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GMO-PG の戦略企画子会社SAPS 社
スマートフォン決済事業を展開

スマートフォン向け会員認証・決済プラットフォームをコンテンツプロバイダーに販売

2010年8月5日
ソーシャルアプリ決済サービス株式会社


GMO インターネットグループのGMO ペイメントゲートウェイ株式会社(以下、GMO-PG)の戦略企画子会社で、スマートフォン・ソーシャルアプリ向けにクレジットカード・電子マネー等のオンライン決済サービスを提供するソーシャルアプリ決済サービス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:村松 竜 以下、SAPS 社)は、2010 年8 月5 日、コンテンツや情報サービス及びアプリを提供する事業者(以下、コンテンツプロバイダー)へ向けて、スマートフォン向け会員認証・決済プラットフォーム「mopita(モピタ)」を9 月から提供・運営することを決定いたしました。コンテンツプロバイダーは「mopita」を導入することで、通常の携帯電話と同様、独自に会員認証や決済システムを構築する必要なく、コンテンツや情報サービス及びアプリをスマートフォンへ提供できるようになります。またコンテンツ販売に必須の少額決済や月額決済も容易に利用可能となります。

 

背景と概要

現在モバイルコンテンツ市場は、2009 年には前年比14%増の5,525 億円(*1)と拡大を続けております。また、スマートフォン(高機能携帯電話)においても、2009 年の出荷台数が全世界で1 億7,000 万台を超え(*2)、利用者も2013 年には3 億9,000 万人になると予測(*3)されており、市場は急速に拡大しております。

コンテンツプロバイダーは、このようなスマートフォン市場の拡大に伴い、通常の携帯電話向けサービスに加えて、スマートフォン向けサービスへの対応も必要となってきております。しかし、スマートフォン向けにサービスを提供する場合、通常の携帯電話向けサービスとは異なり、コンテンツ制作だけでなく販売するための会員認証や決済システムを独自で構築する必要があるため、容易には対応できないのが現状です。

このような背景のもとSAPS 社は、コンテンツプロバイダー向けに、スマートフォン向け会員認証・決済プラットフォーム「mopita」の提供及び運営を2010 年9 月から開始することを決定いたしました。「mopita」はスマートフォン向けの会員認証と決済システムを提供するので、コンテンツプロバイダーは独自で会員認証や決済システムを構築する必要なく、制作したコンテンツをスマートフォン向けに提供することが可能となります。(※配信サーバーは、通常の携帯電話及びスマートフォン向け共にコンテンツプロバイダーが独自で用意する必要があります。)「mopita」の決済システムは、独自の審査・料金体系により、コンテンツ販売向けではなかなか導入が難しい少額決済・月額決済も利用可能です。

なお、「mopita」の開発は、会員認証システムを株式会社エムティーアイ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:前多 俊宏 以下、エムティーアイ)が行い、決済システムをGMO-PG が行っております。SAPS 社はコンテンツプロバイダーへの「mopita」販売促進にあたり、配信サーバー提供社等との提携を視野に入れ展開してまいります。


(*1) 出典:総務省「モバイルコンテンツの産業構造実態に関する調査結果」
(*2) 出典:IDC Worldwide Quarterly Mobile Phone Tracker, February 4, 2010
(*3) 出典:IDC Worldwide Mobile OS 2009–2013 Forecast and Analysis: December 2009

mopita決済システムの概念図

「mopita」について
会員認証システムの提供

スマートフォンでは通常の携帯電話で行われている会員ID の管理ができないため、コンテンツプロバイダーが独自で会員ID とパスワードを発行し、会員管理・課金を行うための会員認証システムを構築する必要があります。「mopita」では、会員ID に代わる「mopita」のID を発行して会員管理と課金を行うため、コンテンツプロバイダーは独自に会員認証システムの構築や課金等の処理業務を行う必要がありません。

プロモーションの提供

コンテンツ販売の際の課金・決済は、通常の携帯電話では携帯電話会社の利用料徴収システムが使われていますが、スマートフォンでは、コンテンツプロバイダーが独自に決済システムを構築する必要があります。「mopita」では、GMO-PG の「PG マルチペイメントサービス」を使用した決済システムを提供しているため、コンテンツプロバイダーは独自に決済システムを構築することなく高機能で安全性の高い決済環境を利用することができます。また通常コンテンツ販売などの少額決済では、クレジットカード審査が困難でかつ料率が高くなる可能性があり、加えてコンテンツサイトの審査においてもサイト毎の審査が必要で導入期間も1 ヶ月超程度を要しますが、「mopita」では独自の審査・料金体系を設けているため低価格・短期間で少額決済・月額決済を導入することができます。(※サービス企画書によるサイト審査を実施いたします。)なお、決済手段はクレジットカードより提供を開始し、今後、WebMoney やPayPal など複数の決済手段を順次追加していく予定です。

決済システムの提供

「mopita」は会員認証・決済プラットフォームだけでなく、コンテンツポータルサイト「mopita」として、プロモーションを実施しサイト登録者の増加を図ります。「mopita」を導入すると、「mopita」に登録しているスマートフォン利用者へ向けてサービスを提供できるので、プロモーションコストの軽減が見込めます。なお、「mopita」の登録者は1 年後に100 万人を目指しております。

ソーシャルアプリ決済サービス株式会社 URL:http://www.saps.jp

スマートフォン・ソーシャルアプリなどの開発及びサービス提供を行う事業者に、クレジットカード・電子マネーをはじめとしたオンライン決済処理サービスを提供しております。大手カード会社・電子マネー提供会社と提携し、スマートフォン・ソーシャルアプリを展開するために必要な課金体系・短期間導入を実現し、スマートフォン・ソーシャルアプリ決済のリーダーとして市場創造の一翼を担います。

サービスに関するお問合せ先
ソーシャルアプリ決済サービス株式会社 営業部
TEL

03-5456-9791

FAX

03-3464-2477

E-mail
info@saps.jp
報道関係お問合せ先
GMOペイメントゲートウェイ株式会社 経営企画室
TEL

03-3464-0182

FAX

03-3464-2477

E-mail
ir@gmo-pg.com
GMOインターネット株式会社 グループ広報部
TEL

03-5456-2695

FAX

03-3780-2611

E-mail
pr@gmo.jp


ソーシャルアプリ決済サービス株式会社 会社概要
所在地 東京都渋谷区道玄坂1丁目14番地6号 渋谷ヒューマックスビル
代表取締役社長 村松 竜
事業内容 スマートフォン・ソーシャルアプリ向けオンライン決済処理サービス
及び付帯するサービス
資本金 3 百万円
会社名

ソーシャルアプリ決済サービス株式会社
< http://www.saps.jp >

GMOペイメントゲートウェイ 会社概要
所在地 東京都渋谷区道玄坂1丁目14番地6号 渋谷ヒューマックスビル
代表取締役社長 相浦 一成
事業内容 クレジットカード等の決済処理サービス及び付帯するサービス
資本金 6億5,581万円
会社名

GMOペイメントゲートウェイ株式会社
(東証一部 証券コード:3769)

GMOインターネット株式会社 会社概要
所在地 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表取締役会長兼社長 熊谷 正寿
事業内容

WEBインフラ・EC事業

インターネットメディア事業

資本金

12億7,683万円

会社名 GMOインターネット株式会社 
(東証一部 証券コード: 9449)
http://www.gmo.jp/

以上

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