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ハードオフに学ぶ現場起点DX×オムニチャネル 成功の秘訣

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市場拡大が続くリユース業界において、それぞれが一点ものとなる在庫管理や属人的な査定業務のデジタル化は至上命題です。全国1,000店舗以上を展開する株式会社ハードオフコーポレーション(以下、ハードオフ)は、いかにして「現場」と「デジタル」を融合させたのか。

本記事では、同社の遠藤 利行氏を招いて行ったウェビナーをアーカイブ。ハードオフ独自の「リンクチャネル構想」から成功モデルである「オファー買取」の立ち上げ、そして急増する送金業務の自動化まで、実践的なDXの舞台裏をGMOペイメントゲートウェイ(以下、GMO-PG)がお聞きしました。

※本記事は2026年2月に開催したウェビナー内容をアーカイブしたものです。記載内容は2026年2月時点のものとなります。

このウェビナーのポイント

  1. 記場の課題を起点に、運用とデジタルを三位一体で設計する要諦を説きます
  2. リアル店舗の個性を最大化する独自のオムニチャネル戦略を深掘りします
  3. 急増する買取代金の送金業務を自動化し、経理工数を削減する手法を紹介

現場が主役。ハードオフが貫く「現場起点」のDX思想

リユース市場は2030年に4兆円規模への成長(出典:リユース経済新聞『中古市場データブック2025』、株式会社ハードオフコーポレーション 2025年3月期決算説明資料)が見込まれる一方、その業務構造は複雑です。在庫はすべて「一点もの」であり、仕入(買取)価格は商品の状態や目利きに左右されるため、標準化が極めて困難なビジネスモデルでもあるためです。

配布版_GMO-PG送金サービスウェビナー資料20260219-P7.png

これらの課題を乗り越えリユース業界で躍進を続けているのがハードオフです。情報システム部部長の遠藤 利行氏は「DXは技術導入ではなく、現場の課題整理から始まる」といいます。同社には「現場が主役、本部は脇役」という言葉があり、すべての解決策は店舗のリアルな困りごとから導き出されてきました。

かつての現場は、店舗ごとにルールが異なる「属人化」が課題でした。また、キャッシュレス決済の普及により、販売による現金収入が減る一方で、店頭買取による現金支出が続く「キャッシュの枯渇」というリスクにも直面していました。これらの課題に対し、同社はシステムの内製化(内製比率80%超)を武器に、現場との対話を繰り返しながら解決策を実装していきました。

リアル店舗を勝たせる「リンクチャネル構想」と「オファー買取」

同社のデジタル戦略躍進の核となるのが「リンクチャネル構想」です。一般的なEC戦略が「スムーズなオンライン購買」を起点にするのに対し、同社は「デジタルを全国1,000以上のリアル店舗にどうつなげるか」を起点としています。

1. 店舗の在庫を全国へ開放する「オフモール」

自社ECサイト「オフモール」では、各店舗が一つの「店子」として出品します。売上は出品した店舗に計上されるため、店舗の現場には「自店で売れにくいものを全国へ届ける」という強力なインセンティブが働きます。これにより実店舗とECの対立を防ぎ、現場が自発的にデジタルを積極活用する仕組みを構築しました。

2. 売り手と買い手の店舗双方の情熱でつながる「オファー買取」

特筆すべき事例が「オファー買取」アプリです。商品の買取を希望するユーザーが写真をアプリへアップロードすると、全国の店舗スタッフがその商品に対して「買取オファー(査定額)」を提示します。このアプリではユーザー側・店舗側双方に以下のメリットが生まれています。

  • 顧客体験: 複数店舗から届く熱意のこもったコメントにより、価格以上の「ワクワク感」を提供。
  • 店舗メリット: 欲しい商品をピンポイントで仕入れられるため、高単価で買い取るケースも。

成長のボトルネック「送金業務」をAPIで解消

デジタル経由の買取が拡大するにつれ、新たな壁となったのが「入金運用」の負荷でした。以前は、本部の経理担当者が各店舗からの大量の入金依頼を取りまとめ、毎日手作業で銀行振込を行っており、工数・業務負担ともに膨大なものとなっていました。

この課題に対し、同社はGMO-PGの「GMO-PG 送金サービス」を導入。

配布版_GMO-PG送金サービスウェビナー資料20260219-P14.png

買取システムとAPI連携させることで、店舗が送金指示を出すと、リアルタイムで送金処理が完結する仕組みを構築しました。これにより、ハードオフでは振込手数料の抑制とともに工数の大幅削減を実現しています。

「買取件数は年々増え続けていますが、経理担当者を増やすことなく、ほぼ一人で運用を回せています」と遠藤氏はその効果を語ります。

今後はデータのさらなる活用や店頭でのキャッシュレス買取などの展開を見据えつつ、「人の想い」を乗せたデジタル活用を追求し続けるハードオフ。これからもGMO-PGはスムーズな送金でサポートし続けてまいります。

ソリューションのご提案

本事例で紹介されたバックヤードのDXを支えるソリューションとして、以下のサービスをご提案します。

GMO-PG 送金サービス 買取代金や返金、報酬支払いなどの送金業務を効率化するサービスです。銀行振込だけでなく、セブン銀行ATMでの受取りなど多様な手段に対応し、API連携により貴社システムからの自動送金を実現します。これにより店頭での買取り代金を、現金ではなく電子マネーやポイントなどで支払うことも可能とします。店舗の現金管理リスクを低減し、顧客利便性を高めると同時に、リユース企業のキャッシュフロー最適化をご支援します。

詳しくはこちらから

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ハードオフに学ぶ現場起点DX×オムニチャネル 成功の秘訣

リユース業界をはじめ、顧客への支払いや受託者への送金業務を抱える事業者の皆様、このような課題をお持ちではありませんか?

「店舗や本部での現金管理・振込作業の軽減したい」

「顧客体験(UX)向上のため、買取代金の支払いをリアルタイム化したい」

「取扱件数増加に伴う振込手数料の負担をどうにかしたい」

「DXを推進したいが、現場のオペレーションにどう落とし込めばいいか分からない」…

本セミナーでは、全国に1,000店舗以上を展開するリユース業界大手、株式会社ハードオフコーポレーション様をゲストにお迎えします。

各店舗と独自開発のアプリをいかにして連動させていったのか、どのような発想でDX化を推進していったのか。 多くの事業者が頭を悩ませる「送金・支払い業務の自動化」にも焦点を当て、GMO-PG送金サービスの導入経緯や、それによって得られた具体的な成果についてお話を伺っていきます。

リユース業界以外でも、毎日のビジネスの中で送金・返金業務が発生する事業者様にとって、業務効率化のヒントが詰まった内容です。

開催情報

開催日 2026年2月19日(木)
開催時間 15:00-16:00
会場

オンライン(Zoomウェビナー)

※お申し込み後、参加URLをご登録のメールアドレス宛にお送りします

登壇

ハードオフコーポレーション 遠藤 利行氏

GMOペイメントゲートウェイ 吉川 功師

費用 無料
主催 GMOペイメントゲートウェイ株式会社

プログラム(予定)

  1. リユース市場の将来予測
  2. リユース業界におけるDX化の課題とは
  3. ハードオフ「DX化」の道のり
  4. ハードオフが考える「DXの未来」

※内容は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。

こんな方におすすめです

  • リユース・古物業界において現場の現金管理をなくし、オペレーションを効率化したい、経営者・DX担当者様
  • 顧客やパートナーへの送金業務において手動の振込作業やミスを減らし、コストを抑えたい、事業及び経理担当者様
  • ユーザーへの支払いリードタイムを短縮し、UXを高めたい、オムニチャネル推進、アプリ開発の責任者様

※本ウェビナーは、個人の方及び弊社競合企業に所属されている方のご参加はお断りさせていただきます。予めご了承ください。

参加方法

1. 下記必要事項を入力の上、お申込みください。

2. お申込みいただいたメールアドレス宛に視聴用URLをお送りいたします。

3. 当日はZoom視聴用URLへアクセスし、スマートフォンもしくはPCよりご参加ください。

参加方法などがわからない場合

お申込みメールが届かない・当日の参加方法がわからないなど、ご不明な点がございましたら下記までご連絡ください。

GMOペイメントゲートウェイ セミナー事務局 メール: marketing@gmo-pg.com

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ハードオフに学ぶ現場起点DX×オムニチャネル 成功の秘訣

全国に1,000店舗以上を展開するリユース業界大手、株式会社ハードオフコーポレーション様をゲストにお迎えします。

各店舗と独自開発のアプリをいかにして連動させていったのか、どのような発想でDX化を推進していったのか。 多くの事業者が頭を悩ませる「送金・支払い業務の自動化」にも焦点を当て、GMO-PG送金サービスの導入経緯や、それによって得られた具体的な成果についてお話を伺っていきます。