、カードやモバイル端末をかざすだけでカード支払い可能な非接触決済「Visa payWave(ビザペイウェーブ)」の機能を追加したものです。
本マルチ決済端末は、株式会社伊藤園(代表取締役社長:本庄 大介 以下、伊藤園)の飲料自動販売機において導入が決定しており、2018年1月より、まずは株式会社りそな銀行(代表取締役社長 東 和浩 以下、 りそな銀行)の各支店内へ順次設置される予定です。

GMO-FGは、飲料自動販売機を皮切りに、券売機やコインランドリー、コーヒーマシンといった"Unattended Market(=自動販売・サービス機の総称)"へセルフ型のマルチ決済の導入を進めてまいります。

<組込型マルチ決済端末の利用イメージ>

【自動販売機向けの組込型決済端末の開発背景と概要】

世界的にキャッシュレス化が進む中で、日本政府においても、今後10年間(2027年6月まで)にキャッシュレス決済比率を倍増し、4割程度まで引き上げることを目指すと提言(※1)していることから、今後様々なシーンでキャッシュレス決済が求められていくと考えられます。

こうした中、カードやモバイル端末をかざすだけでスマートに支払いができる非接触決済が注目を集めており、世界71の国・地域で「Visa payWave」を利用した非接触決済が導入されています。「Visa payWave」は、国際的なセキュリティ基準EMV(※2)に準拠した安全性の高い決済サービスで、対応のVisaカード(クレジット・デビット・プリペイド)や、モバイル端末を専用の決済端末にかざすだけで支払いが可能です。

こうした背景のもとGMO-FGは、"Unattended Market"と称される自動販売機及び自動サービス機のキャッシュレス決済を推進するべく、組込型決済端末をシリーズで展開していくことといたしました。まずはシリーズ第1弾として、NAYAXと共同で、同社のキャッシュレス決済端末「VPOS Touch」を国内向けに仕様変更し、「Visa payWave」による非接触決済にも対応した組込型マルチ決済端末を開発し、2018年1月より提供開始いたします。

また、この組込型マルチ決済端末は、初の導入先として伊藤園の飲料自動販売機での採用が決まっており、2018年1月より、りそな銀行の各支店に組込型マルチ決済端末が搭載された自販機が設置されます。りそな銀行では、2017年10月に即時発行型の「Visa payWave」搭載デビットカードを発行開始していることから、対応のカードの発行を受けた利用者はすぐに自動販売機で非接触型決済を体験いただけます。

(※1)出典:平成29年8月発表 経済産業省「キャッシュレスの現状と推進」より
(※2)EMVとは、国際カードブランドであるVisaとMasterCardが策定した「ICチップ搭載クレジットカードの統一規格」のこと。 両社の頭文字「M」と「V」、規格策定当時ヨーロッパでMasterCardブランドを運営していたEuropay Internationalの頭文字「E」から「EMV」と名付けられた。

【「VPOS Touch」について】

「VPOS Touch」は、接触型のクレジットカード決済だけでなく、カードやモバイル端末を"かざす"決済が可能な、自動販売機・自動サービス機向けの組込型マルチ決済端末です。2018年1月にVisaカードに対応し、2月以降順次MasterCardやJCB等のカードブランドに対応していく予定です。また、国内のパブリック電子マネーやハウス電子マネー、インバウンド向けQRコード決済、社員証決済、ポイント対応等様々な決済に対応を予定しており、利用シーンに応じた柔軟な決済サービスを提供いたします。

【NAYAX株式会社について】

NAYAXは、「VPOS Touch」の設計・製造・販売を行っているイスラエルのNAYAX Ltd.の日本法人として、2015年5月に設立されました。NAYAX Ltd.は世界55カ国で自動販売機向けに決済端末を供給し、ご利用いただいております。また、決済端末以外に、自動販売機のリモート管理、販売状況の管理、分析ツールなどのソリューションも提供しています。

【GMOフィナンシャルゲート株式会社について】

GMO-FGは、対面店舗でのクレジット・デビット決済を軸とした決済代行事業者として、1999年7月の創業以来18年の実績と信頼を築いてまいりました。ICカード対応の共同利用センターとして、海外端末メーカーとのアライアンスを軸に、経済合理性とテクノロジーの先進性で業界の革新に取り組んでおります。据置・モバイルなどのCCT端末(共同利用端末)に加え、IC対応のスマートフォン決済や病院・ゴルフ場向けの自動精算機での組込型決済サービスも行っており、幅広い決済シーンで安心・安全・確実な処理を提供し関連事業会社と業界の発展に貢献してまいります。

【関連URL】
GMO-FGコーポレートサイト
URL : https://gmo-fg.com/
NAYAXコーポレートサイト
URL : https://www.nayax.com/ja/
【報道関係お問い合わせ先】
GMOフィナンシャルゲート株式会社 経営企画室 小泉
TEL
03-6416-3881
FAX
03-6416-3880
E-mail
sales_staff@mail.gmo-fg.com
GMOインターネット株式会社 グループ広報・IR部 石井・島田
TEL
03-5456-2695
E-mail
pr@gmo.jp

【GMOフィナンシャルゲート株式会社】(URL: https://gmo-fg.com/

会社名

GMOフィナンシャルゲート株式会社

所在地 東京都渋谷区道玄坂1丁目14番6号 ヒューマックス渋谷ビル
代表者 代表取締役社長 杉山 憲太郎
事業内容 ■クレジット、デビット、銀聯カード等の決済処理サービス事業
資本金 11億円

【GMOペイメントゲートウェイ株式会社】(URL: https://corp.gmo-pg.com/

会社名

GMOペイメントゲートウェイ株式会社 (東証第一部 証券コード:3769)

所在地 東京都渋谷区道玄坂1丁目14番6号 ヒューマックス渋谷ビル
代表者 代表取締役社長 相浦 一成
事業内容 ■総合的な決済関連サービス及び金融関連サービス
資本金 47億1,200万円

【GMOインターネット株式会社】(URL: https://www.gmo.jp/

会社名 GMOインターネット株式会社(東証第一部 証券コード:9449)
所在地 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者 代表取締役会長兼社長・グループ代表 熊谷 正寿
事業内容 ■インターネットインフラ事業
■インターネット広告・メディア事業
■インターネット金融事業
■モバイルエンターテイメント事業
資本金 50億円