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AIを活用し、カード加盟店登録審査時のKYCや決済の不正検知業務の効率化を図る
Jewel Paymentech (ジュエル ペイメンテック)と資本提携

2018年3月14日

報道関係各位

GMOペイメントゲートウェイ株式会社

GMOインターネットグループにおいて、総合的な決済関連サービス及び金融関連サービスを展開するGMOペイメントゲートウェイ株式会社(東証一部:証券コード 3769、代表取締役社長:相浦 一成 以下、GMO-PG)は、連結会社であるGMO PAYMENT GATEWAY PTE. LTD.(本社:シンガポール)を通じて、AI(人工知能)を活用し、クレジットカードの加盟店登録審査時のKYC(※1)や、ECにおける出品商品・取引のモニタリング、決済の不正検知業務を効率化するサービスを、ASEAN諸国の銀行やEC事業者などへ一括提供するJewel Paymentech Pte. Ltd.(本社:シンガポール CEO:Sean Lam 以下、Jewel Paymentech)と、資本提携契約を締結いたしました。

GMO-PGは本提携により、Jewel Paymentechの事業拡大に向けた増資の一部を引き受け、リードインベスターとなります。また今後は、業務提携を行い、GMO-PG及びMacro Kiosk Berhad(本社:マレーシア)をはじめとする連結会社にて、アジア諸国に向けた同社のサービス拡販を支援することで、銀行やクレジットカード会社、EC事業者の業務効率向上を図る予定です。

(※1)Know Your Customerの略。新規に銀行口座の開設やクレジットカードの発行や加盟店登録などを行う際に、銀行や クレジットカード会社側から要求される各種確認手続きの総称。

AIを活用し、カード加盟店登録審査時のKYCや決済の不正検知業務の効率化を図るJewel Paymentech(ジュエルペイメンテック)と資本提携

【背景と概要】

昨今、ASEAN諸国では、EC市場が拡大を続けており、クレジットカードによる支払いニーズも急速に高まっています。こうした中、ASEAN諸国におけるクレジットカードの加盟店登録審査時に必要となるKYCは、大量の書類確認が発生することから、加盟店登録審査の完了までに最大30日を要することもあります。また、ECにおける不正・違法商品の販売等を排除するためのモニタリングや、不正検知の重要性も増しており、これらの業務に多くのコストや人的リソースを要する点が問題となっています。 このような問題を解決するべく、シンガポールを拠点にASEAN諸国へ事業展開するJewel Paymentechは、AIの活用により、クレジットカードの加盟店登録審査時のKYCや、ECにおける出品商品・取引のモニタリング、決済の不正検知といった業務を効率化するサービスを、銀行やEC事業者などに一括提供しています(※2)。銀行やEC事業者などは、各サービスを利用することで、クレジットカード加盟店登録審査を最短2日に短縮できるほか、各業務にかかるコストや人的リソースの削減が可能です。また、これらをワンストップで提供する事業者は世界的にも珍しく、東南アジアの大手銀行などで導入が進んでいます。

そこでこのたびGMO-PGは、銀行やクレジットカード会社、EC事業者の業務効率向上を実現するJewel Paymentechのサービスに着目し、連結会社であるGMO PAYMENT GATEWAY PTE. LTD.を通じて、同社と資本提携契約を締結いたしました。本提携により、GMO-PGはJewel Paymentechのリードインベスターとなり、同社が事業拡大のために行う増資の一部を引き受けます。また、投資完了後は、業務提携を行い、GMO-PG及びMacro Kiosk Berhadをはじめとする連結会社にて、アジア諸国に向けて同社のサービス拡販を支援していく予定です。

(※2)ASEAN諸国において、クレジットカードの加盟店登録審査時に必要なKYCは、一般的に銀行が行っています。

【Jewel Paymentech Pte. Ltd. について】

Jewel Paymentechは、大手カードブランド会社出身者が立ち上げた会社で、シンガポールに本社を置き、ASEAN諸国の銀行やEC事業者などに向けて、クレジットカードの加盟店登録審査時のKYCや、ECにおける出品商品・取引のモニタリング、決済の不正検知を効率化するサービスを一括提供しています。各サービスでは、予め設定したルールに基づいて自動処理を行うだけでなく、AIの活用により各業務の処理能力の向上を実現しているため、クレジットカードの加盟店登録審査を最短2日に短縮できるほか、ECにおける出品商品・取引のモニタリングや決済の不正検知にかかるコストや人的リソースの削減が可能となります。現在では、業務のデジタル化を推進する東南アジアの大手銀行をはじめ、大手決済代行会社、主要オンラインマーケットプレイスで導入されています。

【GMOペイメントゲートウェイ株式会社について】

GMO-PGは、ネットショップなどのオンライン事業者、NHKや定期購入など月額料金課金型の事業者、国税庁や東京都等の公的機関など8万6,136店舗(GMO-PGグループ2017年12月末現在)の加盟店及び金融機関等に、総合的な決済関連サービス及び金融関連サービスを提供しています。
決済業界のリーディングカンパニーとして、決済サービスを中心に、加盟店の売上向上に資するweb広告サービスや、加盟店の成長を資金面からサポートする融資等の付加価値サービスを提供し、年間決済処理金額は2.5兆円を超えています。また、金融機関向けのソリューション提供や、海外決済サービス提供・海外決済会社との資本業務提携等の海外事業など、事業領域を拡大しています。
今後もGMO-PGは、消費者と事業者にとって安全性が高く便利な決済を実現し、決済プロセスのインフラになることを目指しています。今後も新たなイノベーションを牽引し、EC化率の向上・キャッシュレス化の推進に貢献してまいります。

【関連URL】
Jewel Paymentech
URL : https://www.jewelpaymentech.com/
GMO-PG コーポレートサイト
URL : https://corp.gmo-pg.com/
GMO-PG サービスサイト
URL : https://www.gmo-pg.com/
【報道関係お問い合わせ先】
GMOペイメントゲートウェイ株式会社 企業価値創造戦略 統括本部
TEL
03-3464-0182
FAX
03-3464-2387
E-mail
pr@gmo-pg.com
GMOインターネット株式会社 グループ広報・IR部 石井・島田
TEL
03-5456-2695
E-mail
pr@gmo.jp
【サービスに関するお問い合わせ先】
GMOペイメントゲートウェイ株式会社 企業価値創造戦略 統括本部
グローバル・ビジネス統括部
TEL
03-3464-2381
FAX
03-3464-2387
E-mail
globalbusiness@gmo-pg.com

【GMOペイメントゲートウェイ株式会社】(URL: https://corp.gmo-pg.com/

会社名

GMOペイメントゲートウェイ株式会社 (東証第一部 証券コード:3769)

所在地 東京都渋谷区道玄坂1丁目14番6号 ヒューマックス渋谷ビル
代表者 代表取締役社長 相浦 一成
事業内容 ■総合的な決済関連サービス及び金融関連サービス
資本金 47億1,200万円

【GMOインターネット株式会社】(URL: https://www.gmo.jp/

会社名 GMOインターネット株式会社(東証第一部 証券コード:9449)
所在地 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者 代表取締役会長兼社長・グループ代表 熊谷 正寿
事業内容 ■インターネットインフラ事業
■インターネット広告・メディア事業
■インターネット金融事業
■仮想通貨事業
資本金 50億円

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