----まずは入社の経緯から教えていただけますか。
2008年のリーマンショックの影響を受けて、内定をもらっていた別会社への入社が実現しませんでした。そのため、知り合いから紹介された当社の村松 竜副社長が代表を務めるVCのGMO VenturePartners(以後、GMO-VP)を尋ねました。そこで相浦 一成社長を紹介され、1年間インターンとしてGMO-VPで働いた翌年、GMOペイメントゲートウェイ(以後、GMO-PG)に正社員として入社しました。
----GMO-PGでは、営業職として働き始めて入社2年目には営業企画を担当されていますよね。これにはどのような経緯があったんですか。
もともとGMO-VPで投資先開拓(営業)をする際、マネタイズには決済サービスが必要ということで当時からGMO-PGを紹介しており、GMO-PGの決済サービスの概要説明・営業トークは1年間横で聞いてました。なので、入社時にはすでに決済領域の提案ができる状態でした。そのため、広告の話や業界の裏話など、付加価値のあるトークや提案ができるようになろうと考えて試行錯誤していました。
同じころ、当時の営業部長が決済領域以外の商品を強化しなければいけないとの課題意識を持っていて、それを自分が任せてもらうことになり、主に、セキュリティ強化のためのSSLサーバー証明書の販売促進や、決済サービスとセットで展開していたパートナー企業のEC構築システムを運営する会社の売上を伸ばすための、事務局のような立ち位置も務めていました。
----その翌年に、担当された新規事業について教えてください。
当該サービスは2022年9月現在クローズしていますが、当時海外で急激に伸びている決済サービスを模したサービスを日本で展開するスタートアップと出会いました。当時は決済サービスを提供するには、誰とどういう契約が必要で、システムがどう多層化していてなど、あまり情報がオープンになっておらず、また独特な商慣習や風習もあり、スタートアップが決済サービスを運営するにはややハードルが高かったので、そこを私がビジネスディベロップメント担当として支援するような形で参画しました。
当社の知見を活かして、裏方としてサポートし、彼ら、彼女らがフロントのAPIや決済サービスとしての提供を行うという座組でサービスを展開しました。
----入社2年目で営業企画、3年目で新規事業に携わるなど、新卒としてはかなり早い成長スピードのように感じますが、振り返ってみていかがですか?
事業の成長と共にどんどん新しいポジションが増えていくのに合わせて、さまざまなポジションを経験してきました。成長企業の組織構造の中で、自分も成長したように思います。