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承認率可視化オプションとは?使い方・確認できる指標と利用メリットを解説
この記事のポイント
- 承認率可視化オプションでは、オーソリ承認率と3Dセキュア認証の状況を確認できます。
- 無料版は主要4指標の現状把握に役立ちます。
- 有料版はカード発行会社、時間帯、金額帯、エラーコードなどによる要因の絞り込みに活用できます。
INDEX
クレジットカード決済の取引件数が増えると、「サイト来訪者は増えているのに売上の伸びが悪い」という状況になることがあります。その原因の一つに、決済における承認率の変化があります。
GMOペイメントゲートウェイの「承認率可視化オプション」は、PGマルチペイメントサービスの管理画面で、クレジットカード決済におけるオーソリ承認率と3Dセキュア認証の状況を確認できるサービスです。
無料版では主要4指標を確認でき、有料版ではカード発行会社、時間帯、金額帯、エラーコードなどへ分析範囲を広げられます。本記事では、画面の見方、無料版と有料版の違い、お申し込み方法、数値を改善施策へつなげる手順を解説します。
承認率可視化オプションとは?
承認率可視化オプションは、PGマルチペイメントサービスのクレジットカード決済における「オーソリ承認率」と「3Dセキュア認証状況」を、管理画面上で確認するためのサービスです。加盟店様で新たな集計基盤を開発せずに利用できます。
売上や成功件数だけを見ても、離脱・決済の失敗が3Dセキュア認証前後で起きたのか、カード発行会社のオーソリ判断で起きたのか、自社サイト内で起きたのかを分けられません。本オプションを利用することで、一般的なコンバージョンレート(CVR)の中に隠れている決済プロセスを複数の指標に分けて確認し、変化が起きた原因を探る手掛かりにすることができます。
※画面に表示された数値だけで原因を断定したり、承認率の改善を保証したりするものではありません。数値の変化から仮説を作り、エラー内容、実装、本人認証、不正対策、販売条件などの追加情報と合わせて検証するための機能です。
承認率と3Dセキュアを分けて見る理由
オーソリ承認率は、加盟店から送信されたオーソリ要求のうち、カード発行会社に承認された割合を見る指標です。一方、3Dセキュアの適用率やチャレンジ認証発生率、離脱率は、本人認証の工程を測ります。購入完了率は、さらにその前後の画面操作や売上処理を含むため、同じ『成功率』でも分母と対象工程が異なります。
例えば、購入完了率が下がっていても、オーソリ承認率が安定し、3Dセキュア離脱率だけが上昇しているなら、本人認証画面への遷移や顧客案内を確認する優先度が上がります。
反対に、3Dセキュア関連の指標が安定し、特定の時間帯やカード発行会社で承認率が下がっているなら、エラーコードや取引条件を確認したうえで決済事業者へ相談する材料になります。
承認率可視化オプションの無料版と有料版の違い
無料版は、オーソリ承認率、3Dセキュア認証適用率、チャレンジ認証発生率、3Dセキュア離脱率という主要4指標を確認できます。
有料版では、件数と金額を切り替えながら、月別・日別、カード発行会社別、3Dセキュア実施有無別、時間帯別、金額帯別、エラーコード別などへ分析範囲を広げられます。全体値の変化だけでは改善対象を絞れない場合に、どの条件で影響が大きいかを確認できます。
無料版で確認できる主要4指標
無料版の画面では、オーソリ承認率と3Dセキュアに関する3指標を確認できます。週次または月次で記録を残すと、低下が一時的なものか、複数期間に続くものかを判断できます。

有料版で低下している条件を絞り込む
有料版は、全体の承認率が下がったときに、大きな要因が何かを探るために活用できます。件数だけでなく金額も切り替えて見ることで、否決件数は少なくても売上影響の大きい高額帯がないかも確認できます。
カード発行会社別の差異は、相談先や追加確認の優先順位を付ける材料になります。ただし、発行会社別の承認率だけで原因を断定はできません。時間帯、金額帯、3Dセキュア実施有無、エラーコードを重ね、同じ期間の取引構成が変わっていないかも確認します。
ヒートマップでは、時間帯と日付などでの偏りを視覚的に確認できます。キャンペーン開始直後、深夜帯、特定曜日などに低下が集中していれば、該当期間のリリース、アクセス増加、不正対策、取引データを調べる入口になります。
可視化したデータを改善施策へつなげるには?
ダッシュボードのデータを改善につなげていくために大事なのは、状況に合わせて見るべき指標を絞ることです。以下のような整理で数値を確認するとよいでしょう。
| 起こった事象 | 改善・相談の例 |
|---|---|
| 承認率が特定日から低下した | 変更前後を比較し、影響条件を開発・決済担当で確認 |
| 特定のカード発行会社でオーソリ承認率が低い | GMO-PGへ相談 |
| チャレンジ認証発生率が高い | APIのパラメータ追加を検討し、不正対策との両立を検討 |
| 3Dセキュア離脱率が上昇した | 再現確認とエンドユーザーへの案内を改善し、同じ指標で再計測 |
オーソリ承認率の改善によって具体的にどのような効果があるかを確認したい場合は、下記の記事の改善シミュレーターをお試しください。
承認率可視化オプションのお申し込み方法
無料版は、クレジットカード決済を契約しているショップの管理画面からお申し込みいただけます。ショップ管理画面の『オプション申込』で無料版申込へ進み、利用規約を確認してください。
お申し込みの操作には管理者権限以上が必要です。契約形態によってお申し込み画面が表示されない場合があります。
また、テスト環境では利用できませんので、ご注意ください。
有料版のお申し込みは、担当営業までご連絡ください。
FAQ
承認率可視化オプションに関するよくある質問
承認率可視化オプションでは何を確認できますか?
PGマルチペイメントサービスの管理画面で、オーソリ承認率と3Dセキュア認証の状況を確認できます。無料版では主要4指標、有料版では発行会社、時間帯、金額帯、3Dセキュア実施有無、エラーコードなどの切り口を利用できます。
無料版ではどの指標を確認できますか?
オーソリ承認率、3Dセキュア認証適用率、チャレンジ認証発生率、3Dセキュア離脱率の4指標を確認できます。まず通常時の基準値と期間ごとの変化を把握する用途に活用できます。
有料版を利用するメリットは何ですか?
全体値だけでなく、カード発行会社、時間帯、金額帯、3Dセキュア実施有無、エラーコードなどに分けて確認できるため、影響の大きい条件を絞り、改善や相談の優先順位を付ける材料になります。
承認率可視化オプションを使えば承認率は上がりますか?
利用するだけで承認率の改善が保証されるものではありません。数値の変化と影響条件を見つけ、エラー、3Dセキュア、実装、不正対策、取引条件などを確認し、改善施策の前後を比較するために活用します。
無料版はどのように申し込みますか?
クレジットカード決済を契約しているショップの管理画面で、オプション申込から無料版申込へ進みます。管理者権限以上が必要です。ご契約形態によってお申し込み画面が表示されない場合があります。詳細はマルペイDocsをご確認ください。
有料版の料金はいくらですか?
初期費用は0円、月額利用料は1ショップあたり10,000円(税別)です。
テスト環境でも利用できますか?
承認率可視化オプションはテスト環境では利用できません。

執筆者
PX+ byGMO編集部
PX+ byGMO編集部は、GMOペイメントゲートウェイによる、決済・Payment Experience(PX, 決済体験)領域に特化した専門メディアチームです。
決済・EC運営・キャッシュレス全般に関する最新動向や実務ノウハウ、成長企業の事例をもとに、ビジネス成長に役立つ実践的かつ信頼性の高い情報を編集・監修しています。
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