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【ワンランク上のFacebook広告運用とは?】運用豆知識公開+海外出稿のイロハ

~セミナーレポート~

セミナー概要

テーマ

【ワンランク上のFacebook広告運用とは?】運用豆知識公開+海外出稿のイロハ

開催日時

2015年3月12日(木)13:30~15:15

会場

東京・渋谷 ヒューマックス渋谷ビル

講師

前半 Facebook広告、運用豆知識を大公開

GMOペイメントゲートウェイ株式会社 集客支援部 コンサルタント 俵 咲智

後半 Facebook広告、海外出稿のイロハ

GMOペイメントゲートウェイ株式会社 集客支援部 コンサルタント 竹村 敦子

過去に弊社で開催してきたFacebook広告初級編のセミナーにおいて、ご参加されたお客様より、Facebook広告の上級編セミナーを求めるご意見を多く頂戴してきた。

それを受け今回は、「ワンランク上のFacebook広告運用を学ぶ」と題し、運用豆知識と、海外出稿について前半・後半にわたり、本セミナーを開催するに至った。

前半「Facebook広告、運用豆知識を大公開」

会場の様子

まずはFacebookユーザー歴10年目、というユーザーとしての経験も生かし、俵が運用ノウハウを解説。

はじめに、前半、いくつか説明する施策の中で、最低3つ、考えられるように持ち帰っていただくことがゴールだと説明した。
今回来てくださったお客様には、「自分の会社の商材だったらどうか」と一緒に考えながら聞いていただきたい、と話を聞くだけではなく、
いかに持ち帰って生かしてもらうか、を意識した講演となった。

前半は、6点の重要なポイントを事例も用いながら解説をしていった。

1. Facebook広告の基本

まずは、Facebook広告配信にあたっての最大のメリットは以下の2点だといえる。

  1. 1.高精度なターゲティング

    プロフィール情報や、日々の行動などから、ユーザー属性がデータとなり蓄積されている。
    実名性かつ、アクティブユーザーの多いFacebookだからこそ可能な点だ。

  2. 2.モバイルユーザーへの効率の良いリーチが可能

    日本のオンラインショッピングにおいて、モバイル比率が49%を占めているといった点から、モバイルユーザー9割越のFacebook上でのマーケティングは非常に効率のよい手段だといえる。

2. Facebook広告におけるペルソナ分析の重要性

続いて、ターゲットを区切って配信するFacebook広告において、ペルソナ分析が重要だ、と説明。
架空の人物を作り上げ、人物に好かれる広告を考案する。
実際に人材派遣のクライアント様で提出したペルソナ分析がこちらである。
こういう人、周りにいる!と顔が思い浮かぶまでの詳細なペルソナ分析だ。

ペルソナ分析

一見、必要ないのでは? と思えるような、ユーザーの性格、行動パターンまで仮定することで配信地域、時間帯、興味関心ターゲット、クリエイティブの方向性に生かすことができる。

3. ターゲティング豆知識

ターゲットを、ざっくり分けて配信するのか、細かく設定して配信するのが良いのか、迷ったことのあるFacebook広告運用者は多いのではないか。
ターゲティングについて、実際に弊社でテストをした結果を用いて解説した。

内容:弊社で行うDMP無料セミナーの告知

より具体的なセグメントをすると?

ざっくり「広告」への興味関心で区切ったターゲットと各広告媒体・業界用語を細かく設定したターゲットにて配信テストを行った。

より具体的なセグメントをすると? 結果

具体的にターゲットを分けた広告のほうが、クリック率、CV件数ともに高かった。
このようにターゲットのテストをしてみることも、有効だといえる。

4. クリエイティブ豆知識

Facebookの広告や投稿において、一番に目に入るのは、写真、続いて広告文である。
よってクリエイティブは非常に重要になってくる。

バナーを1か月に1回差し替えたら、成果がどうなるかをテストした結果、以下のような結果になった。

バナーを頻繁に差し替えたらどうなるか?

画像をずっと変更せず配信されていたら、変更してみることをお勧めする。

5. 新機能にまつわる豆知識

Facebook広告において、アップデートは非常に頻繁で、気づいたら新機能が使えるようになっていた、ということも多い。
その中でも、今回はマルチプロダクトアドという新機能について触れる。
マルチプロダクト広告は1つの広告で、画像、リンク先を5つまで追加できる、というものである。
弊社で実際に配信してみたところ、コンバージョン単価を4分の1も削減させることができた。

6. Facebook広告における、PDCAの回し方

何か施策を行ううえで、高速でPDCAをまわしていくことが非常に重要である。
ただ、PDCAといっても、Facebookでは具体的にどのようにあてはめていけば良いのだろうか。

バナー画像の例だと、

  • PLAN→バナーのABテストを実施
  • DO→バナーAとバナーBを設定
  • CHECK→成果分析(バナーAが成果良い)
  • ACTION→バナーBを停止し、Aに予算を当てる。

ということになる。


まとめると、Facebook広告におけるPDCAで大事なことが以下の4点だ。

  1. •小さな施策でも打ち手、となる
  2. •テストをする要素は1つに絞る
  3. •まずはクリック率をチェックする
  4. •悪かったものは即座にオフ

小さくても積み重ねが大切である。

お客様の業種業態によって、取るべき施策は異なってくる。
最後に俵は、今回お話させていただいたことは豆知識として、お客様の施策にてご活用いただければ幸いです、と言い、
前半を締めくくった。

後半「Facebook広告、海外出稿のイロハ」

会場の様子

後半では、客支援部の海外広告担当を務める竹村が、海外出稿における基本情報と出稿のコツを紹介。

冒頭で、竹村が「今後海外に向けた事業展開に興味がある、という方はどのくらいいらっしゃいますでしょうか?」と投げかけると会場のお客様のほとんどの手が上がった。
次に「それでは、すでに海外と業務上のやりとりがある方はどれくらいいらっしゃいますでしょうか?」と問いかけると半数以上の手が下がった。

海外の事業に興味があり必要性を感じていても、まだ手をつけられていないというお客様も多いようだ。
アンケートでも「現地の情報が不足している」、「商品・サービスが海外に適しているか分からない」という声が多く見られた。

そんな後半のセミナーは、これから海外の事業を進めていく予定のお客様に向けたノウハウ共有、または将来的な海外展開を視野に入れているお客様に向けた事前知識紹介として、以下のアジェンダで講演を行った。

  • 1.海外広告出稿の前に~まず知っておくべき海外マーケット~
  • 2.Facebook広告が海外で有用な3つの理由
  • 3.Facebook広告を実際に海外配信してみる

1. 海外出稿の前に ~まず知っておくべき海外マーケット~

最初は、海外進出への前段階として、海外マーケットの基本情報としてECをめぐる海外マーケットのデータやトレンドを解説。
なお、本セミナーでは、「海外」といっても、ここ数年の急速なIT企業の進出度や成長率の高さから注目を浴びている東南アジア圏を中心とし、アジェンダを進めていく。

海外に進出をするうえで、現地のマーケットを把握することは非常に重要になってくる。その際に、現地での自社商品の強み・弱みを把握し、現地のニーズと比較することが重要といえよう。ターゲットの国がまだ明確になっていない場合は、現地のトレンドやボリュームを以下のようなマクロデータから読み取り、自社の強みと照らし合わせてターゲット国を決める方法もあるだろう。

マクロデータ1

GoogleやFacebookなどのオンライン広告では、都市や市町村レベルでエリアの配信設定をすることができるので、人口ボリュームの多い各国の首都を押さえておくと役に立つ。

各国の総人口を見ておくとよいのは、インターネットやスマートフォンの普及率などの数字だけを見たときには「インターネットの普及率が低いからターゲット対象外」と判断しうるところを、人口ボリュームを把握していれば「普及率は他国と比べ低いが、普及人数でみるとターゲットにする十分なボリュームがある」と考えることもできるからだ。

マクロデータ2

同様に、Web構築の際の決済システムなど請求・支払い面を考慮したときに、現地通貨なども抑えておくとよいだろう。

以下の図は、スマートフォンの普及率を表している。アジア圏のマーケットでは、香港、台湾、シンガポールを中心にインターネットの普及率が高まってきており、スマートフォン普及率も高い。

スマートフォン普及率

日本でも、都市部では特に電車内でスマートフォンを使っている人をよく見るが、上記の数字から読み取れるのは、アジア圏他国ではそれ以上にスマートフォンが使われているということだ。

2. Facebook広告が海外で有用な3つの理由

次に、本セミナーのテーマである「Facebook」について、海外におけるデータと仕様を見ていく。
竹村は「Facebook広告が海外で有用な3つの理由」として、Facebook広告を利用するメリットを順に解説。

Facebook広告が海外で有用な理由のひとつは、海外におけるユーザー数の多さである。
東南アジア圏では、年々ソーシャルメディアのアカウント保有率が急速に伸びており、その中でもFacebookがもっとも使用されているSNSのひとつであることは間違いない。

ソーシャルメディアのアカウント保有率(対SNS利用者数)

2つ目の理由は、Facebookがユーザーによる「拡散」効果の性質を持つSNSであることだ。
従来のリスティングなどの広告では、広告の訴求効果は、その広告を見たユーザーのクリックやコンバージョン、ブックマークなどのアクションまでで完結するものであることが多い。しかしFacebookのようなSNSにおいては、広告を見ていいね!、コメントあるいはシェアすることにより、広告がダイレクトに訴求するユーザーのつながりにも接点ができるのである。実際に、東南アジア圏のユーザーは、日本に比べ、積極的に写真・動画の投稿や、投稿・ページのシェアなどをより積極的に行う傾向にある。

3つ目は、海外においても、ユーザーの属性や行動、興味関心に基づく精度の高いターゲティングができる点である。
たとえば、インドネシアにいる英語のユーザーに広告配信したい場合、地域設定をインドネシア、言語設定を英語、にすることでリーチが可能となる。
よくある例では、日本好きな海外の人に向けたプロモーションをする際に、「日本文化」などのキーワードを趣味関心の項目に追加する、といった使い方などがある。最近では、行動セグメントにより「海外へ旅行中の人」という限定ターゲティングも可能となっている。

3. Facebook広告を実際に海外配信してみる

後半は、いよいよ実際に広告を配信する際のTips紹介となるが、海外に向けた配信において何よりも重要なのは、適切なターゲットの設定である。先に述べたようにもともと行動を起こすモチベーションが高いユーザーが多い東南アジア圏では、配信の対象さえ見当違いでなければ、適切な配信が可能ともいえる。

「海外配信」は下記のような3つのパターンによって分類することができる。

  • 1.海外にいる海外ユーザーに向けた訴求
  • 2.日本にいる海外ユーザーに向けた訴求
  • 3.海外にいる日本ユーザーに向けた訴求

海外進出を考えている事業者の方々のほとんどは、1が対象になることが多いが、中には、日本国内にいる海外からの留学生に向けた就職活動イベントや、海外旅行中の日本人に向けた飲食店予約サービスなど、2や3などのパターンも同様に適切なセグメント設定によりターゲティングが可能である。

上記3つのパターンを、実際の配信事例として5つほど紹介すると、なるほど、といったようにうなずくお客様もみられた。

海外にいる海外のユーザー、日本にいる海外のユーザー、海外にいる日本のユーザー、海外といっても多様な環境やトレンドにより、ターゲット設定も異なってくる。前半に俵が解説したように、ペルソナ分析に基づくターゲティングが重要といえる。

以上、後半では、海外のマーケットトレンドと、Facebook広告の海外出稿について触れたが、海外進出という際に、現地の環境や訴求方法及び、自社のプロモーション対象によって手段が変わってくるのは間違いない。竹村からも、海外広告出稿のご相談は、原則ターゲット国や商品によりプロモーション内容が異なるため、本セミナーの内容外でも随時相談いただければ、とお客様にお伝えし、セミナー後半を締めくくった。

総括

今回は、Facebook広告をテーマに、ターゲティングやクリエイティブを中心とする運用豆知識、そして海外に向けた配信についてご紹介した。国内配信・海外配信どちらにおいても、日々の運用をワンランク上の質にするためのTipsは複数の+αの積み重ねによりPDCAサイクルをまわしていくことであることを、ご来場実感していただけたようであれば幸いである。

ご来場いただいたお客様からも「海外配信に興味がわいてきました」「フェイスブックの運用知識が学べて勉強になった」など、お声を多数いただき、大盛況であった。