
2024年10月に新設された給与Fintech事業部で活躍するA.S。給与前払いサービスである「即給 byGMO」を通じ、企業と従業員の双方に価値を提供しています。 営業職になるため転職をしたというA.Sが、そのやりがいや今後の展望を語ります。
【略歴】
- 2020年 機械メーカー入社。法務部にて契約審査・取締役会運営を担当
- 2022年 GMOペイメントゲートウェイ株式会社入社。新領域創造部で「即給 byGMO」の営業を担当
- 2024年10月より 給与Fintech事業部にて営業・企画を担当
営業未経験から挑んだ新しいキャリア。顧客と共に成長するビジネスモデルに共感して入社

──現在「即給 byGMO」の営業担当として活躍するA.Sさんですが、前職は営業職ではなかったと聞きました。なぜ営業職を目指したのでしょうか?
法学部出身だったこともあり新卒で入社した会社では法務部に配属され、契約審査や法律相談対応を担当していました。しかし、就職活動をしている時から営業職を志望しており、その想いは入社後も変わりませんでした。
営業職に惹かれていた理由は、お客様が喜ぶ顔を見るのが好きなこと。そして、数字できちんと成果が見える仕事の方が達成感があると考えていたからです。とくに、一つのサービスを導入することで、その先にいる従業員の方々皆様にメリットを提供できるという影響範囲の広さから、BtoBのサービスに魅力を感じていました。
──学生の時から営業職に魅力を感じられていたのですね。そんな中で、GMOペイメントゲートウェイに転職した経緯を教えてください。
転職活動をする中で偶然出会ったのがGMOペイメントゲートウェイでした。調べていくうちに、企業としての成長性や新たな取り組みに対する積極的な姿勢に魅力を感じたんです。
とくに印象的だったのは、当社のサービスを利用される加盟店さまの売上の拡大を後押しすることで、当社の売上もダイレクトに上がるというビジネスモデル※。「私もここで働きたい!」と思い、入社を決めました。
※当社のコア事業である決済代行サービスを利用する加盟店様に対し、売上拡大に貢献する付加価値サービス(金融関連サービス・決済活性化サービス)を提供しております。加盟店の決済処理が増大することで、当社のコア事業も拡大する「還流モデル」を確立しております。
──入社後は一貫して「即給 byGMO」の営業に携われているということで、あらためてどんなサービスなのか教えてください。
給与前払いサービスである「即給 byGMO」は、就業者と企業の双方に大きな価値を提供できるサービスです。日本では、就業者に対して働いた一ヶ月分の給与がまとめて月末や翌月に支給されるのが一般的ですが、「即給 byGMO」を利用すると、働いた分の給与の一部を給料日よりも前の好きなタイミングで受け取ることができる点でメリットがあります。一方、企業にとっても人手不足が課題となる中、福利厚生の一つとして活用できるため、給与の前払いを求める求職者のニーズを満たし、求人の集まりやすさに寄与するなど、人材採用面でも効果を発揮しています。
私は現在、「即給 byGMO」事業の営業と営業企画を担当しています。営業としては、お客様からの初期の問い合わせからクロージングまでの対応、ご利用されるお客様のオンボーディングからフォローまで一貫して携わっています。また、営業企画としては事業拡大のための施策の企画・立案・実行を担当しており、包括的に事業に関わっています。
成長著しい「即給 byGMO」の営業担当として、さらなる事業拡大を目指す
──営業未経験で入社したA.Sさんが、どのように仕事を覚えていったのか教えてください。
入社当時は独立した部署はなく、新規事業立ち上げチームとして3名体制で、上司1名と同僚1名、そして私という構成でした。入社後は営業が初めてということもあり、同行営業からスタートし、徐々に一人立ちしていく形で進めていきました。
最初は、「どのように説明をすれば『即給 byGMO』の魅力を理解していただけるのか」という点が難しかったです。上司の話し方やアプローチを細かくメモし、フィードバックも受けながら実践を繰り返す中で、お客様の課題に寄り添った提案ができるようになりました。
新規サービスの営業は一般的に事例が少なかったり、前例がなかったり、苦労することも多いです。ただ、私自身は不安を感じることがありませんでした。「即給 byGMO」が本当に良いサービスだと思っているからこそむしろ燃えるというか、どうすればもっと広めていけるのかと、前向きな姿勢で取り組んでいきました。
──未経験ながら新規事業の営業を任されていたんですね!その後、現在所属する給与Fintech事業部が新設され、引き続き「即給 byGMO」の営業をされているのですね。
はい、おっしゃる通りです。当事業部のミッションは、企業の給与関連業務のDXを推進し、お客様の業務効率化に貢献すること。徐々に実績も出てきた「即給 byGMO」が当社内で注目され、期待されることも多いからこそ新部署として立ち上がったと思うので、気を引き締めつつさらなる事業拡大をめざしています。
──「即給 byGMO」の営業になって約2年、この仕事の魅力はどんなところにありますか?
私がこのサービスに携わり始めたのは、SMBCグループから事業を引き継いで新たにスタートした頃からです。サービスを1から10へと拡大していく成長フェーズに参画できるのは、とてもやりがいを感じています。
また、最近では市場環境も変化してきています。短期間・スポット的な仕事を提供するスポットワークの普及により、即時給与支払いへの理解が深まってきました。時代の流れとともに、このサービスの必要性が広く認識されるようになってきていることを実感しています。
部署の垣根を越えた連携。チーム力で給与FinTech時代をリードする
──これまでさまざまなお客様を支援してきたと思いますが、とくに印象に残っている出来事を教えてください。
2023年の夏に担当した案件が印象に残っています。「即給 byGMO」のホームページから問い合わせが届き、新規事業としてスポットアルバイト的なサービスを立ち上げたいというご相談をいただきました。お客様先のIR資料にも新たなサービスの立ち上げについて触れられており、グループ全体として力を入れているプロジェクトだと伺ったため、私自身も身が引き締まる思いでした。
導入をする上では基本的な機能だけでなく、先方が実現したいサービスのご要望に応じてご提案を行い、機能追加や契約面での調整などさまざまな対応が必要となりました。そこで、社内では法務部門やシステム部門と連携しつつ、お客様とは週に1回以上の頻度でミーティングを実施し、必要に応じて各部の担当者にも同席してもらえるよう密に連携を取っていきました。
各部署と連携しながら進めた結果、無事に導入が完了しました。また、新しいサービスであることもあり、導入後も定例打ち合わせを継続させていただいており、良好な関係を築くことができています。「いつも迅速な対応をありがとう」と感謝の言葉をいただく機会も多く、チーム全体での対応が評価されていることが非常に嬉しいですね。
──お客様のみならず、社内の各部署との連携が強みになっているんですね。
そうなんです。私が入社して一番驚いたのが、社内コミュニケーションの取りやすさでした。営業などから契約や機能改善などの相談や要望が増えるとそれぞれの部署では必然的に負荷がかかります。私自身、前職で法務担当だったときは契約回りの相談があると正直「仕事が増えたな」とややネガティブに感じることがありました。でも、当社ではみんな前向きに協力してくれるんです。システム部門も法務部門もお客様の立場を考えて丁寧に回答してくれ、一緒になって動いてくれます。
昨今のFinTech領域は動きが加速しており、たとえば「給与デジタル支払い」などの新しい潮流も出てきています。そうした環境の中、周りの情勢変化に合わせてリアルタイムで機能を実装していくためには、部署を超えた連携が不可欠です。それが円滑に進められる環境が整っていることは、大きな強みになっていると実感しています。
多種多様な事業をお手伝いできる醍醐味。主体性と協調性を大切に、キャリアを築く
──A.Sさんは営業未経験での入社ながら、今や「即給 byGMO」に欠かせない存在ですね。GMOペイメントゲートウェイに転職して良かったことを教えてください。
案件を主体的に推進できる環境が整っていることです。上司は「何かあれば責任は自分が取るから自由にやっていい」という形で裁量権を与えてくれ、私を信頼して案件を任せてくれます。また、何か課題が発生した際にはすぐに相談できる関係性があり、自由度の高い環境で業務に取り組めることも入社して良かったと感じるポイントです。
そうした環境に身を置くことで、積極的に行動を起こせるようになったと感じています。案件に取り組む際に、システム面や法務面などさまざまな側面から必要な検討項目を抽出できるようになり、それに応じて関連部署の方々にもスムーズに連携ができるようになりました。周囲の協力的な姿勢のおかげでもありますが、自分のスキルアップをはかりながら仕事を進めていける点にやりがいや成長を感じています。
──環境をフルに活かし、積極的に行動されているんですね。どのような資質のある方が、新規事業の立ち上げや、その中で営業として働くことに向いていると思いますか?
自分で考えて主体的に行動できる人が向いているんじゃないでしょうか。ただし、なんでも抱え込むのではなく、わからないことがあれば適切なタイミングで相談できることも大切だと思います。自発的に考えて自律した行動をとりながらも、必要に応じて臆することなく関係各所とのコミュニケーションが取れる人が理想的ですね。現在の部署のメンバーにもそういった方が多く、お互いにストレスフリーに仕事を進められています。
また、私の所属する給与Fintech事業部は新しい取り組みにも積極的にチャレンジしています。時代の流れに沿って新たな知識を取り入れ、業務に反映していきたい方にとっては、とてもやりがいのある部署だと考えています。
──最後に、今後の展望とこれから入社を考えている人へメッセージをお願いします。
今後の展望としては、直近では自分が推進者となって大型案件を引っ張っていく経験を増やしていきたいですね。その経験を活かし、将来的には自分のチームを持って活躍していけたらと思っています。
当社で営業をする魅力は、やはり、お客様の成長が結果として当社の成長にもつながるということです。私は給与部分に関わっていますが、当社では商取引に必ず発生する「決済」に関わるサービスを提供しており、多種多様な業界/企業に携わることができます。さらに、決済はビジネスの根幹となる部分であるため、顧客企業と深いレベルでの関係を築くことができるんです。
そうした環境の中、会社の成長とともに自己成長をめざしていきたい方に入社していただけたら嬉しいです。
※ 記載内容は2024年11月時点のものです
(by あなたのとなりに、決済を 編集チーム)
※本コンテンツ内容の著作権は、GMOペイメントゲートウェイ株式会社に属します。