【初級編】無料ツールでできるスマホ最適化で、CVRを劇的改善
「自分でできるスマホ最適化」「GoogleOptimizeとは?」「スマホサイト改善事例」

~セミナーレポート~

セミナー概要

テーマ

【初級編】無料ツールでできるスマホ最適化で、CVRを劇的改善!
~「自分でできるスマホ最適化」「GoogleOptimizeとは?」「スマホサイト改善事例」~

会場

東京都渋谷区道玄坂1-14-6 ヒューマックス渋谷ビル7F

講師

GMOペイメントゲートウェイ株式会社 イノベーション・パートナーズ本部 集客支援部 データサイエンティスト 菅原 悠
GMOペイメントゲートウェイ株式会社 イノベーション・パートナーズ本部 集客支援部 解析アナリスト 辻本 隆一

概要

サイトの最適化をできるツール【Google Optimize】をテーマとし
・まだサイトがスマホ最適化されていない
・スマホでの売り上げを伸ばしたい
・CVRを上げたい
といったお悩みを抱えているご担当者様向けのセミナーを開催。
第一部では、基本編として、スマホ最適化の重要性、Google Optimizeの紹介、事例について解説。
第二部では、スマホ最適化する上でのポイント、具体的な施策例について解説。

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【第一部】

冒頭では、スマホ最適化の重要性をご説明した。
・PCユーザーと比較すると、スマホユーザーの購入率は1/2以下と非常に低い。
・スマホのみでのインターネット利用者は46%にもなるため、スマホ対策はきわめて重要である

そのうえで、スマホ対策のハードルになっている要因を「コスト・時間・リスク」と定義。
Google Optimizeを活用すれば、これらを気にすることなくスマホ対策を行える旨をお伝えした。

講演では、Google Optimizeの操作画面を使いながら、A/BテストやWebページ編集を実演。
参加者の方の注目も非常に高く、
「こんなに簡単にページの別パターンが作れる」
「今行った編集が、すぐにWeb上に反映されている」
といった反応が見られた。

また、スマホ対策を行う上でのポイントとして、PDCAサイクルを何度も繰り返すことの重要性をご説明。
デザイン変更をする際の、仮説立て→成果検証を繰り返しながら得た知見が大切であると伝えた。

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最後に、弊社のGoogleOptimizeを使用した事例をご紹介。
第一部のまとめとして以下内容をご説明し、第一部は終了した。
・GoogleOptimizeをスマホ最適化に利用
・デザイン変更のPDCAサイクルを重ねる
・各サイトに適切なデザインについて知見を深めることが大切

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【第二部】

冒頭では、あらためてスマホのデバイスとしての特徴やユーザーの心理状態を整理。
スマホのCVRが低い大きな要因を下記2点に定義した。
・PCよりも操作性が悪いため、途中であきらめて離脱しやすい
・情報収集目的のユーザーが多い

上記を念頭に、流入~コンバージョンにおける各離脱段階に合わせて、有効な具体策をご紹介した。

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■①スマホサイトのUI改善
スマホのUI改善をする際に意識する5つのポイントをご説明。
・スマホ用のコンバージョン再設計
・タップへの細かな配慮(大きさ・位置・幅・間隔)
・電話CVの活用
・スクロールが止まらない
・読み込みスピード

スマホページの制作方法としては、スマホの専用サイトよりもレスポンシブデザインでの対応を推奨。
それぞれのメリット/デメリットを整理しつつ、主に下記のような見解を示した。
・スマホ専用サイトを作成するとPC用とスマホ用の2つをメンテナンスする必要になり工数増
・レスポンシブデザインを使用することでSEOのアルゴリズムにも優位になる
また、GoogleOptimizeを使用してスマホ対策を行うメリットもあらためてお伝えした。

■②エントリーフォーム
EFOツールを使用し、入力画面でのユーザーの負荷を軽減することで、購入に近い良質なユーザーの離脱を防げる旨をご説明。

■③決済・ログイン
スマホと相性のよい決済方法の導入や、ソーシャルログインを取り入れることでの離脱防止策をお伝え。
決済代行会社ならではの視点で、Google Payなど最新の決済手段などをご紹介した。

第二部のまとめとして以下内容をご説明し、セミナーは閉幕した。
・スマホユーザーの訪問目的を理解し、戦略を設計する
・施策は影響の大きい施策から優先。レスポンシブ対応を推奨
・Googleが提唱するモバイル・ファースト・インデックスなど、市場環境もスマホ優先の流れが本格化