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プロが徹底解説!3Dセキュア導入後のカゴ落ち削減&売上向上のための最適解
2025年の「EMV 3-Dセキュア」原則必須化により、多くのEC事業者が「カゴ落ちによる売上減少」という新たな課題に直面しています。
本記事では、GMO-PGと不正検知のグローバルプレイヤーであるForter社が登壇したウェビナーを凝縮。セキュリティ強化と利便性を両立させ、離脱を最小限に抑えるための「運用パターン」の活用法や、最新の不正対策の実績について徹底解説します。
※本記事は2025年8月に開催したウェビナー内容をアーカイブしたものです。記載内容は2025年8月時点のものとなります。
このウェビナーのポイント
- EMV 3-Dセキュア導入で生じるカゴ落ちの発生要因と改善策を解説します
- ガイドラインが示す3つの運用パターンから最適な選択肢を提示
- AI不正検知の活用による承認率向上と自動運用のメリットを整理
原則必須化となったEMV 3-Dセキュア
EC業界において、2025年3月末までの「EMV 3-Dセキュア(以下、3Dセキュア)」導入は避けて通れない対応です。
しかし、すでに導入・運用している加盟店からは「カゴ落ちが増えた」「正しいユーザーがブロックされているのではないか」といった懸念の声が多く寄せられています 。本セミナーでは、この「セキュリティ強化と売上向上のジレンマ」を解消する具体的な手法を提示しました。
なぜ3Dセキュアで「カゴ落ち」が起きるのか?
3Dセキュアによる離脱が発生する主な要因には、「リスクベース認証」における以下の二つが挙げられます。
- ユーザー体験の阻害: リスクベース認証で中リスクと判定された際に行われる「チャレンジ認証」において、追加認証画面への遷移やワンタイムパスワードの入力負担により、エンドユーザーが購入を断念するケースが想定されています。
- 誤判定(偽陽性): 本来は真正なユーザーであるにもかかわらず、高リスクと判定されて取引がNGとなるケースです。
これらの課題を解決する鍵は、カード会社(イシュアー)へ渡す「パラメータの充実」と「適切な運用パターンの選択」にあります。
対策1:パラメータ追加による認証精度の向上
3Dセキュアの判定精度を高めるためには、デバイスIDやIPアドレス、配送先住所などの情報を可能な限り多く(10項目以上推奨)連携することが有効です。
実際に、10項目以上の情報を連携している加盟店では、認証画面が出ずに決済が完了する低リスク判定の割合が向上し、カゴ落ち抑制に寄与しているデータが出ています。
対策2:戦略的な「運用パターン2」の採用
クレジットカード・セキュリティガイドラインでは、加盟店のセキュリティ対策状況に応じて3つの運用パターンが示されています。特にEC事業者で取り組みやすいのがパターン3またはパターン2です。
- パターン3: 全ての取引で3Dセキュア認証を実施。運用は容易ですが、カゴ落ちのリスクが高くなりやすいデメリットがあります。
- パターン2: カード登録時は3Dセキュア認証を必須とし、決済時は加盟店側のリスク判断で3Dセキュア認証を実施するか否かを決定します。
この「パターン2」を実現するには、3Dセキュア認証に加えて「不正ログイン対策」と「属性・行動分析」の実装が要件となります。

AI不正検知「Forter」が実現する売上最大化
GMO-PGが提供する不正検知ソリューション「Forter」は、「属性・行動分析」に該当。世界18億人以上のアイデンティティネットワークを活用し、取引のリアルタイム判定を可能にしています。
Forterを導入しながら、「3Dセキュア 運用パターン2」を採用することで、以下のような改善が見込めます。
- カゴ落ちの削減: Forterが「安全」と判断した取引は3Dセキュア認証をスキップさせる(または低リスク判定へと促す)ことで、チャレンジ認証の発生を抑え、ユーザーの離脱を防ぎます。
- オーソリ承認率の向上: 売上を左右する要素の一つである「オーソリ承認率(オーソリリクエストに対するオーソリ承認の割合)」は、カード会社(イシュアー)へ渡す取引の内容により左右される領域でもあります。3Dセキュアに加え、不正検知ソリューションを併用することで不正な取引を入り口で遮断し、クリーンな決済のみをカード会社(イシュアー)へ流すことが可能となり、これにより加盟店としてのレピュテーション向上に寄与、オーソリ承認率の改善にもつながります。
※オーソリ承認率について詳しくはこちらから - 完全自動運用: AIによる「OK/NG」の明確な判定により、従来のルールベース運用で負担となっていた「目視チェック」や「ルールのチューニング」が不要になり、加盟店様の工数削減に貢献します。
まとめ:3Dセキュア原則必須化を「売上向上のチャンス」に変える
3Dセキュアへの対応は、単なる実務指針への対応ではなく、自社の決済UXを見直す好機です。Forterのような高度な不正検知ソリューションを組み合わせることで、強固なセキュリティを担保しながら、カゴ落ちを防ぎ売上を最大化する「攻めの決済戦略」が実現可能です。
ソリューションのご提案
本ウェビナーで解説した「カゴ落ち対策」を実現するためのソリューションをご提案します。
- PGマルチペイメントサービス: 国内最大級の導入実績を持つ総合決済システムです。グローバル標準に準拠したOpenAPIタイプで3Dセキュアをはじめとしたセキュリティソリューションへの接続、複数のパラメーター連携も容易に行えるため、認証精度の向上を強力に支援します。
- 不正検知サービス「Forter」: GMO-PGのシステムと連携し、JavaScriptを埋め込むだけで容易に導入可能なグローバルに採用されている不正検知ソリューションです。カゴ落ち抑制とオーソリ承認率向上を同時に実現したい事業者様に最適です。
セキュリティ関連
プロが徹底解説!3Dセキュア導入後のカゴ落ち削減&売上向上のための最適解
GMOペイメントゲートウェイとForterが、決済とセキュリティのプロとして3Dセキュア原則導入必須化後の今、決済とセキュリティにおける適切な運用方法を知り、カゴ落ち削減と売上向上を実現する方法を解説します。