GMOペイメントゲートウェイ 導入事例 一般社団法人アスリートフラッグ財団 様(運営サポート:株式会社ミクシィ 様)

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スポーツギフティングサービス「Unlim(アンリム)」は、『こんど払い byGMO』でファンの熱をこぼさずアスリートへ届ける

>Used Services:
Customer :

一般社団法人アスリートフラッグ財団 様
(運営サポート:株式会社ミクシィ 様)

https://www.gmo-pg.com/customer_success/se-condo-pay/

「Unlim(アンリム)」は、オンライン上でアスリートへ気軽に応援ができるスポーツギフティングサービスです。
「Unlim」はなぜ『こんど払い byGMO』を選んだのか。『こんど払い byGMO』の導入によって、目指していた決済フローは実現できたのか。
「Unlim」の運営をサポートする株式会社ミクシィのスポーツ事業部・スポーツギフティンググループマネージャーの武本 泰伸さんに話を伺いました。

会社名
一般財団法人アスリートフラッグ財団
住所
〒150-6136 東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア
電話番号
03-5738-1614
導入サイト
https://unlim.team/

一般財団法人アスリートフラッグ財団が運営するWebサービス「Unlim(アンリム)」は、オンライン上でアスリートへ気軽に応援ができるスポーツギフティングサービスです。2020年2月にサービスを開始して以来、今では登録アスリート・団体の数は200アカウント以上に上ります。(2021年10月時点)

「Unlim」が成功のカギと考えていたのが、”ファンの熱が冷めないギフティングの流れをつくる”こと。つまり、アスリートを応援したいその瞬間に寄付が完了する、滑らかな決済フローの実現が急がれていました。

「Unlim」はなぜ『こんど払い byGMO』を選んだのか。『こんど払い byGMO』の導入によって、目指していた決済フローは実現できたのか。「Unlim」の運営をサポートする株式会社ミクシィのスポーツ事業部・スポーツギフティンググループマネージャーの武本 泰伸さんに話を伺いました。

- 『こんど払い byGMO』 導入前の課題 -

・幅広い年齢層のユーザーにご利用いただくために、クレジットカード意外の手段も揃えたかった
・「銀行振込」「コンビニ前払い」などの決済手段では、アスリートを応援したい瞬間に決済完了できないのでファンの離脱を招く恐れがあった

- 『こんど払い byGMO』の導入で解決できたこと -

・クレジットカードを持っていない、または抵抗感のあるファン層も獲得できるようになった
・寄付したい瞬間に決済完了できるようになり、応援したい熱意が冷めないうちにアスリートへ届けられるようになった

応援の気持ちをお金に換えて。「Unlim」は資金的な悩みを抱えるアスリートを支える

− 決済の話に入る前に「Unlim」がどのようなサービスで、なぜ立ち上げることになったのかを教えてください

もともと私たちはアスリートの皆さんの多くが資金的な問題に悩まされていることを耳にしていました。各種目でトップクラスの選手であっても、資金不足のために練習や活動の幅が狭まっているという現状を目の当たりにしていたのです。

このような背景から、弊社・株式会社ミクシィがご支援させていただくかたちでアスリートフラッグ財団を設立。財団では、アスリートおよびチームの支援を掲げ、主事業として「Unlim」がリリースされました。

「Unlim」は一言でいうと、アスリートやチームに財団を介して寄付(ギフティング)ができるサービスです。「Unlim」を通じてファンから寄付が行われると返礼として応援ポイントをお渡しします。ファンは応援を希望するアスリートを応援ポイントで表明し、応援ポイント(すなわち寄付金)の67%〜83%が実際にアスリート・チームに贈られ、一部は協業先メディアに分配。さらに、一部(3%)は公益スポーツ団体等に寄付される仕組みとなっています。

− どのようなアスリート・チームが登録できるのですか?

まず一つ目の条件は、現役の個人アスリートまたはチームであることです。二つ目の条件は、プロ選手であればプロチームに所属されているかどうか、アマチュア選手・チームの場合は全国大会に出場した実績があるかどうかを基準としています。

【参加申し込み基準】

1. 現役の個人アスリートもしくはチーム
2. 競技条件
 - NPB、PGA、LPGA、日本プロボクシング協会、日本プロボウリング協会所属のチーム、アスリート
 - トップリーグ連携機構加盟の団体に所属するチーム、アスリート
 - JOC、JPCに加盟するオリンピック競技団体に所属するチーム、アスリート
  アスリートについては連盟の主催する全日本選手権に出場経験があること
 - その他、財団が認める競技のチーム、アスリート

3. 支払登録用の邦銀口座の保有
4. アスリート個人の場合、年齢は18歳以上かつ未成年の場合は親権者同意が必要

※ 参考元:Unlim「アスリートフラッグ財団登録フォーム」

決済に時間がかかるとファンの熱は下がってしまう

− なぜ『こんど払い byGMO』を導入しようと思われたのですか? 以前の「Unlim」の決済課題を教えてください

「Unlim」ではもともとクレジットカード決済の実装でGMOペイメントゲートウェイ株式会社(以下 GMO-PG)さんにご支援いただいていました。しかし、「Unlim」のファン層を考えてみると、若年層から高齢者まで幅広い年齢が使用できる決済手段が必要となります。そのなかで、クレジットカード決済だけではファンの方々の決済ニーズを満たせないのではないかと課題意識を持つようになりました。

若年層はクレジットカードをお持ちでないケースが多く、高齢者はオンラインでのクレジットカード決済に抵抗感をお持ちである場合があります。アスリートを応援したいどの年齢層のファンに対しても、等しく利便性のある決済手段を提供するために『こんど払い byGMO』の導入を決めました。

− 『こんど払い byGMO』以外の決済手段は検討されなかったのですか?

いろいろ模索をした結果、『こんど払い byGMO』が最適だと判断しました。というのも、例えば一般的な前払い型のコンビニ決済を導入した場合、ファンがアスリートのプレーを目にし、応援のためにギフティングしたいと思ったとしても、一度コンビニに足を運ばなければなりません。

やはり、ギフティングの気持ちが高まっているのはアスリートのプレーや情報に触れた瞬間ですから、決済完了までに時間や手間がかかってしまうとファンの熱は下がってしまいます。「このアスリートを応援したい!」「資金不足を救う手助けをしたい!」という想いが最高潮の瞬間に決済を完了させるには『こんど払い byGMO』がベストだと思ったのです。

年間の寄付額は1,000万円を突破!『こんど払い byGMO』の利用率は約15%

− 『こんど払い byGMO』を導入してサービス全体にどのような成果が現れましたか?

先ほどお伝えした課題に照らしてお話しすると、まずは若年層から高齢者のなかでクレジットカード決済を使われない方もご利用可能となり、そして”応援したい瞬間にギフティングが完了する”という滑らかな決済体験も提供できるようになりました。

現在『こんど払い byGMO』の利用率は全体の15%ほどを占めています。おそらくクレジットカードとの比率は2対8くらいになると予想していますので、今後は全体の20%まで引き上がると考えています。

また、「unlim」のの寄付金額は開始して1年で1,000万円を突破しました。厳密な数字は公開しておりませんが、毎月ユーザー数や寄付金額は増えています。これも、『こんど払い byGMO』の導入でどなたにでもサービスをご提供できるようになり、寄付を断念するファンを減らせているからではないかと考えています。

− 『こんど払い byGMO』を導入するにあたって、技術的な工数はどれくらいかかりましたか?

弊社の率直な意見としては、技術的なハードルはあまり感じませんでした。そのため、実装段階で特に困った点はありませんでしたが、もし何かトラブルがあったとしても、GMO-PGさんのサポート体制は非常にフレキシブルなので不安は感じていません。

− 『こんど払い byGMO』を導入後にファンからトラブル等のネガティブな問い合わせはありませんでしたか?

決済まわりはファンからの操作に関する問い合わせやトラブルが発生しやすいポイントですので、我々も当初は注意深く準備していました。しかし、思ったよりもネガティブな問い合わせはなく、非常にうまく運用できているなという印象です。

寄付文化の浸透には時間が必要。一歩ずつアスリート支援のうねりをつくりたい

− 最後に「Unlim」の今後のビジョンを教えてください

「Unlim」は2020年2月にサービスを開始して約1年5ヶ月を迎えた今年7月に、登録アスリート・団体の数は200アカウントを超えました。登録競技数も66種目に上り、多くのアスリートに認知が広がったと感じています。

しかし、欧米と比べると日本にはまだ寄付文化が浸透していません。アスリートを応援する気持ちがないのではなく、単純に文化が形成されていないという問題だと考えています。どんな文化であっても、定着するには一定の時間がかかるはずなので、焦らず地道にサービスの改善と発信を続けていきたいと思います。

− では、スポーツギフティングの浸透のために「Unlim」の決済体験は今後どうあるべきだと思いますか?

市場のニーズに合わせて決済手段の多様化については継続して検討したいと考えます。その上で何度かお話しさせていただきましたが、ファンの共感や高ぶった感情に紐づいているのがスポーツギフティングというサービスだと考えています。『こんど払い byGMO』の導入によって大幅に改善しましたが、今後はよりファンの熱が冷めないスピード感で幅広いファン層のギフティングを後押しできるユーザビリティを提供していきたいです。

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