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決済基礎知識

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飲食業の資金繰り対策について。請求書カード払いで仕入れ・家賃の支払いを調整

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この記事のポイント

  1. 資金ギャップの解消 :請求書カード払いを活用することで、仕入れ・家賃の支払いをカード会社の引き落とし日まで後ろへずらすことができます。
  2. 取引先へは銀行振込で支払える :振込名義は自社名に設定可能、取引先に本サービスの利用を知らせずに使える設計です。
  3. 導入前に制約を確認する必要がある : 利用時にはコストと審査があるため、事前の確認が重要です。

INDEX

「週末の売上は戻ってきたのに、月末の食材仕入れ代や家賃の支払いが重なると口座残高が厳しい」
こうした悩みは、飲食店の経営者や経理担当者にとって珍しくありません。

飲食業は、日々の営業で売上が立っていても、食材や酒類、消耗品の仕入れ、店舗家賃、広告費などの支払いが先に発生しやすい業態です。しかも、クレジットカード決済やQRコード決済の売上は後日入金となることが多く、繁忙期ほど「売れているのに現金が足りない」という資金ギャップが起こりやすくなります。

こうした資金ギャップへの対応策の一つが、銀行振込指定の請求書をクレジットカード決済に切り替える「請求書カード払い」です。なかでもGMOペイメントゲートウェイ(以下GMO-PG)が提供する「請求書カード払い byGMO」は、支払いタイミングを最大約60日後まで調整しやすくなり、取引先へは自社名で銀行振込されるため、仕入れ先との関係に配慮しながら活用しやすいのが特長です。

飲食業の資金繰りを難しくする「仕入れが先、入金が後」の構造

飲食業における資金繰りの難しさを表現したイラスト

飲食業の資金繰りを難しくするのは、単に支払いが多いことではありません。
売上が入金される前に、支払いが先に出ていく構造そのものが負担になりやすい点です。

たとえば、次のような場面では手元資金が薄くなりやすくなります。

  • 忘年会や歓送迎会、観光シーズンに向けて食材や酒類の仕入れを増やすとき
  • SNSやメディア露出で来店が増え、急ぎで追加発注したいとき
  • 仕入れ代と店舗家賃、広告費などの支払いが同じ月に重なるとき
  • 多店舗運営で、店舗ごとの仕入れタイミングや支払いが重なるとき
  • デリバリーやテイクアウト注文が増え、食材や容器の仕入れを追加したいとき

特に飲食業は、「売上は動いているが、資金は自由に使えない」という状態が起きやすい業態です。現金商売のイメージがあっても、実際にはキャッシュレス比率の上昇により、売上がそのまま即日で手元に残るとは限りません。だからこそ、利益管理だけでなく、いつ支払いが出て、いつ入金されるかを別軸で見る必要があります。

請求書カード払い byGMOは、支払いタイミングを調整する選択肢の一つ

請求書カード払い byGMOの画像

こうした資金ギャップへの対応策として検討しやすいのが、「請求書カード払い byGMO」です。

このサービスでは、銀行振込指定の請求書情報をWeb上で登録し、クレジットカードで支払い申請を行います。すると、支払い先へは銀行振込で代金が支払われ、自社口座からの実際の支出はクレジットカード会社の引落日に発生します。会員登録、クレジットカード登録、請求書情報の入力という流れで利用でき、Webで完結します。

飲食業で使いやすい理由は、支払い先(仕入れ先や家主など)の受け取り方法を変えなくてよい点です。取引先には通常どおり銀行振込で支払われ、振込名義も自社名に設定できるため、「支払い方法を変えてほしい」と相手へ依頼する必要がありません。

また、外注費や広告費、仕入れ費、家賃など幅広い支払いに対応しています。ただし、一部対象外があり、クレジットカードブランドによって取り扱える費目が異なります。飲食店で使いたい費目が対象かどうかは、事前確認が前提です。

飲食業で向きやすい3つの場面

1. 繁忙期前の仕入れが先行する月

忘年会シーズン、歓送迎会シーズン、連休、観光繁忙期など、売上が伸びやすい時期は、その前に仕入れが増えます。売上は後から回収できても、仕入れ代の支払い日は先に来るため、その資金ギャップを埋めたい月と相性が良いです。

2. 売上はあるのに、入金がまだ先のとき

キャッシュレス売上が積み上がっていても、入金前であれば手元資金にはまだ反映されません。請求書カード払い byGMOを使えば、仕入れ代や家賃などの支払いを後ろへずらしやすくなり、入金までのつなぎを作りやすくなります。

3. 複数の支払いが同じ月に重なるとき

飲食店では、食材仕入れだけでなく、家賃や広告費などの支払いも重なります。特に多店舗運営や新メニュー展開の時期は支出が膨らみやすく、「どれか一つを遅らせたい」のではなく、全体のキャッシュアウト時期を整えたい場面が増えます。

手数料3.0%をどう考えるか

請求書カード払い byGMO の利用時手数料は、支払い額の3.0%で、最低手数料は1,500円です。たとえば100万円の仕入れをクレジットカード払いに切り替えると、手数料は3万円になります。

この3万円を高いと見るか、安いと見るかは、飲食業では粗利と機会損失で考えるのが現実的です。

たとえば、

  • 欠品を防いで売上機会を守れる
  • 繁忙期に食材切れを避けられる
  • 家賃支払いのために仕入れを削らずに済む

といった効果がある月なら、単純なコストではなく、営業を止めないための費用として判断しやすくなります。

一方で、粗利率が低い商材が中心だったり、値引き販売が多く手数料を吸収しにくかったりする場合は、毎回の利用が適しているとは限りません。常用するより、資金が詰まりやすい月の選択肢として持っておく方が使いやすいケースが多いでしょう。

導入前に確認したい4つのポイント

1. クレジットカードで支払いたい請求書が対象費目に含まれているか

請求書カード払い byGMOは仕入れ費、家賃、広告費など幅広い費目に対応していますが、一部対象外があります。まずは、自社で使いたい支払いが対象か確認する必要があります。

2. 実際に延ばせる日数は一定ではない

支払いを延ばせるのは最大約60日ですが、常に60日ではありません。クレジットカード決済申請日や利用カードの引落日により変わります。

3. 利用上限はクレジットカードの限度額に左右される

利用額は、基本的に手持ちクレジットカードの利用限度額内です。月末に他のクレジットカード利用が多い会社ほど、仕入れに回せる枠を事前に確認した方が安全です。

4. 利用には審査がある

利用にはGMOペイメントゲートウェイ所定の審査があり、審査結果によっては使えない場合があります。急ぎの支払いに備えるなら、必要になってからではなく、先に条件確認を済ませておく方が判断しやすくなります。

向いていないケース

一方で、次のようなケースでは別の対策を優先した方がよい場合があります。

慢性的な赤字を埋めたい場合

このサービスは短期の資金ギャップ調整には向いていますが、赤字構造そのものの解決策ではありません。手数料がかかるため、恒常的な赤字の穴埋めとして使い続けると、かえって負担が増えるおそれがあります。

長期の資金確保が必要な場合

支払いを最大約60日遅らせるという仕組みは、あくまで短期の調整向きです。店舗改装や大型投資など、長期の資金確保には銀行融資など別の手段が適しています。

手数料を吸収しにくい場合

粗利が薄い、または毎月の支払いに常用すると採算が崩れる場合は、利用頻度を絞る前提で考えた方が安全です。

よくある質問

Q. 仕入れ先に、請求書カード払いを使っていることは伝わりますか?

支払い先には銀行振込で入金され、振込名義は自社名に設定可能です。支払い先に本サービスの利用を知らせる必要もありません。

Q. どの請求書でも使えますか?

銀行振込の請求書で、企業間取引決済であることが前提です。すべての支払いが対象になるわけではないため、事前確認が必要です。

Q. 登録時に費用はかかりますか?

初期費用・月額料金はかからず、必要な費用は利用時手数料のみです。

Q. クレジットカード決済の手数料は誰が負担しますか?

サービスを利用する支払い側が負担します。利用時の手数料は支払い額の3.0%で、最低1,500円です。(振込手数料は本手数料に含まれます)

まとめ

飲食業の資金繰りでは、「売上があるか」だけでなく、仕入れ・家賃などの支払いがいつ出ていき、売上がいつ入ってくるかを見る必要があります。特に、繁忙期前の仕入れや、複数の支払いが重なる月は、利益が見込める状態でも手元資金だけが一時的に厳しくなりがちです。

請求書カード払い byGMOは、そうした局面で、銀行振込指定の請求書をクレジットカード払いへ切り替え、支払い時期を調整するための選択肢です。登録は無料で、必要な費用は利用時手数料のみです。一方で、最大約60日という日数は固定ではなく、利用には所定の審査があり、対象費目やクレジットカード条件の確認も欠かせません。

「毎月必ず使う手段」としてではなく、繁忙期前や仕入れが膨らむ月に備えた資金繰りの選択肢として利用環境を整えておくと、必要なタイミングで判断しやすくなります。

サービス紹介

請求書カード払い byGMO

「請求書カード払い byGMO」は、GMOペイメントゲートウェイが提供する、銀行振込指定の請求書をクレジットカード払いへ切り替えられるBPSPサービスです。

請求書カード払い byGMO の特長】

  • 支払いをカード決済へ
    売り手側の指定に関わらず、買い手側の判断でカード払いが可能になります。
  • 借入なしでキャッシュフロー改善
    融資手続き不要で、支払い期日を最大約60日後まで先延ばしできます。
  • 業界最低水準の手数料
    コストを抑えた低率な手数料設定により、継続的な利用をサポートします。

※利用には所定の審査があります。また、延長日数は決済日やカードの引き落とし日により異なります。

サービスの詳細はこちら 利用登録はこちら


PX+編集部

執筆者

PX+ byGMO編集部


PX+ byGMO編集部は、GMOペイメントゲートウェイによる、決済・Payment Experience(PX, 決済体験)領域に特化した専門メディアチームです。
決済・EC運営・キャッシュレス全般に関する最新動向や実務ノウハウ、成長企業の事例をもとに、ビジネス成長に役立つ実践的かつ信頼性の高い情報を編集・監修しています。

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