購入に貢献しているコンテンツを見つける!
【プレイド × GMO-PG】 KARTE & GoogleAnalytics セミナー

~セミナーレポート~

セミナー概要

テーマ

2015年7月開催

購入に貢献しているコンテンツを見つける!

【プレイド × GMO-PG】 KARTE & GoogleAnalytics セミナー

開催日時

2015年7月30日(木)14:30~16:30

会場

東京都渋谷区道玄坂1-14-6 ヒューマックス渋谷ビル 7F

講師

第一部 GMOペイメントゲートウェイ株式会社 集客支援部 菊原 晋作

第二部 株式会社プレイド Business Development Director 梅村 和彦 様

概要

ECサイトにとって、売上に貢献しているコンテンツとは何か?その答えは、 Google Analyticsを駆使したコンテンツ分析手法により明らかとなる。Google Analyticsにより、お客様の購入に貢献しているコンテンツを導き出したなら、そのデータから需要の高い新たなコンテンツを作成することができるのだ。

今回は、さらに踏み込み、来訪ユーザーに対してリアルタイムの「ウェブ接客」を実現したツール、KARTE(カルテ)をご紹介。文字通り、ユーザー一人ひとりに対しての接客をWEB上で行える、注目のツールである。単純にコンテンツを増やすだけではなく、KARTEを導入して「ウェブ接客」を行うことも、購入率改善の有力な手段となる。

【第一部】◆コンテンツ分析編◆ Google Analyticsを活用したECサイト・コンテンツ評価方法

会場の様子1

第一部では、Google Analytics認定資格保持者のGMO-PG菊原より、Google Analyticsを活用したコンテンツ評価方法をご紹介させていただいた。

はじめに、解析ツールの必要性について。ECサイトの購入数最大化を目指すなら、WEB広告が第一の手法として思い浮かぶところだが、WEB広告一辺倒になってしまうと、必然的に獲得効率が落ちていく運命をたどる。また、複数のWEB広告を運用する場合、一件の購入が複数の広告レポートに反映してしまうこともあり、実質的な成果の把握が困難になる問題も存在する。これらを解決するのが解析ツールであり、Google Analyticsを活用したコンテンツ分析は、サイトの購入率改善のために必要である。

次に、セッションごと、ユーザーごとのコンテンツ評価について。Google Analyticsを使用してコンテンツを評価する場合、セッションレベルとユーザーレベルの二つの方法があるが、前者は簡単に、後者はやや手間がかかるものの精度の高い分析が可能となる。

セッションレベルでコンテンツ分析を行う場合、Google Analyticsの「ページの価値」指標に着目すれば良い。同じく、Google Analyticsの「ページ別訪問数」指標と合わせ、「ページ別訪問数」×「ページの価値」(量×質)の観点で、改善が可能となる。

ユーザーレベルでコンテンツ分析を行いたい場合には、独自指標の「ユーザーレベル貢献率」が必要である。すなわち、全てのユーザーの「ページ別訪問数」から、購入したユーザーの「ページ別訪問数」の割合を、各コンテンツごとに百分率で計算していく必要がある。Google Analyticsの管理画面を見ているだけでは難しい部分もあるが、様々なユーザー属性を取り入れることで、サイトのターゲットユーザーを絞り、より精度を高くコンテンツを評価することが可能である。「ユーザーレベル貢献率」が算出できたら、「ページ別訪問数」×「ユーザーレベル貢献率」(量×質)の二軸でコンテンツを分析する。

ただし、Google Analyticsによるコンテンツ評価を元にサイト改善を行うとしても、1つのページで全てのお客様のニーズを網羅したコンテンツを作成することは非常に難しく、コンテンツ施策のPDCAサイクルを回すためには「WEB接客」を実現するKARTEの導入がおすすめである。

ここで、第二部にバトンタッチ。

【第二部】◆ウェブ接客編◆ KARTEで実現できるリアルタイムのマーケティング手法

第二部は、株式会社プレイドの梅村様にご登壇いただき、KARTEで実現可能となるリアルタイム解析と、「ウェブ接客」のマーケティング手法について、ご講演いただいた。

会場の様子2

まず最初に、なぜ今「ウェブ接客」が必要なのか。ますます拡大を続けるEC市場は、2020年には20兆円規模EC化率6.5%に膨らむと予測されている。今後、競争はさらに激化し、ECを取り巻く事業環境は高度化しつつある一方、SNSの普及によりトラフィックは分散している状況にある。

もう一点、大きな変化として、スマートフォン時代の到来が挙げられる。スマートフォンはすなわちパーソナルデバイスであり、一般消費者のECリテラシー向上をもたらしたものの、画面が小さいというデメリットを抱えており、サイトをスマートフォン対応させるだけでは効率化にも限界がある。

そこで、ECサイトの店内イノベーションが必要であり、この、店内イノベーションこそが、「ウェブ接客」のマーケティング。「ウェブ接客」に必要な、お客様とのコミュニケーションのためのデータ・技術・リソースを提供するツールがKARTEなのである。

次に、KARTEの主な機能のご紹介。まず、サイトに来訪したお客様一人ひとりの状況をリアルタイムに可視化できるようになる点が非常に重要。また、ユーザーのセグメントも簡単かつ自由に作成することができる。さらに、ワンストップでアクションまで実行できる点。接客のためのポップアップバナーや動画などの設定が驚くほど簡単に完了する。効果検証の機能も充実しており、A/Bテストを実施することもできる。

また、様々なサービスを統合しており、LINE連携や各種カートサービスにももちろん対応している。Google Analyticsの分析結果と連携することで、マーケティングアクション設計がより一層強化され、分析からアクションまでの流れがスムーズになる。

最後に、新規会員登録が倍以上になったサイトなど、導入成功事例をご紹介いただき、大盛況のうちにセミナーは終了時刻を迎えた。

会場の様子3

お忙しいところ、ご参加いただいた皆様、ご来場いただき誠にありがとうございました。 今後も、ECサイトの売上アップに貢献するGoogle Analyticsセミナーを開催して参ります。是非、今後ともご期待下さい!

Google Analyticsによるアクセス解析、その他広告サービス等に関しては、下記より弊社集客支援部までお問い合わせ下さいませ。皆様からのご相談を、心よりお待ちいたしております。