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【事業企画職】前例のない海外企業向け融資事業をアジアで立ち上げ。その舞台裏とは

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GMOペイメントゲートウェイ(以下:GMO-PG)で働く人々のバックグラウンドや、この会社に入社した経緯、日々活躍する姿から、人となりを探る連載企画。今回は企業価値創造戦略 統括本部 アジア事業統括部で統括部長を務める中嶋 孝平さんを紹介します。

【中嶋 孝平さんの経歴】

東京大学 工学部卒
2003年 大学卒業後、M&Aアドバイザリー会社に入社
2004年 メガベンチャーでプロダクトマネージャー、経営企画、インドネシアのジョイントベンチャーの現地責任者を担当
2017年 GMO-PGに中途入社、企業価値創造戦略 統括本部 アジア事業統括部に配属
2020年 10月より同統括部長を務め現在に至る

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主に東南アジア、インドにおけるFintech企業向けの融資事業と、アジアにおける決済代行事業を展開しています。

Fintech企業向けの融資事業は立ち上げから携わっていますが、現在は事業が軌道に乗り、拡大のフェーズに入っています。インドでは現地法人も設立したところです。また、決済代行事業は私が入社する前から存在する事業で、現在は新しいサービスを立ち上げて事業を加速させようとしているところです。

前職ではプロダクトマネージャーとしてウェブサイトのリニューアルなどを担当した後、経営企画室で取締役会や経営会議の運営事務局を担当し、ホールディングス制に移行する際のプロジェクトマネージャーや中期経営計画の策定などを行いました。

その後はインドネシアのジャカルタに駐在し、ジョイントベンチャーの経営責任者となり、現地向けのホテル予約サイトを提供していましたが、私が日本に帰任してからは東南アジアから撤退することになりました。私はこの先も東南アジアに関わる仕事がしたかったので、転職を決意しました。

まず、今後もインターネット業界で生きていこうということは決めていました。また、私は昔から東南アジアが好きで、実際にジャカルタに駐在しながら働いたことで、成長中の国で働く面白さも知りました。「インターネット」×「東南アジア」で行きたい会社を考えると、GMO-PG以外の選択肢はありませんでしたね。

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グローバルのFintech企業向けの融資事業は、GMO-PGの社内どころか、世の中でもほとんど前例のない事業でした。ニーズはあるのですが、誰も実行していない。それも当然で、赤字経営のFintech企業に融資をしても、本当にお金が返ってくるのか分かりません。

加えて、法律や実行面の問題もあります。日本からクロスボーダーで勝てるのか。Fintech企業のライセンスは信頼できるものなのか。現地の法規制として合法なのか。数々の障壁がある中でも安全性を高めて、収益性のあるビジネスになるように融資のスキームを考えること自体が、誰もやったことのないチャレンジでした。

大きなビジョンを持った優秀なFintech企業の経営者と対等に近い関係性で仕事ができます。融資先の例として、最初にお会いした時は従業員数が10数名で、売上規模も小さかったスタートアップ企業がありました。そこから急速に売り上げが伸び、資金調達もできて人も採用しチームが拡大して、会社も成長していきました。以前はこちらがリードすることが多かったのですが、力量やスピード感が増していき、私たちを超えていく感覚がありました。経営者も発言の中身やプレゼン内容もどんどんレベルアップしていき、風格もともなっていく。その様子を間近で見られたのも、この仕事ならでは特権だと思います。

はい。前例のない中で、関係部署の協力を得ながら、熱意を持ってプロジェクトをリードして実現にこぎつけました。融資先の経営者もアグレッシブな方で、1日でも早く実行してほしいと要望を受けていました。交渉はハードでしたが、一方で信頼関係は良好でビジネスでぶつかることがあっても、「人として文句を言っているわけではない」と明言してくれる方でした。クロージングの後にはとても感謝され、「社内の合意を取るのは大変だったでしょう」と労ってもくれましたね。クライアントと会社のためになると信じられることを、周りを巻き込んで推進することの価値を実感できました。

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「25%以上の営業利益成長の継続」を目標として掲げており、とにかく会社の成長が早いところです。業績が伸びるということは、それだけ新しい仕事やポストも生まれるということ。人財に投資ができますし、組織も大きくなっていく。限られた座席が空くのを待っているような会社ではありませんね。チャンスをモノにすればどんどん上に行けるというのも成長環境であるGMO-PGの魅力だと思います。

ひとつはアジアに限らず海外事業全体を見る責任者となり、事業拡大に邁進していくこと。もうひとつは、自前で運営する新しい自社サービスを作り、大きな規模で運営していくことです。既に台湾では決済代行事業のプロダクトを作っており、自前のサービスとして事業者に提供しています。Fintech企業向けの融資事業も面白いのですが、自分たちのサービスを育てていくということも今後やりたいことです。

Fintechや新興国マーケットに興味を持っている方には最適な環境だと思います。GMO-PGに集まっている仲間はFintechに熱い思いを持った人ばかりで、全員が協力的で、いかに目標を実現するかを一緒に考えてくれます。派閥争いのようなこともありませんし、常にポジティブな空気が流れています。また、経営理念として誠実であることを重視しており、「ビジネスとして勝てばいい」という価値観ではないことも魅力です。楽しみながら仕事ができる環境ですよ。

※インタビュー内容は取材時点のものです。ご了承ください。

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※本コンテンツ内容の著作権は、GMOペイメントゲートウェイ株式会社に属します。

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