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その「カゴ落ち」、原因は"決済手段の不足"かもしれません ~2025年最新データが示す「機会損失ゼロ」の決済戦略~

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ECサイトの売上を左右する「決済」。2025年4月のEMV 3-Dセキュア(以下、3Dセキュア)原則必須化を経て、セキュリティとUXの両立が喫緊の課題となっています。GMOペイメントゲートウェイ(以下、GMO-PG)が2025年11月に公表した最新の消費者調査では、認証失敗によるカゴ落ちの実態や、ポイント経済圏を基準とした決済選択の傾向が鮮明になりました。本記事では、定着したサービスECでのPay系決済手段利用やZ世代の購買特性を紐解き、開発工数を抑えつつ機会損失をゼロに近づける「次世代の決済戦略」を解説いたします。

※本記事は2025年12月に開催したウェビナー内容をアーカイブしたものです。記載内容は2025年12月時点のものとなります

この記事のポイント

  1. 決済手段の不足による離脱の実態を最新の調査データから紐解きます
  2. 若年層やポイント重視層に刺さる最適な支払方法の組合せを整理します
  3. GMO-PGならではの接続方式で開発工数を抑えつつ迅速に機能を拡張する術を提案します

セキュリティ強化が招く新たな離脱:3Dセキュア失敗で16%が購入を断念

2025年、日本のEC市場は本人認証サービス「3Dセキュア」の原則必須化という大きな節目を迎えました。3Dセキュア導入はセキュリティ向上に貢献する一方で、認証の失敗や手間による"カゴ落ち"が新たな課題として浮き彫りになっています。

GMO-PGがおこなった最新調査では、3Dセキュアの認証に失敗した経験を持つユーザーのうち、物販ECで16.6%、サービスECで13.6%が「購入自体を諦めた」と回答しています。さらに、認証トラブルを経験したユーザーの約半数が、そのサイトに対して「不便だ」というネガティブな印象を抱いています。安全性を確保しつつ売上を維持するためには、認証失敗時の「受け皿」として、Pay系決済や後払い決済などの代替手段を戦略的に配置することが重要です。

サービスECではPay系決済が定着。10代のPayPay支持率は6割超へ

旅行やデジタルコンテンツなどのサービスEC分野では、数年前からPay系決済の利用意向がクレジットカードを上回る状況が続いており、2025年もその傾向はより強固なものとなっています。

年代や商材・単価により利用される決済手段には差があります。

例えば、クレジットカードを持たない層も一定いる10代の物販EC利用では、PayPay(63.0%)がクレジットカード(42.3%)を大きく引き離す結果となりました。決済手段の有無は単なる利便性ではなく「そのサイトで購入できるか否か」の決定的な分岐点です。自社の商材やターゲット層の属性に合わせたポートフォリオの構築が、将来的な顧客獲得の成否を分けるともいえるでしょう。

「ポイント経済圏」がユーザーのサイト選びを左右する

2025年の最新調査で新たに追加された「ポイント経済圏」の視点も、今後の売上最大化には欠かせません。ユーザーが特定の決済手段を選ぶ最大の理由は、依然として「ポイントを貯めたい・使いたい」という強い動機です。

楽天ポイント・PayPayポイント・Amazonポイントといった主要なポイント経済圏を網羅することは、決済を単なる「精算機能」から「強力な集客・リピートツール」へと進化させます。自社の顧客がどの経済圏に属しているかを把握し、最適な決済手段を提示することが、LTV(顧客生涯価値)の向上に直結します。

OpenAPIタイプ:開発工数を削減し、変化に即応する技術戦略

「決済手段を増やしたいが、システム開発の負荷が重い」というEC事業者が直面する悩みに対し、GMO-PGは「OpenAPIタイプ」という接続方式をご提案しています。

従来の方式では決済手段追加ごとに個別開発が必要であり、数ヶ月の期間と工数が必要でした。GMO-PGのOpenAPIタイプは共通のAPIで複数決済手段の接続を可能にしています。これにより、実際に「従来3〜4ヶ月を要していた開発期間を半分以下に短縮できた」事例も生まれています。

OpenAPIタイプが実現するのは、単なる開発効率化に留まりません。3Dセキュアをはじめとしたセキュリティ強化にいち早く対応しつつ、様々なユーザー層を取り込む多様な決済手段をスピーディに拡充。EC事業者の「カゴ落ちゼロ戦略」と「売上成長」を同時に加速させる、"次世代の決済インフラ"そのものです。

Open API タイプでより柔軟にビジネスに伴走するのがGMO-PGのオンライン総合決済サービスPGマルチペイメントサービスです。売上の向上やカゴ落ち対策などのお悩みは、ぜひGMO-PGへご相談ください。

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決済手段利用意向調査 2025

今回ご紹介した調査資料についての記事もご用意しています。

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サービス紹介

PGマルチペイメントサービス

PGマルチペイメントサービスは、決済代行会社(PSP, Payment Service Provider)であるGMOペイメントゲートウェイ株式会社が提供する決済プラットフォームです。スタートアップから中小~大手企業まで、業種・規模を問わず幅広い事業者様に導入されています。
連結163,890店舗、年間の決済処理金額21兆円・処理件数72.2億件(※)という膨大な決済を支える強固なインフラを提供。さらに、グローバルセキュリティ基準PCI DSS Ver4.0.1に完全準拠しており、あらゆるビジネスの安全な決済環境を支援します。

  • 都度決済および、サブスク(定期購入・継続課金)にも対応
  • ニーズに合わせた接続方式をご用意(「OpenAPIタイプ」「リンクタイプPlus」)
  • HDI国際認定 取得済みのカスタマーサポート部門が手厚くサポート

※2025 年 9 月末時点、連結数値

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その「カゴ落ち」、原因は"決済手段の不足"かもしれません ~2025年最新データが示す「機会損失ゼロ」の決済戦略~

2025年度の最新版決済手段利用意向調査の結果をもとに、ECサイトの「カゴ落ち」対策や運用最適化のヒントを解説するオンラインセミナーを開催。

当日は、調査から見えた消費者インサイトの解説に加え、サマリー資料には掲載しきれなかった物販・サービスECごとの「年代別」「商材別」といった詳細データも公開いたします。

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