あなたのとなりに、決済を

Powered by GMO Payment Gateway

  1. TOP
  2. 一覧
  3. コロナ禍で大きな意識改革—店舗のキャッシュレス化へ【飲食業界の決済事情】
2021-04-28

コロナ禍で大きな意識改革—店舗のキャッシュレス化へ【飲食業界の決済事情】

「マイナス15.1%」。飲食業界における2020年対前年比売上成長率だ※1

コロナ禍で飲食業界は大きな苦戦を強いられている。そのような中で、テイクアウトやデリバリーを始めるなど、各社様大きなチャレンジを続けている。強い変化の圧力の中キャッシュレス化への意識も大きな変化が訪れている。

総合的な決済関連サービスをあらゆる業界に提供する、GMOペイメントゲートウェイ(以下、GMO-PG)では、大手デリバリープラットフォーマー様を中心に飲食業界の加盟店様を対面、非対面双方からその決済をサポートさせていただいている。
今回は、GMO-PGの「飲食タスクフォース」も率いる、デジタルトランスフォーメーション事業統括部 決済商品企画部 部長の入口氏に、コロナ禍で促進された、対面決済のキャッシュレス化について、その現状について語ってもらった。

※1 出処:日本フードサービス協会会員社による外食産業市場動向調査 令和2年(2020年)年間結果報告

入口 慎平(いりぐち しんぺい)

GMOペイメントゲートウェイ イノベーション・パートナーズ本部 デジタルトランスフォーメーション事業統括部 決済商品企画部部長
慶應義塾大学卒業後、コンサルティング会社にて新規事業立ち上げに従事。2012年GMO-PGに入社し、GMO-PG連結企業集団・加盟店様出向を経て、現職。対面・非対面の垣根を超えた新規決済ソリューションの企画業務を行う。

目次

外食産業はここ数年、成長が鈍化していたのですが、コロナショックで一気に落ち込みました。飲食店に対する時短要請、生活者に対する外出自粛要請に加え、インバウンド需要が消滅したことから、コロナ禍の煽りを最も強く受けている業界だといえます。


▲「売上高」「客数」「客単価」の伸び率推移
※日本フードサービス協会会員社による「外食産業市場動向調査」より当社作成

ニュースでも大きく取り上げられているテーマですが、デリバリーといった新業態へのシフトで、落ち込んだ売上を少しでも回収しようと各社様とも努力されています。ウーバーイーツや出前館などへのショップ出店や自社の注文サイト・ECの開設が相次ぎ、EC向け決済サービスを提供するGMO-PGも飲食事業者様やデリバリーサービスのプラットフォーマー様からのお問い合わせが増えています。

店舗での新型コロナ対策としてキャッシュレス対応も爆発的に進み、EC決済サービス以外に、この方面でもGMO-PGはご支援させていただいています。

そうですね。ファミリーレストランや居酒屋、ファストフードなどをチェーン展開されている、売上でいうと数十億から数百億円規模の事業者様をメインにサービスをご提供しています。精算機や決済端末、決済システムなどを提供するベンダー各社様と協力して、店頭でのキャッシュレス化をご支援することも多いです。

「GMO Cashless Platform」と名付けたQRコード決済プラットフォームを提供し、店頭のキャッシュレス化をお手伝いいたします。直接ご提供する場合は、設置済みPOSの改修を店舗様にて行っていただくことが多いため、それなりの規模のある事業者様が多くなります。ベンダー各社様との協業の場合は、ベンダー様のプロダクトに「GMO Cashless Platform」を組み込み提供するため、自社開発に比べると導入ハードルは低くなります。


▲GMO Cashless Platform導入方法

実店舗向けのQR・バーコード決済に対応したマルチ決済サービスです。GMO Cashless Platformのようなサービスをご利用されない場合、事業者様は各種Payサービスをそれぞれご契約いただく必要があります。契約の手間がかかる上、Payサービスの決済事業者様から売上の入金がされるのも別々になるため面倒です。
「GMO Cashless Platform」のご利用方法として多いのは、POSレジや決済端末に組み込むか、あるいはスマートフォンやタブレットにアプリをインストールする形になります。Payサービスに関してはメジャーどころは網羅しているので、消費者様は好みのQRコード決済を使え、事業者様としても販売機会の取りこぼしを解消できます。
もちろんすべてのPayサービスを導入する必要はなく、必要なものを取捨選択いただけます。


▲GMO Cashless Platformで選べる決済手段

スマホで注文・決済し店頭で受け取れるモバイルオーダーの開発が盛り上がるなど、今でこそキャッシュレス化は盛んです。ですが正直なところ、まだまだ現金主義であったり、飲食業自体の客単価が低いため決済手数料はできるだけ削減したいと考えられていたりすることもあり、これまで飲食業界のキャッシュレス化は進んでいるとはいえませんでした。しかしながら、国策のキャッシュレス・消費者還元事業に加え、新型コロナの影響で現金を扱いたくない消費者が圧倒的に増えたため、キャッシュレス化が加速している印象です。

まず1つ。決済サービスはAPI接続を前提にしているものが多いのですが、POSレジはプログラミング言語の都合上、API接続するための開発には大きな時間と費用がかかります。「GMO Cashless Platform」で決済端末とスマホ、タブレットでも導入できるようにしているのには、こうした背景があります。

2つ目は、1つ目とも関連しますが、コロナ禍で痛手を受けた飲食事業者様は、新しいシステムの導入や開発でコストをかけることに対してシビアです。キャッシュレス化やEC化を図り、今すぐにでも売上を回復したい一方、身動きが取れないというジレンマがあります。

そして最後に、決済手段の多様化があります。PayサービスのQRコードが載ったアクリルスタンドが複数並んでいるお店を見かけたことがありませんか? あれもこれもと取り入れることで店頭ディスプレイが乱れ、店舗スタッフの対応も複雑にしてしまうという結果に至ります。

これらの課題に対して、Payサービスに一括対応できる「GMO Cashless Platform」は貢献できます。

コロナ禍前と禍中の事例をそれぞれ1つずつ紹介します。どちらにも共通しているのは、「レジ待ちを緩和したい」というニーズです。
まず、コロナ禍以前にファストフードチェーン企業を支援した例を紹介します。通常、お札や小銭のやりとりが発生する現金払いよりもキャッシュレスの方が、決済にかかる時間は短く済みます。ですので、その企業様はレジのキャッシュレス化を進めていました。レジ待ち緩和という観点からセルフレジを設置されており、さらに対応領域を広げ、現金払いを減らすためPayサービスに対応することとなり、「GMO Cashless Platform」を導入いただきました。

大手ファミリーレストラン様の事例です。レジ待ち緩和に加え、接触機会の低減といった観点から、今後の店舗展開では、セルフレジを主軸にすることを計画されていました。厨房以外に店舗スタッフのいない、半無人の店舗になります。このセルフレジに、POSレジ連携と同じ要領で、「GMO Cashless Platform」を導入させていただきました。

1例目のファストフードチェーン企業様の場合、実は「GMO Cashless Platform」ではAlipayとWeChat Payのみ連携しています。というのも、すでに類似のプラットフォームを使われており、そのプラットフォームでは国内Payサービスしか対応できないという課題を抱えていらっしゃいました。GMO-PGは当該プラットフォーム事業者様と連携し、「GMO Cashless Platform」を繋ぎ、海外Payサービスを使えるようにしました。イニシャルコストを抑えて新たな決済手段を導入できたという面では、確実に意味があったと考えています。

レジ待ち緩和や接触機会低減の効果については、現状まだ実証データを取れていない状況ですが、引き合いが続いていることや、加盟店様からの話を聞く限りでは、確かに効果を得ていると実感しています。

そうですね。パートナーとのネットワークを活かし、事業者様の決済端末やシステムが切り替わるタイミングでの商談機会を増やしています。
2019年から提供を開始した「GMO Cashless Platform」には類似サービスが少なくないですが、後発として他サービスよりも簡単に運用管理できる点に注力して開発しました。例えば、チェーン展開する飲食事業者様は店舗の出退店が頻繁です。よって、登録店舗の追加や削除などプラットフォームの使用頻度も増えますので、その面倒を少しでも減らす、分かりやすい運用画面を用意しています。それがチェーン展開する飲食事業者様からGMO-PGが選ばれる理由だと考えています。

飲食業に限らず単価の低い店舗ビジネス全体で、キャッシュレス決済の利用が進んでいくと思います。最近では、ドラッグストアやスーパーマーケット大手企業様でも「GMO Cashless Platform」の導入が進んでいます。サービス開始後、利用状況を見て私も驚きました。想像よりもPayサービスが使われていたのです。Payサービスの決済事業者各社様はキャンペーン展開に力を注いでおり、「お得感」に魅了された利用者が増えているのだと思います。

今回はあまり話せませんでしたが、飲食事業者様のEC事例も増えています。GMO-PGはオンライン/オフラインを問わず、またそれを統合させる決済サービスを今後も提供していきます。私が入社して9年、GMO-PGは当時から売上が約7倍になりました。入社当時「GMO Cashless Platform」はありませんでした。成長企業だからこそ、現在のサービスを更に拡大することも新しいビジネスを生み出すことも、たくさんのチャレンジ機会があります。
GMO-PGでは決済の未来を一緒に切り開いていく仲間を募集しています。チャレンジングな環境で事業者様の成長をお手伝いしませんか?

(by あなたのとなりに、決済を編集チーム)

※本コンテンツ内容の著作権は、GMOペイメントゲートウェイ株式会社に属します。


おすすめ記事

2020/11/06
EC・キャッシュレスの進化とGMOペイメントゲートウェイ
2021/03/22
店舗ビジネスを活かすEC展開でしのぎを削る【ホームセンター業界の決済事情】
2021/03/30
実は難しい、ECと店舗の融合。解決のための答えを探る【アパレル業界の決済事情】
  1. TOP
  2. 一覧
  3. コロナ禍で大きな意識改革—店舗のキャッシュレス化へ【飲食業界の決済事情】
未来ビジネス倉庫 マルチペイメントサービス 決済に関する資料請求・問い合わせ bnr