【Twitter共同開催セミナー】2015年業界注目の、最新Twitter活用法とは?

~セミナーレポート~

セミナー概要

テーマ

2015年1月開催

【Twitter共同開催セミナー】

2015年業界注目の、最新Twitter活用法とは?

開催日時

2015年1月29日(木)10:00~12:00

会場

東京・渋谷 セルリアンタワー 11階

講師

第一部 Twitter Japan株式会社 シニアストラテジックアカウントエグゼクティブ 長谷川 弥氏

第二部 GMOペイメントゲートウェイ株式会社 集客支援部 課長代理 シニアコンサルタント 菊池 真也

SNSを利用したマーケティング-近年のユーザー急増の背景から、今やどの業界においても重要とされ、今後も伸びが期待される領域である。
そこで、国内外でもっとも利用されているSNSの一つであり、弊社集客支援サービスでも運用型広告として取り扱いをしている「Twitter」を利用したソーシャルメディアマーケティングをテーマとして、本セミナーを開催するに至った。
今回は、第一部で特別にTwitter社の長谷川氏を講師に迎え、「Twitter」を利用した広告プロモーション戦略について語っていただいた。

まだ気温の上がらない午前中に開催したセミナーであったが、80社を超えるお客様にご来場いただき、終了後も講師の方への質問に列ができるなど、大盛況のうちに終了した。

【第一部】Twitterの最新動向と活用方法

会場の様子

第一部では、Twitter社の長谷川氏にご登壇いただき、Twitterの特徴、Twitter広告「プロモ商品」の紹介、そして実際のプロモ商品の活用事例を、映像なども交えて解説いただいた。

ご存知のように、Twitterは最大140字まで投稿できる「Tweet(つぶやき)」により、言語や文化の障壁なく、アイディアや情報を即時に発信・収集することができるSNSメディアである。
特徴は、至ってシンプル。「Live(今がわかる)」「Public(開かれている)」「Conversational(会話が生まれる)」「Distributed(拡散される)」-例えば、iPhoneの新作発表の際に、Apple CEOのTim Cook氏が新製品のiPhone6より投稿したツイートは、世界中で話題を呼んだが、

Tim Cook氏のツイート

Twitterではまさに、こういったリアルタイムのメッセージが多くの人に向けて発信され、そこから会話が生まれ、さらに拡散される。
こういったシンプルで使いやすい機能から、Twitterのユーザー数は数年で急激に伸び、Twitterのユーザー数は数年で急激に伸び、月間のアクティブユーザー数は現在2.84億人とされている。ツイート数も世界で1日あたり5億ツイートとされているが、日本でのツイート数はかなりの割合を占めている。日本でのTwitter利用は、2011年3月の東日本大震災以降に急激に活発になり、電話やメールに変わる新たな「情報伝達の手段」とされていることがうかがえる。

では、現在Twitterはどのような形でビジネス利用されているのか。
Twitter広告は「プロモ商品」と呼ばれ、種類は大きく分けて3つ。TwitterのPC画面左部に表示される「プロモトレンド」、タイムラインに表示される「プロモツイート」、PC画面右部の「プロモアカウント」である。プロモトレンドは多くのリーチ獲得が可能であり、新製品の発表やカレンダー上のイベントに合わせた商品名やサービス名などのプロモーションに利用される。

Twitter広告のイメージ

プロモアカウントは主にアカウントのフォロワー獲得に利用され、フォロー後のユーザー属性を抽出しさらなるマーケティング展開も可能だ。そして、ユーザーのタイムライン上に配信するプロモツイートだが、豊富なターゲティングでユーザーにリアルタイムでリーチし、リツイートによるオーガニックでの拡散も狙うことができる。
上記プロモ商品に、言語や興味関心、性別、デバイスなどの属性や、ツイート内容のキーワードなどに基づいた、様々なターゲティングを組み合わせることがTwitterでは可能だ。通常のペルソナ分析をTwitter独自のデータベースにより高精度のターゲティングへと変換しプロモーションへ活かすことができるため、企業による利用も増えており、今後更なる伸びが期待できる。とりわけ、ここ最近は動画を利用したツイートによるプロモーションや、TV番組とのTwitterにおける#ハッシュタグの連動による事例も増えてきているという。

国内のプロモーション事例は、下記URLより閲覧ができるとのこと。
https://biz.twitter.com/ja/success-stories

【第二部】現場のホンネ。Twitter広告実践編

会場の様子

第一部で長谷川氏に解説いただいた内容を受け、第二部では、実際の運用事例をメインに弊社、集客支援部・菊池が登壇。今回の講演では、現在のプロモーショントレンドの現状を解説し、その上で弊社集客支援部におけるTwitter広告の運用事例を3つ紹介した。

菊池も、前職広告代理店からの経験を生かし、リスティング広告やディスプレイ広告だけでなく、多くのソーシャルメディアマーケティングを手がけてきているが、ここ最近のSNS広告のトレンド、とりわけスマートフォンとソーシャルメディアとの結びつきにはやはり注目している。トラフィックが急増しているスマートフォンデバイスと、ユーザーとの結びつきがますます強まるソーシャルメディアに、今後のSNSを使ったプロモーションの鍵があると言及。

ソーシャル広告の具体的なアクション

とりわけTwitterは、匿名性による拡散のしやすさにより、ファン拡大の爆発力がある。また、スマートフォンなどのポータブルデバイスによりリアルタイムでどこでも人々の生活に入り込むことができる。各媒体の特性を掴み、広告のPDCA(設計・運用・検証・改善)サイクルをまわしていくことで、成果を最大化していくことが、Twitter広告のようなソーシャル広告を運用する上で重要といえる。

会場の様子

また、菊池はこれまでのTwitter広告運用経験から、アパレル・人材(バイト求人)・英会話スクールと3パターンのクライアント様事例を紹介。それぞれ、実店舗への送客、サイト新規ユーザー獲得、アプリダウンロードを目的にキャンペーンを進め、目的に沿った好成果を生み出している。これらのキャンペーンを進めていく中で、クリエイティブの定期的な変更・ABテストなどのリスティングにも通じる運用に加え、Twitterならではの他社公式アカウントのフォロワーへのターゲティングなどを活用してPDCAを回していったことがキャンペーンの成功の鍵となった。とりわけ、他のSNS媒体と比べTwitterにおいては、現段階ではまだ競合が少ないことも事実であり、クリック単価が低い傾向にあるとのこと。Twitterによるプロモーションを検討している方には良いニュースなのではないだろうか。

【総括】セミナーを終えて

Twitterのビジネス利用は全体としても間違いなく増えてきているが、本格的なプロモーションへの利用にはまだ足踏みをしている、あるいは試行錯誤しながら利用している、そんなマーケティング担当の方も本セミナーの参加者にも多かったのではないだろうか。
Twitter広告によるプロモーションを知ってもらい活用してもらうきっかけとなれば、との思いで開催したセミナーであったが、熱心にメモを取られたり、講師の話にうなずいたりするお客様も多く見られたのが印象に残った。

セミナーご参加のお客様の声 アンケートより

O社様
「Twitter社の方のお話、実際の事例など、なかなか聞けないお話がたくさんありタメになりました。ありがとうございます。」

S社様
「以前GMO-PGさんのFacebookセミナーに参加して勉強しました。今回は、Twitterセミナー。GMO-PGさんはソーシャルメディアに強い代理店なので頼りにしています!」

N社様
「Twitter広告の新しい機能や事例を聞ける機会をいただき大変有意義な時間となりました。今後もできるだけセミナーには参加したいと思います。」

ご多用の中ご参加いただきました各社様、誠にありがとうございました。 今後も、皆様のビジネスにおいて有用なソーシャルメディアマーケティングの情報を提供できるようなセミナーを開催していきたいと思っております。

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