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BS・PL・CFを好転させるDX支援サービス

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GMOペイメントゲートウェイ(以下、GMO-PG)では決済に関わるサービスを多数展開している。その中でも、デジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するサービスについて、GMO-PGにおけるDXの考え方と共にご紹介する。

デジタルトランスフォーメーション(DX)とは

GMO-PGでは、結果としてお客様のBS(貸借対照表)やPL(損益計算書)、CF(キャッシュフロー計算書)の好転に繋がるサービスを「DX支援サービス」としている。

DXの定義には、スウェーデンにあるウメオ大学のエリック・ストルターマン教授が提唱した、「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」や経済産業省が定義した「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」などがある。

GMO-PGは、サービスをご提供するだけでなく、ご提供した先のお客様のBS・PL・CFが改善することこそが最重要であると認識している。

PLは収益拡大及び収益性向上、BSは資産効率の向上、CFは資金繰り改善等。これらに対してGMO-PGのサービスがどのように貢献できるかを常に考えて、新サービスを創造したり、お客様のニーズや課題の解決となるサービスをご提案している。

GMO-PGにおけるDXの事例

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例えば、GMO-PGでは、東京電力エナジーパートナー株式会社(以下、東電EP)が推進する、電気料金の振込用紙をペーパーレス化し、スマートフォンを活用した新しい支払い方法「SMS選択払い」において、決済画面及び決済処理サービスをご提供させていただいた。

電気・ガス料金など公共料金の支払いには、払込用紙による支払い、口座振替、クレジットカード決済などがある。東電EP様の電気料金等の支払いでも同様で、払込用紙による支払いでは、利用者に郵送やポスト投函で払込用紙を届けていた。
今回東電EP様は、払込用紙による支払いに代わり、携帯電話の番号を活用し、スマートフォン上でお支払いの手続きを行える方法を導入した。
これは、「SMS選択払い」というもので、電気利用者はスマートフォンのSMSに送られた専用の決済画面のURLにアクセスし、クレジットカード決済などでお支払いすることができる。

物理的な紙の請求書をSMS経由のWebサイトに変えることは、印刷や配送の効率化とペーパーレス化の実現に繋がる。東電EP様において、郵送代のコスト圧縮となり、勘定科目では販売費および一般管理費に含まれる「通信費」の改善に繋がっていくもの予想される。

そのほか、GMO-PG連結企業集団が展開している、DX支援サービスをまとめた(2020年9月末現在)。

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▲顧客企業のPL・BS・CFを好転させるDX支援サービス(2020年9月期決算説明会資料より)

GMO-PGの主サービス「PGマルチペイメントサービス」もDX支援サービスだ。
クレジットカードのほか、コンビニ決済・キャリア決済などを一括で取り揃えることができるため、導入事業者様は、これまで利用したい決済手段がないという理由で逃していたエンドユーザーの新規流入など、新たな顧客獲得により売上増に繋がることが見込める。
PL・BS・CFではPLの「売上高」に直接影響するため、GMO-PGではDXに貢献できると考えている。

上記資料内のDX支援サービスを、幾つか簡単に説明する。

GMO-PGにおけるDX支援サービス

--「Cycle byGMO」

  1. GMOイプシロンが提供する、売上金を翌日から利用できるサービス。
    (参考記事:「担当者に聴く、入金を待たずに売上金を使えるEC事業者のためのビジネスカード『Cycle byGMO』とは」) 通常自社ECサイトでの売上金は最大45日後に入金されるが、本サービスを利用すると、売上金を翌日から利用できるのでキャッシュフローの改善ができる。
  2. CF改善を通じBSの「現預金」「売掛金」に影響する。
  3. サービスサイト:
    https://www.epsilon.jp/service/cycle/
  1. 後払い決済サービス「GMO後払い」で、請求書を各種スマホ決済サービスで支払うことができるサービス。
    購入者がコンビニや郵便局などに行くことなく、好きな場所・時間で支払うことができるため、売上金の未回収リスクが軽減できる。
  2. BSの「貸倒引当金」に影響する。
  3. サービスサイト:
    https://www.gmo-ps.com/service/feature_ab/

--「不正防止サービス(Sift)」

  1. クレジットカード決済の不正取引を検知するサービス。
    機械学習による不正ルールの自動最適化を行うため、不正対策の導入・運用負荷を軽減しながら、未然に不正な取引を防止し、チャージバック発生などによる売上金の未回収リスクを軽減。
  2. BSの「貸倒引当金」に影響する。
  3. サービスページ:
    https://www.gmo-pg.com/service/mulpay/security/sift/

--「オンライン販売支援」

  1. オンライン販売に必要なサービスを提案し、導入をサポートするサービス。
    本格的なECサイト構築から、ECサイトを持たずにメールで受注販売するといったオンライン販売まで、目的に合わせて必要なサービスを見つけることができる。
  2. 販売販路拡大によりPLの「売上高」に影響する。
  3. サービスサイト:
    https://www.epsilon.jp/lp/onlineservice/

--「GMO Cashless Platform」

  1. 実店舗でのキャッシュレスソリューションを一括提供するプラットフォーム。
    実店舗の事業者様は、各種QRコード・バーコード決済事業者ごとの契約やシステム接続などが不要になるほか、1つの管理画面での運用や、締め日と入金日の統一も可能なため、複数のQR・バーコード決済サービスを取り扱う際の煩雑さが改善される。
  2. キャッシュレス決済の導入でPLの「売上高」に影響する。
  3. サービスページ:
    https://www.gmo-pg.com/service/cashless-platform/

--「電子請求書早払い」

  1. 「BtoBプラットフォーム 請求書」(インフォマート提供)を利用するBtoB事業者様向けにインフォマート様と提供する、「買取依頼ボタン」をクリックするだけで請求書を資金化できるサービス。
    BtoB事業者様が保有する売掛債権をGMO-PGが買い取ることで早期資金化する「GMO BtoB早払い」がベースとなっており、売掛金の早期資金化が可能。そのため、自社の資金需要にあわせた柔軟な資金調達ができ、CFの改善ができる。
  2. CF改善を通じBSの「現預金」「売掛金」に影響する。
  3. サービスサイト:
    https://www.infomart.co.jp/btobfinance-hayabarai/lp2.asp

ご紹介した以外でも、お客様個社ごとにご提案・提供させていただいているDX支援サービスは数多くある。具体的なDXの課題がある方も、「DXすべきと言われているので何かしなければ」と考えている方も、是非GMO-PGにご相談いただきたい。


(by あなたのとなりに、決済を編集チーム)

※本コンテンツ内容の著作権は、GMOペイメントゲートウェイ株式会社に属します。

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