オンライン総合決済サービスをアップデート、トークン決済の新しいJavaScriptライブラリ「MpToken.js」をnpmで一般公開
~モダンなフロントエンド開発環境に対応し、開発者体験を向上~
2024年5月28日
報道関係各位
GMOペイメントゲートウェイ株式会社
GMOインターネットグループにおいて、総合的な決済関連サービス及び金融関連サービスを展開するGMOペイメントゲートウェイ株式会社(東証プライム市場:証券コード 3769、代表取締役社長:相浦 一成 以下、GMO-PG)は、本日2024年5月28日(火)にオンライン総合決済サービス「PGマルチペイメントサービス」のアップデートを実施し、新しいトークン決済(※1)をリリースしました。JavaScriptライブラリをnpm(※2)に公開し、フロントエンド開発で汎用性の高いReact(※3)・Vue.js(※4)に対応するため、「PGマルチペイメントサービス」の導入事業者は効率的にトークン決済を実装することが可能になります。
GMO-PGではオンライン総合決済サービス「PGマルチペイメントサービス」の定期的なアップデートを実施しており、2023年5月には決済手段追加のコストを従来の10分の1(※5)にする新たな接続方式「OpenAPIタイプ」をリリースしました。
今回のアップデートでは、クレジットカード情報非通過型決済「トークン決済」をリニューアルし、新しいトークン決済をリリースしました。新しいトークン決済ではJavaScriptライブラリ「MpToken.js」をnpmレジストリに公開し、フロントエンド開発において世界的に広く使用されているReact、Vue.jsに対応しました。これにより、「PGマルチペイメントサービス」の導入事業者はエンジニアの学習コストと設計工数などを抑えて、トークン決済の実装を効率的に行うことが可能になります。
今後もGMO-PGは、事業者のビジネス成長に資するべく、消費者の利便性・安全性を重視しながら、エンジニアには開発しやすい環境、運用面では効率化とコスト削減を実現する決済サービスを目指し、「PGマルチペイメントサービス」のアップデートを実施してまいります。
- (※1)購入者が入力するクレジットカード番号をトークン(乱英数字の文字列)に置き換えて決済処理できるサービス。サイト運営者はクレジットカード番号に触れることなく決済処理が可能となり、情報漏えいリスクを軽減できます。
- (※2)再利用可能なNode.js(JavaScriptの実行環境の一種)のパッケージが集められるオンラインのデータベース。開発者はnpmレジストリで共有された既存のパッケージを活用することにより、効率的にプロジェクトを構築することができます。
- (※3)ユーザーインターフェースを構築するためのJavaScriptライブラリ(汎用性の高い複数のプログラムを再利用可能な形でひとまとまりにしたもの)の一種。
- (※4)ユーザーインターフェースを構築するためのJavaScriptフレームワーク(プログラム開発に必要な機能をまとめた枠組み)の一種。
- (※5)当社調べ。
【PGマルチペイメントサービスについて】
(URL: https://www.gmo-pg.com/service/mulpay/ )
GMO-PGが2008年より提供する、クレジットカード決済、コンビニ決済、後払い決済、スマホ決済、口座直結決済など様々な決済手段を一括で導入できるオンライン総合決済サービスです。担当業界に精通した営業チームによる業種・業態特有のトレンドや課題を捉えたご提案により、ECだけでなくビジネスのオンライン化やDXなど決済を起点とした事業開発にもご利用いただけます。また、時流に合った最適化された開発環境により、エンジニアは効率的な実装・運用が可能です。
充実したセキュリティソリューション、スピード・安定性ともに高品質な決済処理システム、国際認定を獲得したカスタマーサポート、成長や業務効率化に資するファイナンスオプションなどにより、ご利用事業者は安心・安全な決済環境で事業成長を実現できます。