Fintech(フィンテックセミナー)~Fintechとその背景の理解~

~セミナーレポート~

セミナー概要

セミナー名

Fintech(フィンテックセミナー) ~Fintechとその背景の理解~

開催日時

2015年11月26日(木)15:00~17:00

会場

東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー11階

講師

第一部 マネーフォワード Fintech研究所 所長 瀧 俊雄

第二部 G.S.ブレインズ税理士法人 代表社員税理士・事業再生スペシャリスト 佐久間 光隆

概要

Fintechという言葉がバズワード化し、新聞等のメディアで見ない日は無い中で、言葉は知っているが詳しく理解したい方、背景を理解した方向けに開催された。

【第一部】「なぜFintechが注目されるのか、何か変わるのか」

マネーフォワード Fintech研究所 所長 瀧 俊雄

瀧 俊雄
Fintechの背景にある変化

2015年に突如としてトップキーワードに躍り出た「Fintech」。第一部では、その背景と今後の展望についてマネーフォワード Fintech研究所 所長の瀧様に講演頂きました。

FintechはFinanceとTechnologyを合成した造語であり米国の西海岸を中心に5年、10年ほど前から使われていたものの日本では2015年2月頃に官公庁の研究会で政策アジェンダ内で使用されたことが一つのきっかけ。

Fintechの背景にはTechnology側の変化が大きく影響しており、情報産業である金融分野が影響を受けるのは当然のこと。
そうした中で、今までのTechnology側のプレイヤーは金融機関の一次請け、二次請けの企業が中心であったが、Fintechの代表的なプレイヤーはユーザーが直接触るサービスを提供する企業が多くなっておりTechnology側のプレイヤーが大きく変化してきている。 その変化の要因は上記スライドに記載される内容が大きく影響している。

マネーフォワード MFクラウド会計

【第二部】「税理士事務所から見たFintech ~企業の経営課題の解決策~」

G.S.ブレインズ税理士法人 代表社員税理士・事業再生スペシャリスト 佐久間 光隆

佐久間 光隆

既存の金融機関との関わり方からMFクラウド会計によるバックオフィス業務の効率化などを講演頂きました。

既存の金融機関は創業期から売上の規模により付き合うと良い金融機関が異なることは意外と知られていない。
創業から年商2億円までは、日本政策金融公庫、信用金庫(組合)
年商2億円から5億円までは、上記に加え商工中金、地方銀行
年商5億円以上、商工中金、地方銀行、メガバンク
というのが概ねの目安。

経営において後回しにされがちな仕訳作業は、MFクラウド会計を利用することで自動化され、誤りがあった場合でも修正を行えば学習してくれるので非常に効率的。

G.S.ブレインズ税理士法人