• GMO EPSILON

企業間決済プラットフォーム「M's PayBridge」の取扱開始について
~業務プロセスと決済のシームレスな融合~

2025年4月24日

報道関係各位

株式会社みずほ銀行
GMOイプシロン株式会社

株式会社みずほ銀行(頭取:加藤 勝彦、以下「みずほ銀行」)とGMOイプシロン株式会社(代表取締役社長:村上 知行、以下「GMOイプシロン」)は、新しい企業間決済プラットフォーム「M's PayBridge」の取扱を開始しました。
「M's PayBridge」は、GMOイプシロンが提供するオンライン決済インフラ「fincode byGMO」を活用して構築した、企業間決済取引において請求企業とお取引先企業(支払を行う企業)の間で行われる請求・資金回収に必要な管理機能や、業務効率化を実現する外部サービスとの連携機能を持つプラットフォームです。

【M's PayBridgeイメージ図】
【GMOイプシロン】「fincode byGMO」を活用して構築した企業間決済プラットフォームの取扱を開始

1.背景

みずほ銀行は、これまで法人のお客さまの課題解決や成長支援に取り組んできました。一方で、決済を始めとした企業間取引に関するサービスが他の業務プロセスとつながっておらず、サービスの使い分けやデータの受け渡しが新たな業務課題となるケースもあり、さらなる利便性向上に向けた検討を進めてきました。また、GMOイプシロンは、事業者に「fincode byGMO」を提供する中で、お客さまを取り巻く環境や抱える課題に向き合い、新たな解決・成長支援の方法について検討していました。
このため、両社は、2024年10月に締結した業務提携契約(※1)に基づき、みずほ銀行が持つ金融領域における知見やサービス・顧客基盤と、GMOイプシロンが持つ決済代行業務における知見やノウハウ、GMOイプシロンの加盟店に提供済みのオンライン決済インフラである「fincode byGMO」を活用し、多様な業務効率化サービスと決済サービスをシームレスに結びつける企業間決済プラットフォーム「M's PayBridge」を構築・提供することにしました。

2.「M's PayBridge」の内容

  • (1)請求企業(売上を回収する企業)向けの特長
    • ①多様な決済手段を組み合わせた請求が可能
      請求企業は銀行振込に加え、クレジットカード決済や銀行振込(バーチャル口座)による決済等からニーズに応じて最適な決済手段を選択し、請求書にデータを自動連携することが可能です。また、お取引先企業(支払を行う企業)は提示された決済手段の中から自社に適した手段を選択できます。なお、請求書発行機能も提供しています。
    • ②請求データと入金データを自動消込
      請求書発行に利用した請求データとお取引先企業からの入金データを、一元的に確認できる管理機能を利用することで、請求データと入金データの自動消込が可能です。
    • ③クイックスタート
      1つのインターフェースで各種決済手段等と接続ができるため、開発工数が少なく、短期間で導入できます。
  • (2)今後拡張を予定している機能・サービス
    • ①業務効率化サービスとの連携
      「M's PayBridge」は、特定のサービスに限定することなく、様々な業務効率化サービスとオープンに連携することで、利便性の高い決済サービスを広くあまねく提供していきます。サービス連携の第一弾として、みずほ銀行は、約56万(※2)の事業所をユーザーとして抱えるフリー株式会社(CEO:佐々木 大輔、以下「freee」)と2025年秋頃をめどに相互連携を行うことで合意しています。これにより、freeeが提供する「freee請求書」等のサービスで請求書を発行する際に銀行振込だけでなく、クレジットカード決済や口座振替等が選択できるようになる予定です。
    • ②お取引先企業(支払いを行う企業)向け決済サービスの提供
      2025年9月をめどに、支払いに伴う業務効率化、資金繰り改善などに対応するサービスをリリース予定です。

今回の「M's PayBridge」のリリースを踏まえ、みずほ銀行とGMOイプシロンは、双方の持つ知見やノウハウを活かし、企業間決済取引における課題を解決し、業務プロセスを効率化していきます。今後、「M's PayBridge」をさらに進化させ、お客さまの成長を支援し、社会全体の持続的な発展に貢献します。これにより、新たな価値を創造し、多くの企業にとって不可欠なプラットフォームへとレベルアップしていきます。

  • (※1)2024年12月6日付ニュースリリース「企業間決済プラットフォームの構築・提供に関する業務提携契約について」
    https://www.epsilon.jp/news/20241206.html
  • (※2)2024年12 月末時点

【GMOイプシロン株式会社について】

GMOイプシロンは、「Epsilon byGMO」と「fincode byGMO」の2つの決済代行サービスを提供しています。「Epsilon byGMO」は2024年12月末時点で4万社以上のEC事業者に利用されており、初期費用・トランザクション処理料(※3)無料で利用できます。「fincode byGMO」は、スタートアップ企業を対象としたオンライン決済サービスで、さまざまなビジネスニーズに対応するように設計されています。迅速な決済システムの導入を可能にし、Eコマースはもちろん、プラットフォーム型やサブスクリプション型のビジネスモデルにも最適です。
また、EC事業者の円滑なキャッシュフローをサポートするべく、売上連動型ビジネスカード「Cycle byGMO」、レンディングや送金サービス等の金融関連サービスも提供しています。
東証プライム上場企業のGMOペイメントゲートウェイの連結会社として、プライバシーマーク認証やPCI DSS、ISMS準拠のセキュリティ基準で安心してご利用いただける環境を提供しています。

  • (※3)トランザクション処理料とは、クレジットカードのオーソリゼーション(承認番号取得)や請求等でクレジットカード会社との通信ごとにかかる料金。
【報道関係お問い合わせ先】
GMOペイメントゲートウェイ株式会社
企業価値創造戦略統括本部 広報部
TEL
03-3464-0182
お問い合わせ
https://contact.gmo-pg.com/m?f=767
GMOインターネットグループ株式会社
グループ広報部PRチーム 新野
TEL
03-5456-2695
お問い合わせ
https://www.gmo.jp/contact/press-inquiries/
【サービスに関するお問い合わせ先】
GMOイプシロン株式会社
「fincode byGMO」サポートチーム
お問い合わせフォーム
https://dashboard.fincode.jp/contact/

【GMOイプシロン株式会社】(URL: https://www.epsilon.jp/

会社名 GMOイプシロン株式会社
所在地 東京都渋谷区道玄坂1丁目14番6号 ヒューマックス渋谷ビル
代表者 代表取締役社長 村上 知行
事業内容 ■オンライン販売の決済代行、代金回収代行及びそれらに付帯する業務
資本金 1億5百万円

【GMOペイメントゲートウェイ株式会社】(URL: https://www.gmo-pg.com/

会社名 GMOペイメントゲートウェイ株式会社(東証プライム市場 証券コード:3769)
所在地 東京都渋谷区道玄坂1丁目2番3号 渋谷フクラス
代表者 代表取締役社長 相浦 一成
事業内容 ■総合的な決済関連サービス及び金融関連サービス
資本金 133億23百万円

【GMOインターネットグループ株式会社】(URL: https://www.gmo.jp/

会社名 GMOインターネットグループ株式会社(東証プライム市場 証券コード:9449)
所在地 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者 代表取締役グループ代表 熊谷 正寿
事業内容 持株会社(グループ経営機能)

■グループの事業内容
インターネットインフラ事業
インターネットセキュリティ事業
インターネット広告事業
インターネット金融事業
暗号資産事業
資本金 50億円