
GMOペイメントゲートウェイ(以下、GMO-PG)では、「決済で、次をつくる。」を掲げ、日々社会のインフラとしての決済を支えるサービスを提供しています。今回ご紹介するのは、当社の主力サービス「PGマルチペイメントサービス(通称:マルペイ)」を支える営業・エンジニア・UI/UXデザイナーの座談会※です。
【Part1】ではそれぞれ異なる職種の3人が、日々どのように連携し、どのような想いでサービスを作り、改善を重ねているのかを企業概要・企業ドメインと併せて紹介します。
【Part2】ではGMO-PGにおけるそれぞれのキャリアや成長実感についても率直に語ってもらいました。
当社の仕事の進め方や雰囲気が垣間見える内容となっていますので、ぜひ動画とあわせてご覧ください。
▶座談会動画はこちら:https://youtu.be/JOjJvv4zhIc
※2025年4月公開
【Part1】「決済で、次をつくる」──GMO-PGという会社
企業概要と事業ドメイン
ナレーター:皆さん、こんにちは。本日は、増収増益を19期連続で達成されているGMO-PGの皆様にお話を伺います。皆様よろしくお願いいたします。
三人:よろしくお願いいたします。
ナレーター:早速ですけれども、GMO-PGは、どういったことをされている会社なのでしょうか?
髙木:一言で言うと「決済で、次をつくる。」をキャッチコピーに掲げ、決済代行事業を展開しております。EC事業者様や公共料金関連事業者様など、様々なお客様のオンライン決済を裏側から支えることがビジネスの根幹になっています。
ナレーター:キャッシュレス決済やネット決済は、ここ数年で一気に広がった印象がありますが、今後も伸びていく業界なのですか?
髙木:そうですね、まだまだ日本では伸びる業界だと思います。欧米に比べるとキャッシュレス比率はまだまだ見劣りしてしまう部分ですので、それを我々はプラスに捉えておりまして、これからの伸びしろと考えて、弊社が盛り上げていかなければいけないと思っています。
登壇メンバーの紹介
ナレーター:本日は3名の方にご登場いただいておりますが、どのようなご関係なのでしょうか?
髙木:当社の主力サービス「PGマルチペイメントサービス(通称:マルペイ)」に関わるメンバーが集まっています。私は営業を担当しております髙木と申します。
山口:マルペイのシステムエンジニアを務めております、山口と申します。
斎藤:UI/UXデザイナーを担当しております、斎藤と申します。
ECと社会を支える「PGマルチペイメントサービス」とは何か
ナレーター:ちなみに、「PGマルチペイメントサービス」とはどのようなサービスなのでしょうか?
髙木:「PGマルチペイメントサービス」は、その名のとおり、さまざまな決済手段をマルチで(多数)取り扱っているサービスになります。普段皆様は薬局やコンビニなどでいろいろなサービスを使い決済をされていると思います。店頭であれば、皆様は「レジシステム」を目にされているのでイメージしやすいかと思うのですが、弊社のサービスはまさにそのレジシステムのオンライン版の仕組みと例えられると考えていまして、ECや非対面の取引のレジシステムを提供しているのが弊社であると想像いただくとイメージしやすくなります。
ECサイトに当社の仕組みを組み込んでいただければ、クレジットカードはもちろん、各種◯◯Pay、後払いなど、多様な決済手段が利用可能になります。
ナレーター:私たちの日常生活に、非常に密接に関わっているサービスなのですね。
髙木:たとえばCtoCのプラットフォームであるメルカリさんや、NHKさん、また公共料金系サービスにもご導入いただいています。本当に様々な決済やお取引で我々のサービスがお手伝いさせてもらっております。
営業・エンジニア・UI/UXデザイナーの連携体制
ナレーター:営業、エンジニア、UI/UXデザイナーというそれぞれの立場から、具体的にはどのように連携されているのでしょうか?
髙木:営業としては、お客様との接点の最前線に立ち、さまざまなご提案を行っています。その中でシステム的なご質問やご要望をいただきます。込み入ったご質問に対して不正確なことをお答えをすることは、お客様を困らせてしまうことにもつながるため、きちんと裏取りをするためにエンジニア内のマルペイチーム(山口さんのチーム)に「これで合っていますか?」と確認させていただいております。プラスアルファで営業同行としてエンジニアの方に来ていただいて一緒に提案や説明をしていただくこともあります。
山口:営業との連携ですと、日々の問い合わせ対応はもちろん、お客様からのご要望をどう実現するかを検討し、営業へ共有しています。また、UXチーム(UI/UXデザイナー)に対しては、開発する上で主に決済などの画面がある場合に、設計段階から入っていただいて、デザインだけではなくて、画面構成の段階からユーザー体験をよりよくするためにお手伝いいただいています。
斎藤:UI/UXデザイナーとしては、新しい大きなプロジェクトが始まる時は、エンジニアの方からお声がけがあることもありますが、通常はマルペイの運用をしていて、営業の方からシステムエンジニアの方へシステムの改善要望があったりします。その改善要望が画面(UI)に関わるものだと、エンジニアの方からチャットなどで「これ、どうしたらいいと思う?」と相談されることが普段あります。
ナレーター:ところで、斎藤さんはもともとエンジニアをされていたということですけど、ご自身で部署を異動したいと希望をされたのですか?
斎藤:そうですね。弊社は「キャリアデザイン制度」がありまして、1年に1回、3年後、5年後の自分のキャリアをどうしていきたいかという調査をして、そこで異動を希望したり、部署はそのままでも「今度はこういう仕事をやってみたい」と希望を書く制度があります。私はそれを使って異動しました。
現場ニーズを反映する改善と企画
ナレーター:お客様からの声などを拾ったマルペイの機能改善や追加は、どのように進められているのでしょうか?
山口:中長期的には顧客ニーズや競合との比較、あとは経営方針などから決めています。短期的には追加したい機能がどれだけお客様の役に立つのか、また、売り上げ貢献や開発工数から優先度をつけ、半年単位で開発を計画しています。
斎藤:たとえば「リンクタイプ Plus」という機能は、EC事業者様が決済画面のURLを自社ECサイトに埋め込むだけで、決済の画面が実装できるというサービスになっています。
従前だと決まったデザインパターンと固定の配色から選択することしかできなかった決済画面を、自由に自社のECサイトのトンマナ(トーン&マナー)や雰囲気と合ったものをシームレスにつなげたいとのEC事業者様からの要望を受け、ノーコードでデザインできる機能をリリースした形となります。
ナレーター:お客様のご要望をどのようにヒアリングしているのですか?
山口:①年1回の満足度調査、②チャットツールでの営業・サポート情報収集、③開発(エンジニア)、企画、営業で集まる定期的な情報交換会の、3つの方法でヒアリングを行っています。
ナレーター:お客様の声が開発チームに届く仕組みが構築されているのですね。
髙木:はい、細かいニーズもお客様からいろいろなお声をいただくので、その声を集めて集中的にバランスを見て、会社規模問わず幅広い声を拾い、開発に反映できていると感じています。
ナレーター:改善もしやすくなったのでしょうか?
髙木:そうですね!具体的に改善いただくのは、山口さんのチームなのですが (笑。実際に機能が反映されると嬉しいですし、助かっています。
【Part2】個人の成長と信頼が生むキャリア──GMO-PGで働く理由
ナレーター:皆さん別々の部署でキャリアを歩んでこられたと思いますが、どのような経緯でGMO-PGに入社されたのか、決め手を教えてください。
髙木:弊社の社長の言葉なのですが、就活の時にも社長自ら面接や内定者懇親会に出てきてくださって、いろいろお話をしてくださいました。その時にはまだまだ会社の名前は有名ではなかったので、「不安もあると思うけど、必ず親御さんや周りの方にも自信を持って言ってもらえるような会社にして、(髙木さんを)一流のビジネスパーソンにする」とお声をくださったことが決め手となりました。個人を見てくれていると思い、それなら飛び込んでみてもいいのではないかと思いました。
山口:「自分自身が成長できるかどうか」が一番ですね。弊社はマルペイという大きい自社サービスがあるので、要件定義から開発まで一手に担えるところが、まず成長ポイントだと思っています。また、「決済」という止めてはいけないし、セキュリティーも強固でなければいけない、とてもシビアな領域に身を置くことで、システムエンジニアとしてもう一歩深いところまで成長できると思いました。実際に今成長できていると実感しておりますし、そこが一番の決め手でした。
斎藤:就職活動では採用担当の方や先輩社員とお話しする機会がたくさんあると思うのですが、一番弊社の社員の方の感じが良く、親切にしてくださいました。実際入社後もその時感じた印象は変わらず、ギャップはありませんでした。
お互いに聞いてみたかったこと
ナレーター:この機会に、お互いに聞いてみたいことなどはありますか?
髙木:営業として、どの程度システムの知識を持っておくべきか、エンジニア目線でどう考えているか伺いたいです。
山口:システムの細かい知識は必要なく、お客様からのご要望を正確に伝えていただくことが重要だと思っています。その上のステップとして、仕様書に少し目を通していただけると、加盟店様(お客様)目線での提案が可能になると思います。
ナレーター:髙木さん、実際に営業としてもっと知識を身につけたいものですか?
髙木:私は知識ゼロからのスタートで四苦八苦したところもありましたが、あとからこの会社の製品知識についてはキャッチアップしていけば良いと思っていますし、お客様の要望を捉えて言語化していく力の方が大事だと感じています。自分の体験としては、知識はなくてもなんとかなるという回答なのですが、システムの方から見た目線で言っていただけたのは心強かったです。
GMO-PGで働く魅力
ナレーター:では、実際に働く中で感じるGMO-PGの魅力について教えてください。
髙木:裁量権の大きさが挙げられると思っています。新卒の時から大手企業の案件を担当させていただいて、お客様のCMできちんとそのサービスがリリースされたことを目にした時などに感動も大きかったので、そういった時が本当にやりがいを感じる場面だったと思います。今もインサイドセールスの立ち上げという形で、一般的には若い私に責任の大きい仕事を任せていただいているのですが、それもこの会社ならではだと思うので、日々仲間たちと変えていけるという楽しさにワクワクを感じていますし、そういったワクワクを新しく会社にいらっしゃる(入社される)方とも共有したいと思っています。
山口:やりたいことをやらせてくれる風土があります。案件に関してもそうですが、開発する上で役立つツールをスピーディーに入れてくれるところが良いと思っています。他にもマルペイは非常にこの世の中に浸透していて、一般生活で「これは自分が開発したやつだ」と思うので、そういう一般にも世の中に浸透していることがすごくモチベーションになっていて、そこはすごい魅力だと思います。
斎藤:私も二つあるのですが、二つとも山口さんと被っていました(笑)。まず一つ目のやりたいことをやらせてもらえるという背景は、経営層との距離が近くて風通しが良いというところにあると思います。自分の提案と会社の目指す方向が合致していて、ちゃんと筋が通っていれば信頼して任せてもらえるのが魅力です。私も日常生活の中で、インターネットで買い物とかした時に、弊社のサービスがチラッと見えると「おお!」と思って、社会へ与える影響の大きさを感じると、すごく誇らしい気持ちになります。
ナレーター:本日はGMO-PGで、オンライン総合決済サービス「PGマルチペイメントサービス」に携わる皆さんにお話を伺いました。ありがとうございました。
三人: ありがとうございました。
まとめ
今回の座談会を通じて、「PGマルチペイメントサービス」の裏側にある「職種を超えた信頼関係」と「一人ひとりの挑戦」が、当社の大きな強みであることを改めて感じました。
日々寄せられるお客様の声を丁寧に拾い上げ、改善につなげていく地道な積み重ね。
そこには、営業・エンジニア・UI/UXデザイナーが立場を越えて対話し、お互いを信頼して任せ合う文化があります。
「こんなふうに働いてみたい」「自分もこの一員として挑戦したい」そう思っていただけた方と、ぜひお会いできれば嬉しいです。
(by あなたのとなりに、決済を 編集チーム)
※本コンテンツ内容の著作権は、GMOペイメントゲートウェイ株式会社に属します。