GMOペイメントゲートウェイ(以下:GMO-PG)で働く人々のバックグラウンドや、この会社に入社した経緯、日々活躍する姿から、人となりを探る連載企画。今回は、システムの開発や運用に携わるシステム本部で、スマートペイサービスの課長代理を務めるK.Tさんです。
【K.Tさんの経歴】
2015年 大学卒業後、社員数40名規模のSIer企業に入社
2018年 GMO-PG 入社
現在は、システム本部IT戦略ビジネス統括部スマートペイサービス部銀行ペイGr 課長代理
エネルギッシュなベンチャーマインドと、真面目な取り組みのバランスの取れた会社
――現在、社内で携わっている業務について教えてください。
「銀行Pay」基盤システムに関するシステム開発・運用を行っています。「銀行Pay」は、QRコードによる決済サービスで、予め登録しておいた銀行口座から、リアルタイムに引き落としができるサービスです。従来のデビットカードに近いものになります。
日々の業務としては、機能追加や運用改善のための設計・開発、銀行様からいただく問い合わせ・調査依頼の対応を担当しています。セキュリティへの対応にスピード感が求められる状況が多く、アジャイルでの開発がメインとなっています。
――GMO-PGに入社するまでの経緯を教えてください。
前職は社員数40名程度のSIer企業に新卒で入社し、最初の3ヶ月ほどJavaの研修を受講しました。その後およそ2年間、顧客管理システムや社内承認システムのプロジェクトに客先常駐で参加し、開発・テストを担当していました。ただ、プロジェクトごとに業務内容や勤務地の変更が必要だったため、設計から運用まで一貫して担当できる企業への転職を考えました。
――GMO-PGの入社の決め手は何だったのでしょうか。
転職期に携わっていたプロジェクトがトラブルの多い案件で、苦しみながら転職活動をしていました。そういった状況もあって、何か自分の糧になることを聞きたいと思い、面接の際「トラブル対策で心がけていること」をうかがいました。すると、担当のパートナー(社員)の方が、「入念な対策は前提として、起きた時にすばやく誠意を持って対応することを心がけている」と答えられたんです。その言葉に、会社としてしっかりとした考え方を持っていることがうかがえ、転職の決め手となりました。
――入社前と入社後で、GMO-PGに対する印象が変わった点はありますでしょうか。
入社前は「GMO」というと、ベンチャー企業としてのイメージが強かったです。本社も渋谷ですし、ベンチャー特有の明るさやラフさが目立つ印象でした。ですが、実際に入ってみると扱っている商材のおかげか、いい意味で堅実な会社でした(笑)。
パートナー一人ひとりの意識が高く、サービスをより良くしていこうと、前のめりな方が多い印象です。ベンチャー企業ならではのエネルギッシュな雰囲気と、堅実な真面目さと、良いバランスが取れているように思います。
自責は自責、他責も自責。責任感の強い能動的な集団
――入社してから特に印象に残っている仕事、出来事を教えてください。
入社してすぐに参加させていただいた案件で、本部長賞とGMOグループアワードのプロジェクト賞をいただいたことです。案件自体は、会社内全体が関わって総務や経理などの業務を簡単にする、統一化できるようにするプロジェクトでした。そのため、前職では関わらなかった、社内メンバーとコミュニケーションをとり綿密な打ち合わせをする機会が多くあったのです。
自分が作ったものが、社内の人の役に立っているという実感がすごくわいたので、参加できてよかったと思っています。また、当時は入社したばかりで、社内に知り合いも少なかったため、社内の横の繋がりもできるいい経験になりました。
社内コミュニケーションとしては、入社年次が浅い方たち同士でグループ分けをして、コミュニケーション取る制度があります。また、営業部門とは二人三脚でサービスを作っていくので、日々問い合わせの確認や案件の相談は多く、つながりもつくりやすい環境です。
――ひと言でGMO-PGはどんな会社だと思いますか。
責任感が強い集団だと思います。社長がよくおっしゃっている「自責は自責で、他責も自責」は、それを表す代表的な言葉です。例えば、トラブルが起こった時に、まず自分の問題点を見つけるところから原因分析をはじめるようにしています。すぐにどうやったら解決できるか、知識のある先輩たちが集まってきます。怒られるということはありませんが、先輩たちにお手数をかけてしまうのでものすごく反省しますね。
一つひとつ、自分の反省点から探していく過程を、誰に押し付けられるわけでもなく、メンバー一人ひとりが取るようにしているのが印象的です。
コミュニケーション能力を活かせば、未経験の分野でも活躍できる
――業務の中で大切にされていることは何ですか。
私が担当しているサービスは複数の銀行様に対して、少人数のエンジニアが並行して業務をしています。お客様としてはGMO-PGという会社として見ていらっしゃるので、チーム内の連携がすごく大切。どの銀行様とどんなコミュニケーションをとっているのかをきちんと共有したうえで、チーム内のメンバーに伝える必要があります。
そのため物事を論理的に伝えることは意識していますね。システム調査の結果を伝えるのはもちろんのこと、結果に至るまでの過程も伝えるようにしています。うまく伝えないと相手は判断できません。話を組み立てて、前後関係がしっかりある形で伝えるように心がけています。
――GMO-PGで働く上で持っておいた方が良いスキルは何ですか。
部署的に社内外問わずコミュニケーションを取る機会が多いので、コミュニケーション能力は欠かせません。
もちろん、エンジニアとして身につけておきたい技術的な知識やスキルもありますが、そういった知識は会社に入ってからでも身につけられるものだと思います。システム部内は、社内のサービスや、新しい技術や言語についての勉強会を行うことがありますし、そういった知識を身につけるセミナーや自主勉強会もあります。技術的な知識や業界事情などはキャッチアップしやすい環境ですので、周囲とコミュニケーションが取れ、成長したい意欲がある方であればその点の心配はしなくてよいと思います。
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