----まずは入社された経緯を教えてください。
もともと私は、Web系に関心が強かったこともあり、汎用機系のデベロッパーに所属していた頃から開発パートナーとして、社で一人だけGMO-PGでWeb系の仕事を受託していました。
そのため、目指す方向性も一緒に働くメンバーのことも、十分すぎるほどわかっていて、同じ会社で一緒に仕事をしたほうが当時の会社とGMO-PGの双方にとってメリットが多いと考えた結果、転職することにしました。
----入社後はどのような仕事をされたのでしょうか?
協力会社時代から継続する形でPGマルチペイメントサービスの立ち上げに関わり、5、6年の間にエンジニアとして開発や設計だけでなく、運用、セールス支援まで、あらゆることに関わりました。
その仕事の中で印象的だったのが、サービスを通して、世の中の動きがわかるおもしろさを感じられた経験です。
たとえば、アパレル事業者様のセールであれば取引量が高い水準で高め、かつ安定したままじわじわと商品が売れていく。一方でゲーム事業者様であれば、特定のタイミングで爆発的に取引がスパイクする様子を見たんです。このように、決済プラットフォーム上では、数字としていろんなことが見えてきます。自分たちが作ったシステム上に、数字という形で世の中のトレンドが現れてくることが、開発者としておもしろさを感じたところでした。
----その後、新規サービスの立ち上げに、エンジニアとして関わられた経緯を教えてください。
もともとは、いちプログラマでしかなかったところから、プログラムがつながってシステムになり、そのシステムを使う人の存在が見えて、現実世界に働きかけるサービスとして捉えるようになる。すると、他のサービスが気になり始めたんです。
PGマルチペイメントサービスの規模が大きくなり安定してきたこともあって、特定のサービスに入れ込むのではなく、新しいことをやってみたいと思うようになりました。